レトロな服の着こなし方（女の子向け）

完璧なハロウィーンのコスチュームを作るにせよ、ヴィンテージのセンスでワードローブにスパイスを加えるにせよ、レトロスタイルはとても楽しいものだ。レトロ」という言葉は、過去を参照するあらゆるものを指すことができるが、一般的には、1980年代、1970年代、1960年代、1950年代のレトロスタイルが最も人気があり、かなり最近の数十年間を思い起こさせる。それぞれの年代には、歴史上の特定の時代を定義するユニークな特徴があり、そのどれもが、今日でも素敵に見え続けるトレンドを特徴としている。

方法1

1980年代レトロを着こなす

1. 着こなしを形作る。80年代は、贅沢と物質主義を強調するさまざまなスタイルのユニークなブレンドによって定義された。女性のファッションは、オーバーサイズのトップスにレギンスやタイトなパンツ、ミニスカートを合わせるのが主流だった。

   • 手持ちのレギンスなら、どんな色でもいい。これらは、あなたが思いつく80年代スタイルの服のほとんどに取り入れることができる。
   • できればネオンカラーのオーバーサイズのTシャツを用意しよう。袖をまくり上げ、首元をカットして肩から垂らす。その下に明るい色のタンクトップを着る。
2. スタイルと色をミックス＆マッチさせる。80年代は、大胆で明るい色（たいていはネオンカラー）をミックスするのがとてもスタイリッシュだった。明るい色の上にレースやデザイナーのロゴ、肩パッドを取り入れると、さらにトレンディーだった。80年代はすべてが大きくて派手でなければならなかったので、明るい色、贅沢なデザイン、肩パッドのあるものを含む服のアイデアをまとめ始める。

   • 鮮やかなレギンスに、対照的な色のオーバーサイズTシャツを合わせる。ベルトやレッグウォーマーなど、カラフルなアクセサリーを1つか2つ加えよう。
   • レースをプラス！鮮やかな色のミニスカートの下にレース付きの黒タイツを着たり、鮮やかなミニスカートとネオンカラーのタイツの上にゆったりとした黒レースのトップスを着たり。
   • 実家のクローゼットをあさって、肩パッドのあるものを探しましょう。もし何も見つからなければ、靴下をトップスの肩に詰め込んで肩パッドを自作しよう。
3. アシッドウォッシュデニムを履く。アシッドウォッシュのジーンズは80年代に大流行し、女性たちはスリムフィットでハイウエストのものを選んだ。アシッドウォッシュのジーンズ・ジャケットも80年代の定番で、男女ともに着用されていた。

   • 古着屋でデニムジャケットを買い、袖を切り落とし、肩の部分が少しほつれるように洗う。
   • 古いジーンズをアシッドウォッシュして、本物の80年代の雰囲気を出す。必要なのは漂白剤と輪ゴム、そして選んだジーンズだけ。
4. 明るい色で過剰にアクセサリーをつける。大きなサイズのネオンカラーのサングラス、両腕にたくさんのカラーバングル、巨大なフープイヤリングは、素晴らしいジュエリーのチョイスだ。 レースを使ったもの、特に手袋やヘッドバンドを探し、追加アクセサリーとしてアンサンブルに加えよう。

   • コスチューム・ジュエリーも大人気だった。華やかで、派手で、明るければ明るいほどいい。80年代は過剰を謳歌していたのだ！
5. 風変わりなディテールや80年代キッチュな装飾を施そう。例えば、鮮やかな色のファニーパックを探してきて、自分の服に合わせる。「メンバーズオンリー」のジャケットも当時大人気で、古着屋で比較的簡単に手に入る。ラジカセを持ち歩けば、一目で80年代とわかる。
6. 80年代のヘアスタイルを試してみよう。80年代ヘアにアプローチする方法はいくつかあるが、どのスタイルにも共通しているのは、大きくヘアスプレーをかけることだ。パーマは非常に一般的で、カーリーなヘアスタイルはとてもファッショナブルだった。クリンプヘアも人気で、今でもクリンパーを扱っている店もあるので、探してみるといいだろう。

