自宅で他人の髪を染める方法

自宅で髪を染めるのは自信があっても、他人の髪を染めるのは難しい。相手はあなたを頼りにしているので、少し緊張するかもしれません。でも大丈夫！その人が希望通りの髪色に染まるように、役立つヒントやコツがいくつかあります。

パート1

本人の髪を準備する

1. 2日間洗っていない髪から始めます。洗髪したての髪は、髪を染めるのに理想的に思えるかもしれませんが、実は頭皮が色によって炎症を起こす可能性が高くなります。最後にシャンプーをしてから2日待つことで、頭皮に天然の保護オイルの層ができる。

   • さらに、最後のシャンプーから2日待つと、髪を分けやすくなる。
2. ブラシで髪を4等分する。髪のもつれをすべて取り除く。次に、コームで髪の真ん中と耳から耳までを均等に4分割し、それぞれのセクションをクリップで固定する。

   • 髪がとても太い人や長い人の場合は、8つに分ける必要があるかもしれない。
3. タオルか美容院用のケープを首にかける。こうすることで、肩周辺の皮膚や衣服を染毛剤から守ることができる。また、万が一染料が服についてしまったときのために、古くなったTシャツなど、本人が気にしないものを着るように勧めてもよい。

   • 美容院用のケープは、美容用品店やオンラインで購入できる。

   ヒント：髪を染めている間、お気に入りの服を汚さないように、古いTシャツも着ておくとよい。染料から肌を守るため、手袋をはめる！
4. 染みを防ぐために、その人の髪の生え際にそってワセリンやリップクリームを塗る。こうすることで、生え際の皮膚が染料で汚れるのを防ぐことができる。指で、生え際の皮膚の1/2インチ（1.3cm）と耳の皮膚の上に、ワセリンかリップクリームを塗る。

   • 額、こめかみ、首も含め、髪の生え際の周囲全体にワセリンまたはリップクリームを塗り、染料から皮膚を保護する。

パート2

染毛剤を塗る

1. メーカーの説明書に従って染める。材料を混ぜ始める前に、染料の箱に付属している説明書をよく読んでください。 混ぜるものは2種類あるはずです。

   • その人の髪が太かったり、肩より長い場合は、染毛剤が2箱必要になるでしょう。

   ヒント：箱の仕様を確認し、その人の地毛の色が推奨される範囲内であることを確認する。通常、その人の自然な色合いより2シェード以上明るくしたり暗くしたりするのは避けたほうがよいでしょう。
2. 全体に染める前に染料を混ぜ終わったら、後頭部の髪の裏側など、目立たない部分に染料を塗ります。タイマーをセットし、約5～10分後にその毛束をチェックし、希望の色合いに発色しているか、あるいはもう少し時間が必要かどうかを確認する。その後、色を洗い流し、毛束を乾かして確認する。最終的に希望の色合いになった時間を記録する。

   • 色を洗い流した後の毛束を、必ずその人に見せてください。これがその人のすべての髪の色になるので、これがその人の望む色であることを確認することが大切です。
3. まず髪の上のセクションの1つをクリップから外し、後ろに向かって作業する。前髪の1本をクリップから外し、先に染める。染め終わったら隣のセクションのクリップを外し、後頭部に向かって作業を続ける。

   • 頭頂部のクリップで留めた髪が、染め上がり後に最も目立つので、処理に時間がかかります。
4. 根元から染め始め、毛先に向かって染めていきます。アプリケーター・ブラシを染料に浸し、髪の1セクションの根元から髪に色をのせていきます。そのセクションの髪がすべて染料で完全に染まるまで、これを繰り返します。毛先に向かって染めていきます。

   • アプリケーター・ブラシを使って、髪に染料を行き渡らせます。
   • 歯ブラシやマスカラ棒を使って、部分的にハイライトを入れることもできます。
5. 髪全体に染料が行き渡るまで、このプロセスを繰り返す。一度に1セクションずつクリップを外し、アプリケーター・ブラシを使って、各セクションが完全に染まるまで染料を塗り続ける。髪の長さや太さによっては、時間がかかることもある。

パート3

現像とすすぎ

1. 髪に染料を塗り終わったら、タイマーをセットする。スマホのタイマーやエッグタイマーを使う。このタイマーを使うことで、染料を長時間つけっぱなしにせず、現像しすぎないようにすることができます。 箱に記載されている推奨時間か、ストランドテストで希望の色になるまでにかかった時間を目安にしてください。

   • 例えば、箱が15分間染料を発色させることを推奨している場合、これを目安にしてください。あるいは、ストランドテストで10分間染料を発色させ、その結果が気に入ったのであれば、それを目安にしてください。
2. ぬるま湯で染毛剤を洗い流す。時間が経ったら、洗面台や浴槽にもたれかかってもらい、ぬるま湯で髪の染料を洗い流します。蛇口やシャワーヘッドを使ってもよい。水が透明になるまで髪をすすぎ続ける。

   • 可能であれば、オフィスチェアのような少しリクライニングするシンクの上で、背もたれにもたれかかってもらいましょう。こうすることで、水が目に入ることなく、カラーをすすぎやすくなる。
3. 髪にコンディショナーをつけ、3～5分置く。コンディショナーを髪の根元から毛先まで全体になじませる。その後、ぬるま湯か冷水でコンディショナーを洗い流す。このとき、染料が少し多めに出てくるかもしれないので、透明になるまですすぎ続ける。

   • 多くの白髪染めキットには、小さな容器やパックに入ったコンディショナーが付属しています。コンディショナーが付属している場合は、メーカーの説明書に従ってください。そうでない場合は、手持ちのコンディショナーを使ってもよい。
4. 髪を自然乾燥させるか、ドライヤーを使う。コンディショナーを髪から洗い流したら、タオルで髪を包み、余分な水分を絞る。その後、自然乾燥させるか、ドライヤーを使って乾かし、髪をスタイリングするか、この部分は自分でやってもらう。

   髪の色に問題がありますか？簡単な対処法をご紹介しましょう：
   暗すぎる：暗すぎる：すぐにクラリファイング・シャンプーで洗い、色を抜く。
   明るすぎる：もう一度染めるが、染料は箱で推奨されている時間の半分しか放置しない。
   生臭い：数日間、ラベンダー色のシャンプーで洗う。
   緑色：クラリファイング・シャンプーを使うか、ケチャップをつけて緑を消し、数分後に洗い流す。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Dye Someone Else's Hair at Home " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。