靴ずれを防ぐ方法

お気に入りのタイツやストッキングを履こうとしたら、脚に大きな伝線が......なんてことはありませんか？履いて数時間、あるいは買って2～3日で伝線してタイツがダメになってしまうのは、（お金の無駄遣いはもちろんですが）とても残念なことです。新品のタイツの伝線を防ぎ、小さな引っかかりが大きな伝線になるのを防ぐ方法を学びましょう。

パート1

ストッキングの購入とお手入れ

1. 厚手のストッキングを選ぶ。薄手で透け感のあるタイツよりも、厚手で不透明なタイツを選ぶと、丈夫で引っかかりや伝線が少なくなります。

   • ラベルにタイツの厚さを表すデニール数が記載されているタイツを選びましょう。より丈夫なものを選びましょう。
   • 寒い季節には、厚手のニットや「セータータイツ」を選ぶと、レギンスに近い厚さでとても丈夫な一足になります。
2. つま先が補強されているものを探す。つま先が靴の中で擦れて穴が開くのを防ぐため、つま先部分の縫い目が補強されているタイツを探そう。

   • タイツの上や下に薄手のソックスを履いて、つま先とかかとの部分をさらに補強してみよう。冬場は、ブーツの下に厚手で背の高いソックスを履くと、より効果的だ。
   • また、タイツと一緒に履く靴は、フィット感があり、擦れすぎないものを選ぶこと。靴のフィット感を高め、タイツと靴擦れしないように、なめらかなジェル製の中敷きを購入しましょう。
3. ワンサイズ上のものを買いましょう。タイツを買うときは、できれば普段履いているものよりワンサイズ上のものを選びましょう。そうすることで、余分な伸びや引っ張りを防ぎ、タイツが伝線しやすくなるのを防ぐことができる。

   • また、足が長い方でも、ただ足切れを防ぐためにゆとりが欲しい方でも、長めにフィットする「トール」サイズをお探しください。
4. タイツとストッキングは手洗いする洗濯機で洗う場合は、ランジェリーバッグに入れるか、手洗いが理想的です。留め具やファスナーなど金属製のファスナーが付いている衣類は、タイツから離して洗濯しましょう。

   • メッシュのランジェリーバッグは、織りが非常に細かいものを使いましょう。織りの緩いバッグの穴からタイツが洗濯機の外に出てしまうことがあります。
   • 乾燥機の高熱、過度の洗濯、刺激の強い洗剤や柔軟剤は、タイツの繊維を傷める原因になります。洗剤はデリケート用の中性洗剤を使い、洗濯機はデリケート設定にし、タイツは吊り干しか平干しにしてください。
5. 新しいタイツは冷凍庫へ。ビニール袋に入れたタイツを、履くまで冷凍庫に入れておくという、ちょっと変わった方法を試してみましょう。冷えることで繊維が強化され、伝線しにくくなる可能性がある。

   • 新品のタイツを水で流し、余分なものを絞ってからビニール袋に入れ、冷凍庫に入れる。履く前に取り出し、徐々に解凍してから履く。
   • 新しいタイツを初めて履く前だけで良いのですが、タイツを長持ちさせたいと思うのであれば、履くまで冷凍庫に入れておくこともできます。

その2

タイツを履く

1. タイツを丁寧にはきます。両手の親指と人差し指の間にタイツの片足分の生地をつま先まで集める。その際、タイツ生地を引っ張ったり引っ張ったりするのではなく、緩やかな動きで一気に離します。

   • スカートやドレスを履くときは、ファスナーなどの留め具がタイツに引っかからないように注意すること。
   専門家のアドバイス

   「タイツを履く前に手を保湿し、手袋をするのもよい。

   ヴェロニカ・タルマリンガム

   プロフェッショナル・スタイリスト

   ヴェロニカ・タルマリンガムは、カリフォルニア州ロサンゼルスとフランス・パリでファッション・コンサルティング・ビジネス、SOSファッションを経営するパーソナル・スタイリストである。男女のスタイリッシュなワードローブ作りに10年以上の経験がある。ヴェロニカはプロのモデルでもあり、ハロッズ、LVMH、ロレアルといった国際的なブランドと仕事をしてきた。

   ヴェロニカ・タルマリンガム
   プロフェッショナル・スタイリスト
2. 爪と肌をなめらかに保つタイツを履く前に、爪と足の爪をチェックしましょう。長すぎてギザギザや尖った部分がある場合は、切るかヤスリで削って滑らかなカーブにしましょう。ひび割れや皮むけがタイツに引っかかるのを防ぐため、足腰を保湿する。