   • カールアイロンやクリンパーで髪をスタイリングし、好みの大きさや形になるようにいじります。ヘアスプレーをして、さらに髪をいじります。
   • 頭を逆さまにして、髪の裏側をいじると、さらにボリュームが出ます。仕上げにヘアスプレーを吹きかけます。
   • サイドポニーテール。ポニーテールを巻いて、イジって、ヘアスプレーをして、違う色のスクランシーで固定する。
   • 前髪がある場合は、できるだけ高い位置でイジってヘアスプレーで固定する。
7. 80年代風のメイクをする。80年代は、派手で濃いメイクとネオンカラーが人気のメイクスタイルだった。リップは淡い色で、アイメイクは明るく、アイラインをたくさん引いて濃く太いまつげを強調するのが一般的だった。

   • アイシャドウは重めに塗る。明るいネオンカラーは、ダークなゴシックカラーと同じくらい効果的だ。
   • 黒の太いアイライナーで上下のまぶたにラインを引き、ウォーターラインも引く。
   • 仕上げにマスカラを何度か塗り、口紅かリップグロスを薄く、霜のような色合いで塗る。
   • 実際のメイクやヘアスタイルの参考にするには、シンディ・ローパー、マドンナ、モリー・リングウォルド、スージー・スーのようなアイコンの写真を調べてみよう。

方法2

1970年代レトロを着こなす

1. 服の形を整える。1970年代にはいくつかのスタイル・ムーブメントがあったが、最も記憶に残っているのは、1960年代のボヘミアン・ルックの継続、グラム・ロックのきらびやかなアンドロジニー、退廃的なディスコ・ファッションである。この10年間で最も人気のあったシルエットは、ぴったりしたトップスとゆったりしたボトムスだった。

   • より繊細なものなら、ぴったりしたコンサートTシャツにヒップハガージーンズを合わせ、キャンバススニーカーやテニスシューズを合わせてみる。
   • ボーホーなルックなら、流れるようなゴージャスなトップスにロング丈のマキシスカートを合わせる。アースカラーとエスニックプリントをミックス＆マッチし、ヘッドバンドと繊細なスカーフをプラスすれば、たちまち70年代のヒッピールックに。
2. フレア、ベルボトム、ワイドレッグのジーンズを合わせよう。ヒップハガーやハイウエストのジーンズも70年代に流行した。これらのスタイルは、ときどき現在のファッションに戻ってくるので、新しいペアを見つけられる可能性は十分にある。また、古着屋でより本物のバージョンを探すこともできる。

   • 70年代のジーンズには、刺繍や飾り、スタッズがあしらわれていることが多いので、そういったディテールに注目してみよう。
3. アクセサリーは天然素材のシンプルなものを。古着屋はこうしたアイテムの宝庫だ。木、貝殻、石、羽、インディアン・ビーズ、革でできたジュエリーを探してみよう。いろいろなものを組み合わせてみよう。最後の仕上げとして、大きなペラペラの帽子と大きなサングラスを加える。

   • モカシンブーツとビルケンシュトックは、ボヘミアンルックに最も人気のある靴だった。レザーのサンダルやクロッグもおすすめだ。
   • フリンジはあらゆるものを飾った。
4. グラム・ロック・ルックに挑戦してみよう。グラム・ロックの服は派手で、色鮮やかで、サテン、ベルベット、スパンデックスなどの生地で作られていた。男女ともにアンドロジナスなルックが受け入れられ、明るい色の光沢のある生地がこの時代を特徴づけた。

   • スパンコール、ベダズール、宝石、ぴったりしたもの、とんでもなく強調されたもの。キラキラしたアイテムや別世界のようなコスチュームも、グラマラスに見せる方法だ。
   • フェザーボア、巨大なサングラス、レザーやスタッズを使ったアクセサリー。レザージャケット、アスコット、ベルベットのコート、シルクのスカーフなど、どれもここで大活躍。
   • キラキラ光るスパンコールタイツやネオンカラーのタイツを合わせて。
5. ディスコに行く。ディスコ・ファッションは、グラマー、エキセントリック、デカダンスで定義された。スパンコールとピチピチの服は、どこのディスコにもあった。ディスコ・ファッションは動きやすさを意識してつくられ、ラップアラウンド・スカート、レオタード、チューブトップ、スパンデックスなどの体にフィットする素材でつくられたダンスウェア風のドレスなどがあった。

