太い髪をストレートにする方法

太い髪をストレートにするのは大変なことだ。しかし、そのプロセスに挫折したことがあっても、ピンストレートの髪を手に入れる望みを捨てる必要はない。正しい方法で髪を整え、正しい道具を使えば、どんなに太い髪でも、なめらかでツヤのあるストレートヘアにすることができるのです。

パート1

縮毛矯正の準備

1. 髪を洗い、コンディションを整えます。縮毛矯正は、きれいで栄養のある髪から始めるのが一番効果的です。髪に熱を加える前に、髪を傷めないように、優しいシャンプーで洗いましょう。髪にしっかりと水分を与えるために、ストレート・コンディショナーを使う。一般的に、アルガンオイル、ココナッツウォーター、マカデミアオイルなどの保湿成分が含まれており、髪をなめらかにしてくれます。

   • 太い髪は乾燥しがちなので、特に脱水している場合は、保湿効果のあるシャンプーで洗い、さらに潤いを与えましょう。
   • 髪の乾燥やダメージがひどい場合は、縮毛矯正の前にディープ・コンディショニング・マスクを使うとよい。ディープコンディショニングマスクは従来のコンディショナーよりも濃厚で、通常10～20分間髪につけてから洗い流します。
2. 髪をタオルドライする。洗髪とコンディショニングが終わったら、タオルで髪が湿る程度に乾かします。ブローする前に髪を部分的に乾かしておくと、ストレートアイロンを使う場合に重要な、髪に熱を加える時間が短くなります。

   • 髪を乾かすときは、マイクロファイバータオルを使うと効果的です。この素材は従来のコットンよりも吸水性がよく、柔らかいので、乾かしている間にキューティクルを荒らすことがありません。
3. ヒートプロテクタントを塗る。熱は髪に大きなダメージを与えるので、ブローやストレートをする前に髪を保護することが大切です。ヒートプロテクト剤は髪をコーティングするので、髪が焼けにくく、乾燥しにくくなります。ヒートプロテクトのスプレーやローションがありますが、太い髪にはクリームが最適です。

   • アルガンオイルもヒートプロテクタントとして使えます。
   • ヒートプロテクトは少量で効果があるので、つけすぎないように。髪の長さを軽く覆う程度の量を使いましょう。頭頂部や頭皮に塗る必要はない。
4. 丸いブラシでブローする。太い髪はストレートにするのに少し手間がかかるので、最初にブローするのが効果的です。髪を乾かすときは、毛先が丸いブラシを使う。ブラシで髪をかき分けて、できるだけまっすぐな髪にする。髪が完全に乾いてからストレートアイロンを使いましょう。

   • 湿った髪にストレートアイロンを使ってはいけません。髪の水分が沸騰してしまうので、深刻なダメージや切れ毛の原因になります。
   • 髪が熱くなりすぎないように、ドライヤーの温度設定をホットとクールで切り替えながら乾かしましょう。
   • ブラシは天然毛か、天然毛と合成毛の組み合わせのものを選びましょう。合成毛だけのブラシを使うと、縮みの原因になることがあります。
   • 髪に熱を加えすぎるのが心配な場合は、自然乾燥させることもできます。ただし、完全に乾いてからにしましょう。髪が極端に太かったり、カールしていたり、ウェーブがかかっていたりする場合は、できるだけストレートにするために、丸いブラシでブローする必要があるかもしれません。

パート2

ストレートアイロンを選ぶ

1. サイズを間違えないこと。ストレートアイロンやフラットアイロンには、さまざまなサイズのプレートがついています。一般的に、髪が太ければ太いほど、プレートも大きくなります。太くてザラザラした髪には、1～2インチのプレートが必要です。その方が、短時間で広い面積をカバーできます。