   • 特にかかとは、ひび割れやざらざらした角質ができやすいので、保湿をしっかり行いましょう。足裏の肌荒れがひどい場合は、軽石やスクラブで角質ケアをするのもよい。
   • また、タイツを履く直前に手を保湿することで、指でタイツを引っ張ったり操作したりする際に、荒れた表面や吊り爪が引っかかるのを防ぐことができる。
3. ジュエリーをつけるのを待つ。指輪やブレスレット、腕時計は、タイツの素材に引っかかりやすいので、タイツの着脱が終わってからつけましょう。

   • 一日の終わりや夜が明けたら、タイツを脱ぐ前にジュエリーを外しましょう。
   • また、タイツに足を入れる際に、つま先のリングが引っかかることがあります。タイツを履く予定がある場合は、つま先のリングは外しましょう。クローズド・シューズでは、どうせ見えない。
4. 座ったり、寄りかかったりするものに気をつけましょう。タイツを履いて外出するときは、ざらざらしたもの、尖ったもの、凹凸のあるものは避けてください。

   • 例えば、コンクリートや木製のベンチや段差のある場所に座ると、タイツを傷つける恐れがあります。タイツの上に服を着たり、タイツと段差の間に何かを挟んだり、別の席を選ぶなどの工夫をしましょう。
   • また、靴の金具や鋭利な装飾も、歩いたり足を組んだりする際にタイツを台無しにしてしまうので、外出前には滑らかな靴を選ぶようにしましょう。

その3

大きな靴擦れを防ぐ

1. 透明のマニキュアを塗る。小さなほつれやひっかかりのあるタイツは、できるだけ早く取り除いてください。タイツの脚の部分に手を入れ、破れた部分に透明なマニキュアを点々と塗ります。タイツが完全に乾いてから着用する。

   • マニキュアが乾いてタイツとタイツの間がくっついてしまわないように、タイツとタイツの間に手や厚紙や紙などを挟むことが大切です。
   • マニキュアの色はクリア以外でもよいが、タイツの色に合うか、違いが目立たないものにする。
   • 万が一のアクシデントに備えて、手ぬぐいと除光液を用意しておき、マニキュアが肌につくのは絶対に避けよう。
2. ヘアスプレーを少量吹きかける。これ以上広がらないように、ヘアスプレーは走り始めにかける。タイツがベタベタしたり、ガンコになったりしないように、できるだけ薄くスプレーすること。

   • ヘアスプレーを予防的に使うこともできる。タイツの表面全体にごく薄くスプレーしておくと、ひっかかりや伝線に対して繊維が強化されます。
   • ヘアスプレーはマニキュアと違って洗い流されるので、タイツを履いている間は水に濡らさないようにし、洗濯の後は必要に応じてヘアスプレーをかけ直してください。
3. ワイトアウトを使う。ワイトアウトをタイツの小さな伝線にブラシで塗ります。マニキュアを塗る要領で、毛玉の端に塗ります。

   • この処置は、伝線が目立たない場所にある場合、またはタイツが白い場合にのみ使用してください。
   • また、ワイトアウトは洗濯すると落ちてしまうので、水に濡れた後は塗り直す必要がある。
4. 余分な繊維を取り除く。タイツの繊維がほつれていたり、はみ出ていたりする場合は、ほつれた糸の周りの生地をつまんで、根元から切り取るようにして、非常に注意深く整えてください。こうすることで、ほつれた繊維が引っかかるのを防ぐことができる。

   • 糸を切り取ると、ほつれや近くの繊維の弱化を引き起こす可能性があるので注意すること。切る前か後に、その部分に透明なマニキュアを垂らす。
5. 補修不可能なタイツは切る。同じ太さ、同じ色のタイツを複数枚購入する。片方のタイツの右足ともう片方のタイツの左足に、修復不可能な伝線があった場合、伝線した方の足を切り落とし、2足を一緒に履けば、伝線のない1足のタイツに見える。

   • こうすることで、同じタイツをより多く使うことができ、頻繁に買い替える必要がなくなる。
   • タイツのヒップやウエストに当たる部分は切り込まないこと。言い換えれば、タイツをカットしている間にももハイに変えないこと。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Avoid Hosiery Runs 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。