   • スパンコールのチューブトップをタイトなパンツやショートパンツに合わせる。ネオンカラーのスパンデックス素材や、ダンスフロアの照明の下でキラキラと輝くようなものは完璧に機能する。
   • カラフルなレオタードにダンスウェア・ショップのラップアラウンド・スカートを合わせる。その他、人目を引くキラキラしたものを何でも加えて。
   • キラキラと輝く大きなコスチューム・ジュエリーと、ニーハイブーツやヒールの高い靴（見つかればプラットフォーム）でアクセサリーを飾りましょう。ブーツは膝上丈のスカートと合わせると、肌見せが少なくてすむ。
6. で試してみて。70年代の主なヘアスタイルは、フェザー、シャギー、センターパートのロング。うねるようなフェザーのヘアスタイルを作り、金色のスプレー式ヘアカラー（ハロウィンの頃によく見かけるようなもの）を吹きかけて、70年代に流行ったつや消しルックにしてみよう。

   • 髪にレイヤーが入っている場合は、ドライシャンプーをスプレーしてボリュームと質感を出し、質感を出すポマードでレイヤーをはっきりさせる。少し乱れ気味に。
   • ロングヘアの人は、髪を真ん中で分けて、ゆるく自由に垂らすだけ。少量のプロダクトでツヤを出す。
7. 70年代風メイク。シマーアイシャドウはあらゆるスタイルで人気があり、メイクのトレンドであるグリッターは男女ともに身につけられていた。グラムルックやディスコルックには、鮮やかな色と光沢のあるリップ、そして "キャット "アイラインが欠かせない。

   • アイシャドウは重め、つや消し、キラキラ、グリッターのものを。黒のアイライナーと黒のマスカラをたっぷり使う。とことんやりたければ、長いつけまつげをつける。
   • ボヘミアンルックには、淡いピーチかピンクの口紅をつけよう。
   • 実際の70年代のヘアメイクを参考にするなら、ファラ・フォーセット、デビー・ハリー、シェール、スティービー・ニックス、ベベ・ビューエル、シェリー・デュバル、デヴィッド・ボウイ、ジョニ・ミッチェルといったアイコンの写真を調べてみよう。

方法3

1960年代レトロを着こなす

1. 服の形を整える60年代は社会と文化が大きく変化した時代であり、60年代のトレンドはそれを反映していた。人々はボヘミアンなライフスタイルを受け入れ、ヒッピームーブメントが生まれた。

   • ヒッピーのルックを手に入れるには、演劇の衣装、リサイクル衣料、エスニック・ファッション、インディアン・プリント、鮮やかな色、ミスマッチな柄を思い浮かべよう。
   • 最寄りのリセールショップで、ヒッピーがしたように再利用できる古着やその他のアイテムを探してみよう。
2. ベルボトムのジーンズにタイダイ染めのトップス。ペイズリー・プリントやサイケデリック・プリントもいい選択だ。 この2つの要素を組み合わせれば間違いはない。

   • ジーンズの色は虹色で、刺繍やアップリケがあしらわれていることも多かった。そのようなディテールに注目するか、自分で追加してみよう。
   • バブルスリーブのブラウスを探そう。ゴージャスな生地も効果的だ。
   • シンプルなシフォンのベビードールドールドレスにスパゲッティストラップを合わせてフェミニンに。
3. 裸足になる！ヒッピーは裸足になることが多かったが、サンダルやビーチサンダルも人気だった。ブーツや下駄を持っているなら、それもぴったり。
4. 髪に花を飾る。生花でも楽しめるが、フェイクでも大丈夫。デイジーは特に人気があり、ジュエリーの代わりによく身につけられた。花を髪に編み込み、ボビーピンで固定する。シンプルな三つ編みに花を飾ったり、リースのように編んで王冠のように頭にかぶったりしてみよう。
5. 天然素材のゆるく流れるようなアクセサリーをプラス。ボーホースカーフ、フラワーヘッドバンド、レザーモカシンなどがおすすめ。ピース・サインのペンダント、ビーズ・ジュエリー、大きなリング、チェーン・ベルトも効果的。また、シルバーのバングルやレザーのブレスレット、フープピアスなどもおすすめだ。

