ドレスのドレープ

服飾デザイナーは、スケッチからオーダーメイドのドレスを作るために「ドレーピング」と呼ばれるプロセスを用いる。モスリンの生地をドレス型にドレープし、ピンで固定する。ドレーピングが完了したら、寸法を紙に移して型紙にするか、完成したドレス生地でこのプロセスを繰り返す。

パート1

材料を準備する

1. ドレスフォームを購入する。ドレスのデザインを必要なサイズに正確に仕上げるために、調節可能なドレスフォームが必要です。調節可能なドレスフォームは、新品で約250ドルで購入できます。
2. ドレス原型に使用する身長、ウエスト、胴体のサイズにドレス原型を合わせます。
3. 作りたいドレスのスケッチを描く。前身頃、後ろ身頃、脇身頃の詳細図を何枚か描く。
4. ドレープ用のモスリンを購入する。最終的なドレスに使いたい素材の重さに近いモスリンを選び、同じような動きになるようにする。より安価な生地でプロトタイプを作ることになるので、材料費を抑えることができる。
5. 左右対称のドレスを作るために、テープでドレスの前身頃と後ろ身頃の中心線に印をつける。

パート2

ボディスにドレープをつける

1. 軽い生地のドレスの場合、土台となる部分から始めます。これは通常ライナーで、ドレスがフォームの上で形を保つためのものです。厚手の生地のドレスの場合は、このステップは省略できます。
2. 土台となるピースをドレス型にピンで留めます。多くの場合、デザイナーは、ドレスフォームの寸法で一般的な土台となるピースを作り、フォームの上に置いたときにフィットするように調整します。
3. 裾の間のドレスの部分をカバーするのに十分な生地があることを確認する。もっと切ることはいつでもできますが、デザインを変えずに追加することはできません。
4. 前身頃に生地を垂らします。より多くの仕立てが必要になるため、通常はここから始めます。
5. 一番ひだの多い場所を選び、生地をドレスフォームにピンで留め始める。
6. 図に従って、チョークでさらに折り目をつける。
7. 一歩下がって、ドレープした生地をドレスのイラストとよく見比べます。

パート3

ドレープの仕上げ

1. 前身頃が完成したら、後ろ身頃に移ります。ドレープに納得がいくまで、ピンで留めて見比べます。
2. 次にフロントスカートに進みます。後でカットするラインにチョークで印をつける。
3. バックスカートのドレープを完成させます。
4. 部分と折り目を土台となる布にバステスで縫い付けます。ピンはできるだけ長く留めておくこと。ピンを早く抜きすぎて、ヒダやタックをなくしてしまうのは、ドレスのドレーピングでよくある失敗です。
5. ピンを外すのは、セクション全体が仮縫いされたときです。縫い目の内側にドレーピングの生え際を隠すことを忘れずに。
6. 余分な布をチョークラインでカットします。縫い代を残すことを忘れない。生地が残り少ない場合は、切り取る代わりに下に折り込んでもよい。
7. ドレスを型からはずし、縫い目をミシンでドレスに縫い付けます。手縫いすることもできます。
8. しつけ糸を切り取る。原型を使って、最終的な素材でドレスを作る。ドレスのドレーピングに慣れてきたら、2度ドレーピングする必要がないように、最終的なドレス素材から始めることもできる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Drape a Dress 」を改変して作成した。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。