ジェルを使わずに髪をスタイリングする方法

ヘアジェルは髪をセットするために使われる最も一般的なスタイリング剤だろうが、それだけではない。ヘアクレイのような他の製品は、ジェルよりも軽いホールド力で、一日中髪型を変えることができる。ヘアワックスも髪を手直しできるが、もう少しホールド力があるので、髪をすっきりとなめらかに保つことができる。ヘアスプレーは、風の強い日でも髪型をキープできるよう、最も強力なホールド力を発揮する。

知っておきたいこと

• 小豆大のヘアクレイを手に取り、髪全体にまんべんなくなじませる。コームやブラシでスタイリングする。
• または、ヘアワックスを手のひらで温める。その後、ワックスで髪を好きなスタイルに整え、必要に応じて付け足す。
• スタイリング後、ヘアスプレーをたっぷりと髪に吹きかけ、セットする。

方法1

ヘアクレイを使う

1. 髪を洗い、ドライヤーで十分に乾かします。シャンプーとコンディショナーで髪を洗い、タオルドライする。ドライヤーで髪を完全に乾かします。ドライヤーを髪を乾かす方向に向けてください。

   • 軽めのキープ力がお好みの方は、髪がまだ湿っているが水滴が落ちていない状態でドライヤーを止めてください。
   • ヘアトニック、リーブインコンディショナー、ヒートプロテクトスプレーなど、スタイリング前の製品を使う場合は、ブローの前にそれを髪になじませます。
2. 小豆大のヘアクレイを手のひらでこすり、温める。この作業は5秒から10秒かかる。クレイが指や手のひらに薄く均一に行き渡るようにする。手のひらに粘土が残らないようにする。

   • ヘアクレイの正確な量は、髪の長さによって異なります。ショートヘアの場合、一般的に豆粒大が1つ、ミディアムヘアの場合は2つ必要です。ヘア・クレイは後からいつでも重ねづけできるので、最初は控えめに。
   • ヘアクレイはマットな仕上がりで、固形のものを選ぶこと。
3. クレイを髪全体にまんべんなく行き渡らせる。髪の根元から毛先に向かって手でなじませる。髪にクレイを薄く塗った状態にする。

   • おでこの上の前髪に大量に残ってしまわないように、頭の後ろから前に向かって作業するのがベスト。
4. 指、クシ、ブラシで髪をスタイリングする。指が一番自然なスタイルになります。ブラシは、ポニーテールや後れ毛を出したスタイルなど、よりすっきりとしたスタイルにするのに適している。コームは、.N.ヘアスタイルにしたい場合に最適です。

   • 髪にボリュームを出したいなら、ヘア・クレイがいい。
   • 髪をセットするのに、もう少し量が必要だと感じたら、豆粒大の量をすくって、それを繰り返す。
5. 髪のハネを抑えるために、ヘアクレイをほんの少し多めに使ってヘアスタイルを直す。指先でクレイを薄くすくい、手のひらでこすって温める。最後に、ヘアスタイルの外側を軽くコーティングして、ホールド力を高める。

   • ヘア・クレイは、ショートヘアやミディアムヘアのかなりナチュラルなヘアスタイルに最適です。
   • 硬く乾かないので、一日中ヘアスタイルを変えられる。

方法2

ヘアワックスでスタイリング

1. 髪を洗って乾かします。シャンプーとコンディショナーで髪を洗います。ブローするか、自然乾燥させる。ワックスは少し湿った髪か、完全に乾いた髪につける。

   • 清潔な髪にスタイリングするのがベスト。少しの油分でも、ヘア製品の効果を台無しにしてしまいます。
2. 小豆大のワックスを柔らかくなるまで手のひらでこする。手の熱でワックスが乳化します。ワックスは手のひらに薄く均一に伸ばします。指にワックスの塊が残らないようにします。

   • ヘアワックスには2種類あります。水性ワックスは洗い流すのが簡単だが、ワックスベースのワックスは髪から落とすのにディープクレンジングシャンプーが必要だ。一日の終わりに髪をきれいにするために、どちらの種類を購入したかを再確認してください。
3. ワックスをつけた手で、髪を希望のスタイルに整える。ショートヘアの場合は、髪の表面を手のひらでブラッシングし、ワックスを薄くつけます。その後、手ぐしで髪の形を整えます。ワックスをつけた髪を指や櫛でかきあげると、すっきりします。

