ヘアリラクサーの塗り方

ヘアリラクサーは、別名縮毛矯正とも呼ばれ、自然なカールやウェーブのある髪に使用することで、よりストレートでなめらかな外観を得ることができる。化学薬品を使用するため、髪をリラックスさせる際には注意が必要です。適切なリラクゼーションを行うには、リラクゼーション剤の選択、髪の準備、リラクゼーション剤の塗布、リラクゼーション剤の除去、そしてヘアケアの習慣を身につけることです。

その1

リラクサーを選ぶ

1. 頭皮が敏感な人は、ノーライ・リラクサーを使いましょう。リラクサーには大きく分けて2種類あります。どちらも利点と欠点があるが、頭皮が敏感な人は、痛みや刺激が少ないノーライ・リラクサーを選ぶべきである。

   • ただし、ノーライ・リラクサーは髪を乾燥させることが多い。そのため、頭皮が敏感でない人は、灰汁入りのリラクサーを使うことを検討すべきである。
2. 普通の髪から太くて粗い髪には、普通の強さのリラクサーを使いましょう。リラクサーによって強さが異なります。自分の髪の太さや質感に合わせて、リラクセラーの強さを選びましょう。ほとんどの場合、「普通」の強さのリラクサーで十分です。

   • 髪が細かったり、カラーリングしていたり、傷んでいたりする場合は、マイルドな強さのリラクサーを使いましょう。
   • 髪が太く、ごわごわしている場合は、「スーパー」ストレングスのリラクサーを試してみてください。リラクサーの使い方を誤ると、切れ毛の原因になることがあります。
3. リラクサーの説明書をよく読みましょう。リラクサー・キットの説明書をよく読み、すべてを理解するようにしましょう。髪をリラックスさせるのは比較的簡単ですが、危険なことでもあります。説明書や警告をよく読み、自分の安全を確保しましょう。

パート2

髪の準備

1. 髪をほぐす前にシャンプーをしたり、頭皮を掻いたりしないでください。頭皮に何らかの炎症があると、リラクサーを塗布する際に痛みを伴います。そのため、少なくとも施術前の1週間は、髪を洗ったり、頭を掻いたりしないほうがよいでしょう。

   • うっかり頭皮を掻いてしまうと、リラクサーで頭がヒリヒリする可能性が高い。
2. 手袋とケープを着用する。危険な化学物質を扱うことになるので、皮膚に害を与えたり、衣服を傷めたりする可能性があります。美容師用のケープとビニール手袋を用意し、リラクサーを扱う前に装着して、危害や損傷を防ぎましょう。
3. こぼれた場合に備えて、タオルを2、3枚用意しましょう。万が一こぼしてしまった時のために、タオルを1、2枚スタンバイしておきましょう。扱っている化学薬品が衣類や家具など、触れたものを汚す可能性があるので、こぼしたらすぐに拭き取るのがベスト。
4. 頭皮と髪の生え際に保護ベースクリームを塗る。リラクサーは肌に刺激を与える可能性があるため、頭皮を保護するベースクリームを頭皮に直接塗るのがよい。髪を複数に分け、頭皮にベースを塗る。生え際や耳の周りにもベースを塗るのを忘れずに。

   • 石油ゼリーも十分な保護下地となる。
5. 髪を4～6セクションに分ける。クシで髪を均等に4～6分割する。プラスチックのヘアクリップか輪ゴムでセクションを固定する。金属製のヘアタイやクリップは避けてください。

パート3

リラクサーをつける

1. プラスチックのボウルで製品を混ぜます。通常、ヘアリラクサーはクリームやペースト状になっており、リラクサーの化学的プロセスを完了させるために、それと混合する必要がある化学物質があります。プラスチック手袋をはめたまま、指示通りに製品をプラスチックボウルに入れ、混ぜます。
2. 新しく伸びた髪にリラクサーを少しずつ塗布します。コームかアプリケーター・ブラシの反対側を使い、厚さ1.3cm以下の髪を小分けにします。アプリケーター・ブラシを使って、新しく生えてきた髪にリラクサーを丁寧に塗ります。この作業を、すべてのセクションに行き渡るまで何度も繰り返します。

