パーカーを染める方法

タイダイ染めは、少なくとも60年代以来、カラフルなDIYクラフトの伝統であり、服やリネンをよりカラフルに、サイケデリックに、人目を引くものにしてきた。タイダイ染めは、パーカーのようなかさばるものでも、自宅で簡単にできる。既製品のトリッピーなパーカーを買う代わりに、必要なものを集め、ワークスペースを用意し、自分だけのデザインを格安で作ってみよう！

その1

パーカーをフィクサーに浸す

1. 大きなテーブルの上にプラスチックのテーブルクロスを敷いて、シミやこぼれを防ぎます。タイダイ染めの工程はとても面倒なので、こぼれたり、染料が家具を汚したりするのを防ぐために、大きなテーブルの上にプラスチックのテーブルクロスを敷くのがベストです。 パーカーを使って作業している間にずれないように、ピンで留めたりします。

   • 家の中の大切なものを誤って汚してしまわないように、ガレージや庭の折りたたみ式のテーブルの上でパーカーを染めることも検討しましょう。
2. 染料を定着させるために、大きなバケツに水と染料定着剤を混ぜる。染料は時間が経つと退色する性質があるので、バケツに1米ガロン（3.8L）の水に対して3/4cc（180ml）の染料定着剤を混ぜる。染料フィクサーは手芸店で購入できる。

   • さまざまな成分や染料による刺激を防ぐため、絞り染めの全工程でゴム手袋を着用する。
   • Tシャツや小さな洋服と違い、パーカーを染めるには大きなバケツやボウルを使います。
   • 液が目に入った場合は、水で洗い流してください。特に痛みを感じ始めたら、毒物管理ホットラインに連絡すること。
3. 白い綿のパーカーを洗濯して絞り、油分や汚れを取り除く。白のパーカーを洗濯機に入れて回転させ、乾燥機にかけるか、時間をかけたくない場合は手で絞ってください。こうすることで、パーカーが染料を最大限に吸収し、タイダイのデザインに影響を与える油分を取り除くことができます。

   • 柄や染料がよりはっきりと透けて見える白い綿のパーカーが最適です。色のついたパーカーを使ってもかまいませんが、濃い色は避け、パーカーの地色と選んだ染料がどのように混ざり合うかを考慮してください。
4. 染料フィクサー液にパーカーを5～10分浸します。染色定着剤と水を混ぜた液にパーカーを入れ、5～10分程度、または完全に飽和状態になるまで浸します。シャツを絞り、プラスチックのテーブルクロスの上に平らに置く。タイダイ染めをしたい他のものにも、同じ溶液を再利用できる！
5. 11リットルのバケツにぬるま湯を用意し、染料を入れる。お湯の温度は、赤ちゃんのお風呂に使うくらいの熱さにする。小さじ2～4杯（5～10g）の粉末プロージョン染料を入れ、染料が完全に溶けるまで金属製のスプーンで混ぜ合わせる。

   • パーカーに複数の色をつけたい場合は、バケツにぬるま湯と染料を追加で用意し、色を分けておく。
   • 強い色合いを出したい場合は染料の粉を多めに入れ、落ち着いた色合いを出したい場合は染料の粉を少なめに入れる。

パート2

さまざまなタイダイ・パターンを作る

1. パーカーの中央をねじって、単色の渦巻きを作ります。パーカーをプラスチックのテーブルクロスの上に平らに置き、パーカーの中央を脇の下で挟み、パーカーが束になるまで一方向にねじります。パーカーの外側に5、6本の輪ゴムを結び、渦巻きを維持する。染色液の入ったバケツに30分から1時間ほど浸す。

   • 渦を巻いたパーカーのひだの部分は、露出している部分ほど染料が染み込まず、パーカーの真ん中に渦を巻いた白い部分ができる！
2. パーカーの中央を輪ゴムでつまんで、ブルズアイ模様を作る。パーカーの中央をつまみ、前身頃と後ろ身頃の両方を同じ動きでつかみ、生地を1インチ（2.5cm）ほど上に上げる。盛り上がった部分に輪ゴムをしっかり固定し、1インチ（2.5cm）間隔で下に向かって輪ゴムをかけ続け、パーカー全体が筒状になるように巻く。その後、パーカーを30分～1時間浸す。

   • 輪ゴムを通した部分から生地を引っ張らず、円筒の上部を上に引っ張り、パーカーの残りの部分も一緒に引っ張りながら輪ゴムをかける。
   • 中央の円形と、それを囲む大きな円形ができあがり、まるで的のようになる！
3. アコーディオン式に折って、色とりどりの斜めストライプを作る。パーカーの裾の角から、反対側の肩に向かって約2インチ（5.1cm）折る。さらに、パーカーを裏返して、角を2インチ（5.1cm）の長方形になるまで折り返し、1インチ（2.5cm）おきに輪ゴムをきつくつけてまとめる。

   • 2色に染めるには、輪ゴムで留めたパーカーの半分を1つの染料バケツに30分間浸し、もう半分を別の色に30分間浸す。
   • パーカーには、2つの対角線上に半分ずつ色が入り、2インチ（5.1cm）ごとに白い平行線が入る！
4. パーカーをつまみ、液体染料を使ってサンバースト模様を作る。パーカーの前身頃と後ろ身頃の生地を一度につまみ、つまんだ部分をきつく輪ゴムで止める。サンバーストの数に納得がいくまで、いろいろな場所でこれを続ける。液状のプロシオン染料を、まずパーカーのつまんでいない部分に塗り、次に輪ゴムで留めた部分の上にほんの数滴垂らす。

   • サンバースト模様に複数の色を使うのはとても簡単だ。生地の色とサンバーストの色を交互に、補色の染料をピンチ部分に垂らします！
   • このパターンには染料バケツを使う必要はありませんが、液体プロシオン染料をお持ちでない場合は、これでも十分です。染料バケツに30分から1時間浸す。

パート3

仕上げ

1. パーカーを輪ゴムで巻き、2時間程度放置します。パーカーを染料に浸し終えたら、輪ゴムは外さず、ビニール製のテーブルクロスの上や屋外で2時間ほど放置する。こうすることで、染料がパーカーの生地に深く定着し、また、後で余分な染料を洗い流す際にも、色にあまり影響を与えずに済みます。

   • さらに色を定着させたい場合は、パーカーを一晩放置する。
   • 染料が固まって液が抜けるときにこぼれたり汚れたりするのを防ぐため、パーカーをラップで包んでおくことも考慮する。
2. 輪ゴムを外し、水がきれいに流れるまでパーカーを洗う。大きなシンクかお風呂で、染料が出なくなるまでパーカーを冷水で流します。こうすることで、余分な染料が洗い流され、冷水が染料の飽和を深めます。

   • 最初は少しぬるめのお湯から始め、徐々に氷のように冷たくしていくと、最初はより多くの染料を洗い流せるので効果的だが、お湯の温度が高すぎると染料がにじんでしまうこともある。
3. パーカーを洗濯機で洗う。冷たい水で洗った後、パーカーを単独で洗濯機に入れ、普通の洗剤を使ってコールドサイクルで洗濯する。 何回か洗濯する必要があるかもしれないが、染料のにじみがなくなってきたら乾燥機に入れ、新しいタイダイ染めのパーカーを楽しもう！

   • 染料が完全に固まっていない場合、にじみの原因になる可能性があるので、強力な洗剤や特殊な洗剤は使わないでください。染料が完全に固まっていない場合、にじみの原因になる可能性があります。清潔に着るために、普通の洗濯石鹸を選んでください！

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Tie Dye a Hoodie " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。