ストッキングの履き方

ストッキングは、タイツやパンティストッキングに代わるセクシーなものと思われがちだが、意外に実用的で万能でもある。デートの日の装いにさりげないセクシーさをプラスするために履くこともできるし、暖かい季節にはタイツに代わる涼しく快適なアイテムとして履くこともできる。どのようにスタイリングしようとも、ストッキングは時代を超越した魅力的なアイテムとして、多くの装いを彩る。

その1

ストッキングの選び方

1. よりスムーズでシンプルな履き心地を求めるなら、ステイアップストッキングを選びましょう。英国では「ホールドアップ」とも呼ばれるこのスタイルのストッキングは、トップバンドにゴム、ナイロン、シリコン、ライクラを使用し、太ももをグリップし、それ自体で留まります。フィットしたドレスやスカートの下にストッキングを履くなら、このスタイルがおすすめ。しっかりフィットするよう、ゴムやシリコンなどのグリップ機能を備えたブランドを探しましょう。

   • ストッキングのサイズガイドもよく読みましょう。大きすぎるステイアップストッキングはずり下がってしまうので、正しいフィット感を得ることが大切です。
2. ストッキングにガーターベルトをつけると、さらにセクシーなアクセサリーに。ガーターベルトは、ランジェリー用のアクセサリーで、多くはレース製。ストラップが垂れ下がっていて、ストッキングを留めるのに役立ちます。ガーターベルトは、あなたの服装にさりげなくセクシーなアクセントを加えることができますが、タイトな服の下に見える可能性もあります。ゆったりとしたドレスやスカートの下につけて、見えないようにしましょう。

   • もっと手の込んだセクシーなスタイルにしたいなら、ストッキングをコルセットやサスペンダーに取り付けてみましょう。
3. 太ももをなめらかに見せるために、幅広のバンドが付いたストッキングを探しましょう。3～4インチ（7.6～10.2cm）幅のストッキングなら、太ももに食い込まず、なめらかな印象に。ストッキングの上部に厚手で濃い色の生地があしらわれているものや、レースのディテールがあしらわれているものを選ぶと、かわいらしい雰囲気になります。
4. 中間色を選べば、仕事にふさわしいスタイルに。黒やヌードなど、透け感のある色を選ぶと、普段着にぴったり。これらの色のストッキングは、タイツやパンティストッキングのように見える。

   • 茶色やグレーなどの色もおすすめ。
5. レースやフィッシュネットでセクシーに。フィッシュネットやレースのストッキングは、夜のお出かけや魅惑的なランジェリー・アクセサリーとして最適です。サイズが小さすぎると、模様が脚に食い込んで不快になることもあるので、自分に合ったものを選びましょう。

   • レースやフィッシュネットのストッキングを馴染ませたいなら、黒を選ぼう。ストッキングを目立たせたいなら、赤やピンクなど明るい色を。
6. 肌触りのよい暖かいスタイルがお好みなら、編み上げソックスを。グレー、黒、クリーム色、えんじ色など、居心地の良い冬の装いに合う色を探しましょう。ウールやコットンのような履き心地の良い素材を試してみて。このルックはそれほどタイトなものではないので、ルーズフィットでも大丈夫だ。

その2

ストッキングを履く

1. ストッキングを履く前に爪を切り、脚の毛を剃る。爪や脚が滑らかであれば、生地がギザギザに引っかかったり、毛が突き刺さったりするのを防ぐことができる。手、足、脚を保湿しておくとよりスムーズです。指輪やブレスレットは外しておく。
2. 椅子に座ってストッキングを履く。ストッキングをはき上げるときにバランスを崩さないよう、楽な姿勢で座ったまま始めるのが一番簡単です。椅子を使うのがベストだが、地面に座って足を前に出すこともできる。
3. ストッキングを1枚、両手でまくり上げる。ストッキングの上部から、足の部分まで左右のストッキングを巻き上げる。上部の丸い開口部を開き、足を入れるスペースを確保する。
4. つま先の部分に足を入れ、足首まで広げる。足をアーチ状にし、つま先を向けながら足を入れる。つま先部分の縁に沿った縫い目が、つま先をまたいでまっすぐに並んでいることを確認し、必要であれば指でそっと調節してください。
5. ストッキングをゆっくりと脚に巻き上げます。両手でストッキングの残りの部分をすねから太ももまで滑らせます。ストッキングに縫い目がある場合は、縫い目が脚にまっすぐ沿うようにする。ストッキングに縫い目がある場合は、ストッキングの縫い目が脚にまっすぐ沿うようにしましょう。
6. ガーターを使用している場合ガーターを腰の一番細い部分に巻きつけ、後ろのホックで留めます。片方のストラップのゴムの部分をストッキングの上から滑り込ませ、金属の留め具で固定する。

