シンセティック・ヘアの巻き方

合成毛は多くの利点がありますが、カールが難しいことで有名です。合成毛は基本的にプラスチックなので、高熱にさらされると溶けてしまうからです。 スタイルを変えて、合成毛のウィッグやエクステンション、編み込みをカールさせたい場合は、熱を弱くしたり、お湯につけたり、ピンクリップでカールを留めたりするだけです。ちょっとしたお手入れで、人工毛は美しいカールを保つことができます。

方法1

カールアイロンで巻く

1. 髪を巻けるかどうかを判断します。人工毛のエクステンションやウィッグを使う場合は、製品のラベルを読んで、加熱できるかどうかを確認しましょう。ラベルには、その合成毛がどれくらいの熱に耐えられるかが書いてあるはずです。熱に耐えられるかどうかわからない場合や、編み込みをカールさせたい場合は、髪のごく一部をテストカールして、溶けるかどうかを確認してください。

   • 合成毛が溶けるかどうかをテストする場合は、溶けたとしても目立たないように、少し隠れる毛を選ぶようにしてください。
2. 髪を分け、カールアイロンを熱する。カールの大きさを決め、髪を分けます。カールを小さくしたい場合は、髪をいくつかに分ける。大きなカールにしたい場合は、髪をいくつかに分ける。クリップで髪を頭に固定する。カールアイロンを一番弱い設定にする。

   • エクステンションやウィッグを巻く場合は、マネキンの頭に髪を置くか固定する。
3. 髪に水をスプレーする。各部分が完全に濡れるように髪を濡らしますが、水が垂れることはありません。手を濡らして髪に指を通すか、スプレーボトルで髪が完全に濡れるまで吹きかけてもよい。

   • 人造毛を濡らすことで、髪が溶けるのを防ぎ、カールをキープしやすくなります。
4. 髪の各部分を巻きます。予熱したカールアイロンを、濡らした髪の一部分に巻きつけ、巻いていきます。髪が温かく感じ始めるまでカールアイロンを固定します。そっとカールアイロンをカールからはずします。残りの髪を巻き続けます。

   • カールをしっかりつけたい場合は、完全に冷めるまでカールを頭にピンで固定する。こうすることで、カールの形が長持ちします。

方法2

お湯で巻く

1. 人工毛を保湿します。クリーム状の保湿剤を手のひらに少量とり、両手をこすり合わせながら髪になじませます。両手をこすり合わせ、保湿剤を人工毛になじませます。保湿剤は、合成毛髪がカールを保持するのを助ける。

   • クリーム状の保湿剤の代わりにオリーブオイルを使ってもよい。
2. パーマロッドに髪を巻きつける。カールの大きさを決め、いくつかのサイズのパーマロッドを並べます。髪を小分けにして、パーマロッドに巻きつける。毛先をキャップで覆い、ロッドにしっかり巻きつける。これを、すべての髪をパーマロッドに巻きつけるまで続ける。

   • カールの大きさを変えるために、パーマロッドの大きさを変えてみましょう。よりナチュラルに仕上げるには、首筋や後頭部付近のカールを大きめに、ゆるめにします。顔の近くのカールは小さめのパーマ棒を使い、小さくタイトに。
3. パーマロッドをお湯につける。マグカップに水を2/3ほど入れ、1分ほど温める。髪をつけたパーマロッドを慎重にお湯につけ、マグカップの中で15～20秒ほどキープする。パーマロッドを持ち上げ、他のパーマロッドも1本ずつ浸す。

   • お湯が冷めてしまったら、温めなおしてパーマロッドをつけ続ける。
   • お湯の取り扱いには常に注意してください。マグカップが熱くて扱えない場合は、素手でつまめるくらいになるまで待ちましょう。
4. 髪を乾かす。パーマロッドに髪を入れたまま冷まし、完全に乾かします。それぞれのカールロッドに巻いた髪の量によって、すぐに乾く場合もあれば、乾くのに丸一日かかる場合もある。カールが一晩で固まるようにパーマロッドをつけたまま寝たい場合は、保護用のキャップをかぶればよい。

   • 時間がない場合は、ドライヤーで乾かすこともできる。ドライヤーは最低設定にしてください。
5. パーマロッドを外す。パーマロッドの周りが完全に乾いたら、そっと外します。引っ張るとカールがきつくなり、ハネてしまうでしょう。頭に密着させたい場合は、そのままにしておきます。カールをもっと柔らかく、ふわっとさせたい場合は、髪に指を通します。

   • カールを小さく分けることもできます。そうすることで、カールが柔らかく見え、髪にボリュームが出ます。

方法3

ピンを使って合成毛を巻く

1. 髪の一部を分けてストレートにします。髪を少しまとめ、ブラッシングしてもつれを取ります。フラットアイロンを最低温度（通常250～300度）に設定し、温まったら毛束にあてます。髪の断面がなめらかにまっすぐになるまで、フラットアイロンをかけ続ける。

   • それぞれのセクションがカールになります。小さなカールをたくさん作るには、セクションを小さくします。また、セクションが大きすぎないようにしないと、ピンクリップが髪を固定できなくなる。
2. フラットアイロンを使って髪を巻く。フラットアイロンを一番低い設定にして、ストレートの髪に通します。毛束がフラットアイロンの上でカールするように、髪を顔から遠ざけるように後ろに巻く。髪がカールするように、ゆっくりと行う。フラットアイロンの温度は低めに保ち、人工毛を溶かさないようにしましょう。

   • カールは完璧である必要はありません。基本的なカールの形を作るだけです。
3. カールを頭にピンで留めます。カールがまだ温かいうちに、人差し指にしっかりと巻きつけます。カールを指からそっとはずし、親指と人差し指で挟む。カールは、髪を平らに丸くねじったようになります。カールを頭皮に持っていき、金属製の小さなヘアクリップで頭に固定する。

   • カールを長持ちさせたい場合は、巻きつけてピンで留める前にヘアスプレーをかけておくとよい。
4. 残りの髪をピンで留め、カールを一晩置く。残りの髪をストレートにし、巻いてピンで留める。編み込みの場合は）こめかみに近い髪を巻いてピンで留める方が簡単かもしれません。そうすることで、髪が顔にかからないようになります。すべての髪をピンで留めたら、一晩か、少なくとも数時間はピンの中で休ませます。クリップを外し、カールに指を通します。

   • よりナチュラルに仕上げるには、カールとカールの間に指を通すと、カールが分かれて髪にコシが出ます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Curl Synthetic Hair 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。