シルクのシワを取る方法

シルクはシワになると高級感がなくなります。しかし、シルクは高温に耐えられないデリケートな生地なので、強火にかけるという選択肢はありません。シワを取るには、湿らせるか、スチームで湿らせるのが効果的です。その後、シワの強さやシルクのアイテムが必要な時期によって、早く乾かしたり、ゆっくり乾かしたりします。

方法1

シルク製品にアイロンをかけてシワを取る

1. シルクに水をかけます。スプレーボトルに水を入れ、シルクが完全に湿るまでスプレーします。スプレーボトルがない場合は、ぬるま湯を張ったたらいにシルクを浸し、余分な水分を軽く絞ります。

   • シワ取りスプレーを購入する方法もあります。
   • シワを取る前にシルクのアイテムを洗濯したい場合は、洗濯機のデリケートサイクルに入れます。シワを取るためにアイロンをかけます。
2. アイロンのスイッチを入れ、シルク製品を裏返しにします。アイロンのスイッチを入れ、最低設定にします。 アイテムの外側を傷から守るため、裏返しにしてからアイロンをかけます。また、ボタンダウンのシャツの場合はボタンを外してください。

   • アイロンによっては、デリケートやシルクの設定があるものもあります。お手持ちのアイロンに特別な設定があるかどうか確認してみてください。
3. シルクのアイテムをアイロン台に置きます。できるだけ滑らかにし、アイロン台の上に1枚になるようにします。薄いタオルや布、Tシャツをシルク製品の上に置き、アイロンから保護します。

   • ボタンを外せないシャツにアイロンをかける場合は、シャツの裾をアイロン台の端にかけ、生地がアイロン台の片面に1層になるようにします。
4. 一番低い設定でアイロンをかける。タオルの上からゆっくりとアイロンを動かし、シルクのしわを伸ばす。タオルの上からアイロンを動かし続け、アイロン台の上のアイテム全体をカバーする。5秒以上アイロンを当てないこと。

   • アイロンがない場合は、湿ったシルク製品を晴れた日に外に干してください。太陽の熱でシルクが乾き、湿気の重みでシワが伸びる。
5. タオルを持ち上げて生地をずらし、別の場所にアイロンをかけます。アイテムの片面を完全にカバーしたら、アイロンを置いてタオルを持ち上げ、シルク生地の新しい部分をアイロン台の上に移動させます。そして、タオルを生地の上に戻し、アイロンをかけ続ける。

   • これを衣類全体にアイロンをかけるまで繰り返す。
6. 裏返しにして干します。シルク製品を物干しラックにかけるか、ハンガーにかけてフックやクローゼットに置きます。乾燥を早めたい場合は、晴れた日に外に干すこともできます。

   • 完全に乾いたら着用可能です。
   • 乾いてもシルクのシワが気になる場合は、この工程を繰り返すか、別の方法でシワを取ることができます。

方法2

シワを伸ばす

1. シルク製品を浴室のハンガーにかけます。シルク製品をハンガーにかけます。そして、バスルームのドアの裏側、フック、タオル掛けなどにかけます。シャワーの蒸気でシワを取る場合は、次のシャワーの前に行ってください。

   • シャワーの蒸気がシルクの周りを循環するように、シルクのアイテムがドアや壁に押し付けられないように注意してください。
   • 高温多湿の気候にお住まいの場合は、朝、シルク製品を外に干して、数時間から一日中外に置いておくこともできます。空気中の湿気と熱で、シルクのシワが伸びるはずです。
2. シャワーを浴びるか、熱めのシャワーを数分間かけます。 バスルームのドアと窓を閉めて、蒸気を逃がさないようにします。その後、いつものようにシャワーを浴びる。シャワーを浴びたくない場合は、お湯をできるだけ熱くして3～5分、またはバスルームに蒸気が充満するくらいの時間流します。

   • 換気扇も回さないこと！浴室内の蒸気を吸い取ってしまいます。
3. シルク製品をクローゼットに移し、一晩乾かします。シャワーを浴び終わったら、バスルームの外にあるクローゼットかフックにアイテムを運びます。吊るして一晩、または湿気がなくなるまで乾かします。蒸気の水分がアイテムに重みを与え、乾くときにシワを優しく伸ばしてくれます。

   • 蒸してもまだシワが残っている場合は、ハンディスチーマーを使うか、別の方法でシワを取る必要があります。
4. ハンディースチーマーで頑固なシワを取る。乾燥後もシワが残っている場合は、ハンディースチーマーを使ってシワを取ることができます。ハンディ・スチーマーのスイッチを入れ、シワの上を前後に動かしてシワを取ります。その後、再びハンガーにかけて乾かします。

   • ハンディタイプの蒸し器がない場合は、やかんの注ぎ口を使っても同じ効果が得られます。やかんに半分ほど水を入れて沸騰させ、火からおろす。そして、注ぎ口をアイテムのシワのある部分に向けて蒸します。

方法3

ドライヤーを使う

1. 裏返しにして干します。シルクをドライヤーのダメージから守るため、裏返しにします。ハンガーにかけ、フックやタオル掛け、シャワーのカーテンロッドにかける。

   • シワが少ししかない場合は、その部分を湿らせてからドライヤーで乾かすと、手早く簡単にシワを伸ばすことができます。
   • シワが気になる場合は、干しておけば湿った部分の重みでシワが伸びるでしょう。乾燥を早めるには、シルク製品を干した後に扇風機を当てます。
2. スプレーボトルに水を入れ、シワが気になる部分に吹きかけます。スプレーボトルに普通のぬるま湯を入れます。そして、シルク製品のシワになった部分にしっかりと水をかけます。シワになっていない部分は気にしないでください。

   • 少しシワがある程度なら、あまり水を使う必要はありません。重いシワや深いシワの場合は、湿るか濡れるまでスプレーしてください。
   • スプレーボトルがない場合は、ぬるま湯にシワの部分を浸すか、流水で湿らせてもよい。
3. ドライヤーの冷風設定のノズルをシワに当てる。ドライヤーのスイッチを入れ、クールか最低の設定にする。ノズルをシルクの湿った部分にあて、前後に動かし始める。ドライヤーが乾いてシワがなくなるまで、その部分を前後に動かし続けます。

   • ドライヤーを弱火で使用する場合は、1つの部分に長時間当て続けないように注意してください。ドライヤーを15秒から20秒ほど前後に動かし、別の部分に当てる。
4. シワがなくなるまで、他の湿った部分にも同じことを繰り返す。一部分が乾いたら、次の部分に移り、その上でドライヤーを前後に動かします。すべてのシワがなくなり、乾くまで、1カ所ずつ作業を続ける。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Get Wrinkles Out of Silk 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。