男性モデルのランウェイの歩き方

ランウェイを歩くのはアートのようなもの。普段の歩幅に変化をつけると、最初は違和感を感じるかもしれないので、自然な歩き方になるように努力しましょう。姿勢が重要なので、肩を後ろに下げ、胸を張りましょう。顔はニュートラルな表情を保ち、なによりも自信を持てるように最善を尽くしましょう。何度か練習すれば、完璧なウォーキングができるようになります。

方法1

自信を持って歩く

1. つま先をやや外側に向けて歩く。女性がランウェイを歩くときのように、足が「X」に交差してはいけません。その代わり、男性のランウェイ・ウォークの定番は、つま先を少し外に向けた「V」のフォーメーションです。あまりつま先を出しすぎると、よちよち歩きに見えてしまうので注意。

   • V字型は体の幅を広げ、上半身の胴体を強調し、男性らしさを保ちながらわずかに揺れ動くようなストラットとなる。
2. 体重のほとんどを足の甲に乗せましょう。足を着地させるときは、まず拇指球を着地させ、次にかかとを着地させるようにする。最初は変に感じるかもしれませんが、足の甲にバランスよく体重を乗せて歩きましょう。

   • 体重のほとんどを拇指球に乗せることで、歩幅がよりエレガントになります。
3. 普段より歩幅を長くする。普段の歩き方よりも歩幅を長くする必要がありますが、ぎこちなく見えたり、竹馬に乗っているように見えたりしてはいけません。練習すれば、歩幅を長くしても不器用ではなく、自然に見えるようになります。

   • ランウェイウォークは、通りをクールに散歩するようなものだと思ってください。
4. 音楽に合わせてスピードを調整しましょう。歩みの速さについては、音楽にテンポを合わせてください。ウォーキングのリズムを音楽のビートに合わせるようにしましょう。

   • ファッションショーで流れる音楽は、モデルが歩くペースに合わせやすいように選曲されていることが多い。
5. ポーズは3～5秒数える。ランウェイの端で、腰に手を当て、片足を出し、もう片方の足を前に出してピボットの準備をするポーズをとる。3～5秒間静止し、ピボットの足を使って戻り歩きをする。

   • ポーズは様々で、デザイナーと一緒にショーに適したポーズを作ることができる。
   • ポーズをうまく決めれば、カメラマンはポートフォリオに加えることができる素晴らしいショットを撮るチャンスが増える。
6. 優雅で連続的な動きで旋回する。ポーズを決めたら、ピボットの足の裏でもう片方の足を上げ、方向を逆にします。ピボットの際、顔は観客から背を向ける最後の部分になるようにします。

   • ピルエットをするように素早くピボットをしないようにしてください。その代わりに、ポーズ、ピボット、ターンを連続的で流れるような動きで行うようにしましょう。

方法2

姿勢と表現をマスターする

1. 肩を後ろに、胸を張り、お腹に力を入れて歩きましょう。ロボットのように見えるほど極端ではありませんが、肩を抑えて動かないようにしましょう。ただ、歩くときに肩が上下に跳ねないようにしましょう。また、胸を張り、お腹をへこませることで、身幅が広く、背が高く見え、男らしさが強調されます。
2. 歩幅に合わせて腕を自然に揺らす。脇を触らせず、腕を胴体に近づけるようにする。そうすることで、下腕が大きく揺れることなく、自由に自然に揺れるようになります。さらに、手と指はリラックスさせ、手を丸めたり、こぶしを握ったりしない。

   • 指を伸ばしすぎず、自然にまっすぐになるように心がける。そうすれば、写真で指が欠けているようには見えません。
3. 目の焦点をまっすぐ前に向ける。真正面にフォーカルポイントを見つけ、そこに目を合わせましょう。視線を動かしたり、足元を見たりしてはいけません。頭はやや下を向き、あごは床とほぼ平行にします。

   • デザイナーの指示にもよりますが、ポーズ中に観客とアイコンタクトを取るために、フォーカルポイントから目を離してもかまいません。
4. 自然でニュートラルな表情を保ちましょう。デザイナーに指示されない限り、ウォーキング中に笑顔を見せてはいけません。唇を閉じたりすぼめたりせず、リラックスした自然な表情を保ちましょう。表情はニュートラルであるべきですが、それでも自信は伝わるはずです。
5. 自信を持って歩くこと。ランウェイでは自信が鍵となる。歩きながら、自分がどれだけ素敵に見えるかを考えてみて。自分がその場で一番格好いいと自分に言い聞かせれば、姿勢や表情にもそれが反映されるはずです。

方法3

ウォーキングを完璧にする

1. ランウェイショーを見て、スタイルの違いを見る。ランウェイモデルには、それぞれ独自のウォーキングやポージングのスタイルがある。録画されたランウェイショーを見ることで、基本を学び、個々のモデルがどのように独自のひねりを加えているかを感じることができる。

   • YouTubeで "男性モデル ランウェイショー "と検索すれば、関連動画がたくさん見つかる。
2. 自宅に練習用ランウェイを設置する。自宅でウォーキングの練習をするには、長い廊下が最適だ。廊下の真ん中にマスキングテープで線を引いておくと、まっすぐ歩けるようになる。もしあれば、廊下の端に背の高い鏡を吊るし、音楽をかけてウォーキング、ポーズ、ターンの練習をしよう。
3. 毎日歩く練習をしましょう。始めたばかりの人は、毎日少なくとも1時間は歩き方、ポーズ、ターンの練習をしましょう。特に、デザイナーから新しいターンやポーズをマスターしてほしいと言われた場合はなおさらです。

   • 経験豊富なプロのモデルでさえ、定期的な練習が必要なのです。
4. 建設的な批評を求めましょう。自然に見えることはランウェイを歩く上で重要な要素であり、友人にあなたのウォーキングを見てもらい、ぎこちないところがあれば教えてもらうことができる。基本的なフィードバックはしてもらえますが、建設的な批評をしてくれるプロの経験者を探すようにしましょう。

   • もしプロのモデルの友達がいるなら、彼らにあなたのウォーキングを見てもらいましょう。もしまだいないなら、ウォーキング・クラスがないか調べてみましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Walk the Runway for Male Models 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。