   • リラクサーを塗ったことがない場合は、髪全体に塗ります。リラクサーを塗ったことがある人は、根元だけに塗ってください。
   • リラクサーが頭皮につかないようにする。
   • 新しく生えていない髪の部分にはリラクサーをつけないようにしましょう。髪を傷める原因になります。
3. うなじと生え際は最後に塗る。生え際は、人に見られたときに一番最初に目に入る部分なので、生え際にリラクサーをつけすぎないように注意したい。また、うなじは髪の処理が早くなりやすいので、リラクサーを塗るのを待ちましょう。処理しすぎると、見苦しい切れ毛になることがあります。
4. 新しく生えてきた髪を櫛の背でなめらかにする。リラクサーを塗布したら、リラクサーを塗布したすべての髪に戻ります。髪がまっすぐになるように、クシの背を使って髪を滑らかにします。

   • 髪をとかさないでください。
5. タイマーを10分か15分にセットする。ほとんどのリラクサーは10～15分ほど放置すればよいのですが、リラクサーによって必要な待機時間は異なります。タイマーをセットする時間は、箱に記載されている時間にしてください。指示された時間を厳守してください。

   • ボーンストレート」にするために、リラクサーを長くつけっぱなしにする人もいますが、一般的には、決められた時間にリラクサーを外した方が、髪にコシが出るので魅力的です。また、長くつけすぎると髪が傷むことがあります。

パート4

リラクサーを落とす

1. 少なくとも5～7分間、髪をすすぎます。時間が経ったら、心地よいお湯でリラクサーを数分かけて洗い流します。髪を保護するためには、できるだけ多くの製品を髪から取り除くことが重要です。すすぎには5分以上かけましょう。
2. 髪のコンディションを整える。すすいだ後、濡れた髪に通常の保湿コンディショナーをマッサージするようになじませ、塗布した直後にすすぎます。キューティクルが開いているシャンプー前に行うことが重要です。キューティクルが開いている状態の方が、コンディショナーはより効果的に髪に潤いを与えることができる。
3. 中和シャンプーで洗う最後に、中和シャンプーで髪を洗い、化学的なプロセスを止めます。こうすることで、リラクサーが髪から完全に取り除かれます。
4. 髪をすすぎ、いつも通りにスタイリングする。中和シャンプーを十分に洗い流し、ヒートプロテクト剤をスプレーし、お好みでドライヤーをかけます。あとは好きなようにスタイリングしてください。フラットアイロンでストレートに仕上げれば、スマートなスタイルが完成する。

パート5

リラックスヘアのお手入れ

1. 8～10週間に一度、根元をほぐしましょう。リラックスヘアのスマートな見た目にこだわりたいなら、8～10週間ごとにリラクサーを塗布する必要があります。その際、新しく伸びた髪だけにリラクサーをつけるようにしてください。そうしないと、髪が傷んでしまいます。
2. 髪を保湿しましょう。すべてのリラクサーは、ある程度髪を乾燥させる傾向があります。髪を柔らかく、絹のような滑らかな状態に保つために、リーブインコンディショナーや深部まで浸透するライトオイルで毎日髪に潤いを与えましょう。

   • 週に一度は、プロテイン・トリートメントや保湿マスクで髪をディープ・コンディショニングしましょう。
3. 硫酸塩フリーのシャンプーを使いましょう。硫酸塩を含むシャンプーは、髪から天然のオイルを奪い、髪を乾燥させます。髪ができるだけ水分を保つように、硫酸塩フリーの優しいシャンプーでシャンプーするようにしましょう。
4. 6～8週間ごとに髪を整える。髪をリラックスさせると、毛先が多孔質でもろくなり、枝毛ができやすくなります。髪を健康に保つためには、少なくとも6～8週間に1度、あるいは毛先がほつれてきたと感じたらその都度、整髪しましょう。
5. ヒートスタイリングツールの使用を控えましょう。フラットアイロンやカールアイロンなどのヒートスタイリングツールは、髪を弱らせ、切れやすく傷みやすくします。できるだけ、熱を加えるスタイリングツールの使用を控えましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 How to Apply a Hair Relaxer 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。