   • 肩より上かそれ以下の長さの太い髪には、プレート幅が1～1.5インチのものを選びましょう。
   • 肩以上の長さの太い髪には、プレート幅が1.5～2インチのものを選びましょう。
2. 熱設定が変えられるものを選びましょう。ストレートアイロンの中には、弱、中、強の熱設定しかないものもあります。しかし、正確な温度を選べるアイロンを選ぶのがベストです。できるだけ少ない熱量で髪をストレートにしたいので、温度設定が選べるものが便利だからです。

   • 太くてザラザラした髪の場合、ストレートアイロンは通常350～400度に設定する必要があります。
   • ストレートアイロンを使うときは、まず350度から始め、その温度でうまく髪がまっすぐになるかどうか確かめてください。熱さが足りない場合は、10度ほど調節し、十分な熱さになったら止めます。
3. プレートの材質は慎重に選びましょう。ストレートアイロンのプレートには、数種類の素材があり、髪へのダメージが大きいものとそうでないものがあります。太い髪のストレートアイロンに最適なのは、セラミック、チタン、トルマリンでできたプレートです。また、マイナスイオンを放出し、髪をなめらかに、つややかにしてくれます。

   • セラミックやテフロン加工のプレートでできたストレートアイロンは避けましょう。熱が均一に伝わらないので、太い髪が乾燥しやすくなります。

パート3

アイロンを使う

1. アイロンを熱します。ストレートアイロンが適温になるには、通常数分かかります。アイロンのプラグを差し込み、説明書に従って熱設定を調整します。ほとんどのアイロンは、適切な温度に達すると、ビープ音が鳴るか、特定の場所が点灯して知らせてくれます。

   • ストレートアイロンが完全に熱くなるまで待ってから髪に使いましょう。温度が低すぎると、髪を完全になめらかにするために、同じ部分の髪を何度もやり直すことになり、髪によくありません。
2. 髪を分ける縮毛矯正をかけるときは、髪全体をなめらかにするために、小分けにするのがベストです。特に太い髪はストレートにするのが難しくなりがちです。まず髪を半分に分け、上の部分を頭にクリップで留めます。下半分は、アイロンのプレートの大きさにもよりますが、およそ1～2インチの幅に分けます。

   • 髪をセクションに分けることで、すでにストレートにしたセクションに誤ってアイロンをあててしまい、熱を与えすぎてしまうのを防ぐことができます。
   • 髪が太ければ太いほど、ストレートをかけるセクションの数を増やします。
   • 下のセクションのストレートを終えたら、上半分のクリップをはずし、髪をなめらかにします。
3. アイロンは流れるように動かします。髪の根元から3cmほど下の部分から、ストレートアイロンを滑らせるように動かします。アイロンが他の部分より長く留まらないように、ペースを一定に保ちましょう。

   • 完全にストレートにするためには、髪のセクションによっては何度もやり直さなければならないこともあります。
   • 手鏡を使って後頭部のセクションを見ると、思い通りのまっすぐで滑らかな仕上がりになります。
4. 頭頂部の根元に近づく頭頂部の髪のセクションは、ストレートの動きを調整する必要があります。ストレートアイロンをできるだけ根元に近づけられるように、頭皮から離して持ち上げ、頭から外側にアイロンを引くと、最もなめらかに仕上がります。

   • アイロンを髪の上から頭から離すように動かしながら、髪ができるだけまっすぐになるようにしっかり押さえます。
5. ツヤ出し剤をつけるストレートの仕上げに、シリコン系のツヤ出し剤をつけるとよいでしょう。太くてザラザラした髪には、美容液が最適。手のひらに2～3滴とり、両手で挟むようになじませる。髪全体に軽くなじませ、毛束が光に当たるようにコーティングする。

   • ツヤ出し美容液はつけすぎに注意。髪が油っぽく見えてしまうことがあります。
   • 通常、髪の根元は最も健康的な部分なので、特別なツヤは必要ありません。ツヤ出し剤は髪の長さだけにつけましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Straighten Thick Hair 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。