   • 服の下に着用する場合は、薄手のガーターベルトを選びましょう。お腹周りをカバーしたい場合は、幅の広いものを選びましょう。
   • ガーターベルトを服の下に着用する場合は、ベルトとストッキングの上からパンティを着用しましょう。そうすることで、一日中トイレに行きやすくなります。

パート3

ストッキングのスタイリング

1. ストッキングをロングスカートやワンピースと合わせて、お仕事スタイルに。ストッキングをプロフェッショナルな環境で履くコツは、上部のバンドを隠すだけで、普通のパンストのように見せることです。ワンピースやスカートは、膝が隠れるか隠れないくらいの丈のものを選びましょう。スカートに座って少し歩き、裾が上がってストッキングのバンドが見えないようにします。

   • ガーター付きのストッキングを履いて出勤する場合は、ゆったりとしたドレスやスカートを選びましょう。
   • 色は黒やヌードなどの中間色で、柄のないものを選びましょう。
   • ストッキングは、暑い時期の通勤に最適です。タイツやパンティストッキングと違って、腰まであるわけではないので、肌が呼吸する余裕が生まれます。
2. ミドル丈のスカートと合わせれば、魅惑的なデート・ナイト・ルックに。スカートの丈に合わせ、ストッキングの裾を少し露出させると、さりげなくセクシーに。透け感のある黒のストッキングを、太ももの真ん中あたりまである濃い色のペンシルスカートやドレスに合わせましょう。食卓で脚を組めば、裾からストッキングの帯がほのかに見える程度になる。
3. ブーツとミニスカートには、肌触りのよい編み上げストッキングを合わせよう。スタイリッシュな冬のスタイルには、厚手のウールストッキングをブーティやトールブーツと合わせよう。セータードレスやコート、ストッキングの上部にかかるくらいのミニスカートと合わせれば、キュートだけどエフォートレスなスタイルに。
4. ガーターベルトやコルセットとストッキングを合わせれば、親密なスタイルに。パートナーと一緒に楽しむ魅惑的なスタイルをお探しなら、ガーターベルトとブラのセット、あるいはフルコルセットを試してみて。コルセットにはガーターベルトと同じようなストラップが付いているので、ストッキングに簡単に装着でき、タイムレスでセクシーなスタイルが完成します。

   • ストッキングは、フィッシュネットやレース製がおすすめ。ストッキングのバンド部分に可愛いディテールがあしらわれているものや、セクシーではっきりとした縫い目のものを探してみましょう。
   • ストッキングと同じ色のガーターベルトやコルセットを用意してもいいし、ミックス＆マッチでもいい。黒のストッキングは何にでも合います。

パート4

ストッキングを長持ちさせるために

1. ストッキングは、履くたびにクリーニングしましょう。ストッキングを頻繁に洗濯すると、ヨレの原因になります。一回履いただけで、ストッキングが目に見えて汚れてくるようでなければ、また履くまで洗濯に出しましょう。
2. ランジェリーバッグを使えば、洗濯機の側面や他の衣類にストッキングが引っかかるのを防げます。ストッキングを洗濯する際に、メッシュの緩い袋からストッキングが滑り落ちてしまうことがあるので、極細メッシュの袋を探しましょう。

   • ストッキングと同じバッグにブラジャーを入れるのは避けましょう。
   • ぬるま湯と少量の石けんを使い、手で洗うこともできる。10～15分浸け置きし、生地をこすり合わせて汚れを落とします。
3. 穴が開くのを防ぐため、ストッキングの下には見えない靴下を履きましょう。ストッキングを履いて外出する場合、この安くて簡単な方法を使えば、つま先が足裏から突き出るのを防ぐことができる。つま先が補強されたストッキングも売られているが、靴下を履く方が安上がりだ。おまけに、冬は足が暖かくなる！

   • 靴がきつく感じないように、薄手の靴下を使いましょう。
4. ストッキングは丸めたり吊るしたりして収納しましょう。引き出しにスペースがある場合は、ストッキングを2枚とも上から持ち、つま先の方まで丸めて、きっちりとしたボールを作ります。他のストッキングやソックス、タイツ、シャツなどにぴったりと密着させて引き出しに入れれば、きれいに巻いた状態をキープできます。

   • 引き出しのスペースがない場合は、スカーフハンガーや、普通の洋服ハンガーの下側の平らな棒にタイツをかけてクローゼットに入れておくとよい。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Wear Stockings 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。