クリップイン・ヘアエクステンションのお手入れ方法

普通の髪と同じように、クリップイン・エクステンションも良い状態を保つためにお手入れが必要です。合成のエクステンションも本物のエクステンションも、お手入れにかかる時間はほんの数分です。定期的なお手入れをすることで、エクステンションをつけたときに、よりつややかで美しい状態を保つことができます。

方法1

エクステンションを洗う

1. エクステンションのもつれをとります。歯幅の広いコームか毛先の柔らかいブラシで、エクステンションにブラシを通します。エクステンションの下から7.6～10.2cmのところからブラッシングを始め、もつれを取り除きます。もつれがなくなるまでブラッシングを続けます。

   • 絡まったエクステンションを洗おうとすると、大変なことになるかもしれません。
2. 清潔なシンクか洗面器にぬるま湯を入れます。蛇口をひねり、熱すぎたり冷たすぎたりしていないか確認します。シンクや洗面器の半分くらいまでお湯を入れるか、エクステンション全体が浸かるくらいまでお湯を入れます。

   • シンセティック・エクステンションは熱に弱いので、冷たい水を使うのがベストです。
3. 豆粒大のシャンプーをシンクに入れてかき混ぜる。硫酸塩やアルコールなどの添加物があまり入っていないシャンプーを使う。シンクか洗面器に少量入れ、泡が立つまでかき混ぜる。

   • 人工毛のエクステンションを洗う場合は、人工毛専用のシャンプーを使いましょう。ネットで購入できます。
4. ぬるま湯の中でエクステンションをマッサージします。エクステンションの根元をウィッグクリップの真下に持ち、残りの部分を石鹸水に浸します。指でエクステンションにぬるま湯をなじませ、髪にたまった汚れや蓄積物を取り除きます。

   ヒント：エクステンションの本数が多い場合は、ウェフトを小分けにするとよいでしょう。急いでいる場合は、個々のエクステをヘアタイで結び、一度にきれいにします。
5. ぬるま湯でエクステを洗い流す。洗ったエクステを清潔なタオルの上に置く。ウェフトを脇に置いたら、石鹸水を切り、洗面台かシンクにきれいなぬるま湯をためます。石けん水をつけたエクステをきれいな水に浸し、きれいな水道水でヨコ糸にぬめりがなくなるまで洗います。

   • 一度にすべてのぬめりを洗い流すことはできないかもしれません。ヨコ糸から滴り落ちる水が透明になるまで、すすぎを続けてください。
6. 小豆大のコンディショナーを髪の1本1本になじませる。コンディショナーは保湿効果のあるものを使い、根元ではなく、中間から毛先にかけてつける。 コンディショナーを1時間以上なじませる。エクステンションをより長持ちさせたい場合は、オーバーナイトコンディショナーを使用します。

   • ウェフトを一晩コンディショニングする場合は、根元をヘアタイで結び、エクステンションをねじってシャワーキャップで固定します。
   • コンディショナーを使うと、髪が本当にサラサラで柔らかくなります。
7. 残ったコンディショナーはぬるま湯で洗い流す。水道の蛇口をぬるめにして、コンディショナーをつけたウェフトを水道の下に置く。残ったコンディショナーを指でこすり落とします。
8. 冷水をエクステにかけ、コンディショナーの効果を閉じ込めます。水道の蛇口を本当に冷たい設定に切り替え、ウェフトをすすぎ続けます。コンディショナーを髪に浸透させるために、先ほどコンディショナーをつけた髪をすべて洗い流します。

   • 合成のウェフトをお使いの場合は、このステップを気にする必要はありません。
9. エクステンションを清潔なタオルの上で自然乾燥させます。清潔なタオルを丈夫な場所に置き、その上にウェフトを広げます。ウェフトができるだけ平らで、重なっていないことを確認します。エクステンションを指で軽くとかし、残っているもつれを取り除きます。

   • ウェフトが乾いているかどうか、定期的にチェックしてください。おそらく一晩、あるいはそれ以上乾かす必要があるでしょう。

方法2

衛生的な習慣を身につける

1. ウェフトの定期的なお手入れのスケジュールを決めましょう。特に頻繁にエクステンションを装着する場合は、1週間のうち、または1ヶ月のうち、時間を決めてエクステンションをお手入れしてください。人工毛のエクステンションの場合は、できれば週に1回程度、本物のエクステンションの場合は、6～8回着用するごとに洗うようにしましょう。

   • 誰にでも当てはまるような、厳密な洗浄スケジュールはありません。それほど頻繁にエクステンションを着用しないのであれば、それほど頻繁に洗浄する必要はありません。
2. エクステンションを結んで、箱に入れて保管します。普通のヘアタイを用意し、エクステンションの根元、ヨコ糸から1～2インチ（2.5～5.1cm）のところでねじり、クリップで留めます。エクステンションが縮んだり絡まったりしないように、慎重にエクステンションが入っていた箱に入れます。

   • 元の箱が手元にない場合は、丈夫な袋などを使ってエクステを保管してください。
3. 定期的にエクステをブラッシングしましょう。1日1回、エクステンションを優しくブラッシングすることで、良いコンディションを保つことができます。 広い歯のコーム、柔らかい毛のブラシ、またはワイヤーブラシを使って、髪のもつれや引っかかりを優しく取り除きます。エクステンションの下3～4インチ（7.6～10.2cm）からブラッシングを始め、ゆっくりと上に向かってブラッシングします。髪がサラサラになるように、ブラッシングは常に下方向から行いましょう。

   • クリップイン・エクステンションは、本物の髪と同じようにとかします。自分の髪にブラシを通さないなら、エクステにもブラシを通さないでください。
4. スタイリングする前に、地毛のウェフトにヒートプロテクトスプレーを吹きかけます。ウェフトの表面全体、少なくともカールやストレートをする部分にスプレーしてください。このスプレーはエクステを長持ちさせるのに役立ちます。

   警告合成繊維のウィッグにストレートアイロンやカールアイロンを使用しないでください。
5. ウィッグ専用のブラシ、コーム、シャンプーに投資しましょう。エクステンション専用のコームやシャンプーをネットで調べたり、お近くの美容用品店で購入しましょう。特に頻繁にエクステンションをつける場合は、ウィッグ専用の製品を買いだめするようにしましょう。

   • どの製品を使ったらいいかわからない場合は、スタイリストや美容室の店員におすすめの製品を聞いてみましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Care for Clip in Hair Extensions 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。