   • 古着屋はこれらのアイテムの宝庫だ。
6. 1960年代のヘアスタイルを試してみよう。1960年代にはさまざまなヘアスタイルがあったが、最も象徴的なのは、ヒッピーたちがしていた、とても長く自然なヘアスタイルだ。 髪を真ん中で分け、ゆるく自由に垂らす。

   • 髪が長くない人は、近くのコスチュームショップでウィッグをチェックしてみよう。蜂の巣ヘアスタイルもとてもスタイリッシュだった。
7. 60年代風のメイクをするヒッピーたちは、ナチュラルルックを好み、ほとんど化粧をしなかった。しかし、特に特別なイベントやフェスティバルの時にはフェイスペイントをした。デイジーや虹、ピースサインを頬や額に描く。フェイスグリッターで輝きをプラスする。

   • 化粧をする人はさまざまだった。しかし、青白い口、大きなつけまつげ、大げさなアイメイクはすぐにわかるだろう。
   • 60年代のメイクやヘアスタイルの実際の参考例としては、ツイッギー、ブリジット・バルドー、ジャニス・ジョプリン、イーディ・セジウィック、ジェーン・バーキン、マリアンヌ・フェイスフルといったアイコンの写真を調べてみよう。

方法4

1950年代レトロの着こなし

1. 服の形を整える。ドレスは1950年代の女性に最も人気のある服だった。 ソフトな形、くびれたウエスト、鮮やかな色、大胆な主張はすべて、この年代の女性ファッションの大きな特徴である。当時、女性や少女は脚を隠していたので、肌色のヴィンテージ縫いストッキングを履いて、それをサスペンダーで留めることができた。

   • 華やかで、着こなしがよく、毎日完璧に身だしなみを整えることが重視された。
2. カラフルなプリント生地のドレスを着る。スカートは膝が少し隠れるくらいに。水玉、ギンガム、花柄、ストライプ、格子柄、斬新なテーマ（科学やウエスタンなど）のプリント生地は、どれも素晴らしい選択だ。

   • ホルター・サンドレス、フル・スカート、ピーター・パン・カラー（平らな襟の両端が丸みを帯びて真ん中で接する形）は、シンプルなドレスのテーマのバリエーションだ。
   • プードルスカートは、当時は一瞬の流行だったが、今では50年代ファッションを考えるとき、多くの人にとって象徴的なものとなっている。お近くのコスチュームショップで、大きなふわふわのものを探してみよう。
   • ペンシルスカートは膝下丈のフィットしたスカート。襟付きのボタンダウンのドレスシャツやフィットしたセーターと合わせれば、50年代を象徴するもうひとつのスタイルが完成する。
3. フェイクファー、手袋、大きめのキャットアイ型サングラスでアクセサリーを。 1950年代は毛皮が大流行したので、フェイクファーが付いた襟のドレスやコートを地元のリセールショップで探してみよう。白かクリーム色の手袋をはめて、当時の究極のレディライクを演出しよう。

   • サドルシューズにソックスを合わせてプードルスタイルに。そうでなければ、ドレスにシンプルでセンスのいいヒールを合わせよう。
4. 1950年代のヘアスタイルを試してみよう。ショートヘアの場合は、カールアイロンでしっかり巻いて、象徴的なプードルカットのスタイルに。ロングヘアなら、大きくハリのあるポニーテールを作るか、カールしてピンで留めた超グラマラスな（そして時間のかかる）ヘアスタイルを作る。

   • どのヘアスタイルを選ぶにせよ、出かける前にヘアスプレーをたっぷりかけてセットすることをお忘れなく。
5. メイクは50年代風に。明るいピンク、オレンジ、赤の口紅を身につけ、服装とコーディネートする。アイシャドウは最小限に、マスカラはたっぷりつけて、グラマラスな目元を演出する。

   • チェリーレッドのマニキュアは、当時最もファッショナブルなネイルカラーだった。
   • 実際の50年代のメイクやヘアスタイルの参考にするには、マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、ドナ・リード、エリザベス・テイラー、ベティ・ペイジといったアイコンの写真を調べてみよう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Dress Retro (for Girls) 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。