   • 髪が太い人は、ブラシを使って髪を平らにする必要があります。そうしないと、ところどころ膨らんで見えるかもしれません。
   • ヘアワックスは、髪の長さにメリハリをつけることもできます。髪全体にワックスをなじませるのではなく、ワックスをつけた指先で毛先をくるくるとなじませます。髪の根元や中途半端な長さにはつけないこと。
   • ヘアワックスには、髪をハネさせ、骨格を整える効果もあります。ワックスを指先でカールの毛先になじませる。
4. もっとはっきりさせたい場合は、ワックスをもう1層足す。小豆大のワックスで髪を完全に固められない場合は、指でもう一回小豆大のワックスをすくいます。乳化するまで手のひらで前後にこすり、元のワックスの上に重ねて髪になじませる。

   • 髪が固まるまで、小豆大の量で作業を続ける。つけすぎに注意。つけ足すのは簡単だし、一度つけた製品を髪から落とすのは（髪を洗う以外には）ほとんど不可能だ。
5. 仕上げにワックスを少量つける。指先で少量のワックスをすくいます。ワックスを指先で前後にこすりながら温め、ハネ毛や抜け毛を指でかき分け、ヘアスタイルを整える。

   • ワックスは硬く乾かないので、一日中ヘアスタイルを手直しすることができる。ただし、ワックスは厚みがあり、髪質によってはスタイリングしにくいこともあるので、いつもうまくいくとは限らないことを覚えておこう。
   • また、外出中に大がかりなリタッチをするつもりなら、ヘアワックスを財布やポケットに入れて持ち歩くこともできる。

方法3

ヘアスプレーを使う

1. ヘアスプレーは好みの仕上がりに合わせて選びましょう。ヘアスプレーによっては、ホールド力が強いものもあります。また、ツヤと輝きを与えるものもある。選んだヘアスタイルに最適なのはどのタイプかを見極めましょう。

   • 例えば、オイリーな髪質の人は、「ウルトラシャイン」「ダイヤモンドグロス」などと書かれたヘアスプレーは避けたほうがいいでしょう。これらは髪を油っぽく見せてしまう。
   • また、砂糖ヘアスプレーを使った天然素材のDIY製品もあります。砂糖ヘアスプレーを作るには、1カップ（240mL）の水を沸騰させ、小さじ2杯（9.9mL）の砂糖を加え、溶けるまで混ぜる。混ぜたものを冷ましてから、空のスプレーボトルに入れる。
2. ドライヤーなどで髪をスタイリングする。ヘア・スプレーは、ヘア・クレイやワックスなど、他の製品と組み合わせて使うことで、よりしっかりとしたホールド力を得ることができる。また、丸ブラシなどのスタイリングツールを使って、理想のスタイルを作ることもできる。

   • ヘアスプレーは、カールアイロンと組み合わせて使うことも多い。
   • ヘアスプレーは、1日中髪の骨格やボリュームをキープするのにも最適です。
3. ヘアスプレーを手に吹きかけ、髪の表面を軽くブラッシングする。ヘアスプレーをつけた手で、髪のハネを拾い、サイドを整えます。ヘアスプレーでセットする前に、スタイルが思い通りになることを確認したい。ミディアムやストロングホールドのヘアスプレーを使うと、スプレーした後にヘアスタイルを直すのが難しくなります。より柔軟なスタイルにしたいなら、ソフトホールドのヘアスプレーを選びましょう。

   • 頭の両側からスプレーしやすいように、片手にスプレーし、片方ずつスプレーするのがベスト。
   • ヘアスタイルをセットする準備ができたら、ヘアスプレーをつかんで素早くスプレーする必要があるので、このプロセスではヘアスプレーが手の届くところにあることを確認してください。
4. 髪全体にスプレーして、しっかりと固定する。スタイルが思い通りに決まったら、ヘアスプレーのボトルを軽く振る。ボトルを腕の長さくらいに持ち、髪全体にスプレーしてヘアスタイルをコーティングする。一か所に長くスプレーしすぎないように、頭の周りを円を描くように動かします。

   • 髪が飽和状態になり、厚く、固まり、重くなるのを避けるため、スプレー中は手を動かし続けること。
   • ヘアスプレーが目に入らないように、もう片方の手で目を保護する。
5. ヘアスプレーが乾くまで待ってから髪に触れる。ヘアスプレーは乾くまで10秒から20秒ほどかかります。乾く前に触ってしまうと、髪が油っぽく見えてしまいます。また、せっかく時間をかけて完成させたヘアスタイルが変わってしまう可能性もある。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Style Hair Without Using Gel 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。