ベレー帽の作り方

ページ名:ベレー帽の作り方

ベレー帽は、何百年も前からある帽子のスタイルだが、今日でもスタイリッシュに被ることができる。 丸くて平らな独特の形をしたこのタイプの帽子は、伝統的にフランスのバスク地方の羊飼いが被っていたものだが、ベレー帽は田舎の農民というよりも、フランスの洗練されたスタイルの代名詞となっている。 フランス製の本物のベレー帽は、最近ではかなりの値段がする。幸運なことに、ほんの少しの道具と材料があれば、自分で作ることができる。

パート1

シンプルなフェルトベレー帽を作る

  1. ベレー帽を作る生地を選びます。ベレー帽は伝統的に羊毛フェルトで作りますが、このプロジェクトでは厚手のフェルトであれば何でも使えます。 このプロジェクトに必要なフェルトの量は半ヤードもありません。
    • フェルトは額に当てることになるので、かゆくなったり、肌に直接触れて不快にならないように注意しよう。
  2. メジャーで頭の周りを測ります。これでベレー帽の開口部の直径が決まり、完璧なカスタムフィットが得られるはずだ。
    • メジャーをお持ちでない場合は、頭に巻きやすい普通のメジャーや定規を探してみてください。これで、ベレー帽のバンドの寸法がわかるはずです。
  3. 型紙を作る。型紙や家にある薄い紙を使う。ベレー帽は、バンド、帽子のトップ、帽子の裏側の3つの部分からできています。各パーツには、縫い代(縫い目を縫うときに無駄になる布地)をつけ、正しいサイズになるようにします。
    • バンドの型紙を作る。バンドは細長い長方形で、長辺の一方にタブをつける。長さは、頭の直径に1.3cmの縫い代を加える。幅は3.8cmにする。基本の長方形をこのサイズに切り取ったら、長辺の片方に沿って1インチ(2.5cm)ごとに小さな「V」の字を切り取る必要がある。それぞれの "V "は、一番深いところで1/2インチ(1.3cm)の深さにする。
    • ベレー帽の上部の型紙を作る。これは大きな円にする。ベレー帽の幅を決め、直径12インチ(30cm)くらいがよいでしょう。鉛筆を紐にくくりつけた自作のコンパスを使ってもいいし、なぞることができる丸いもので、ほぼぴったりの大きさのものを見つけてもいい。レコード盤がこれに適している。
    • ベレー帽の裏側のパターンを作る。これは2つの円で構成する。大きい方の円は、上の部分の円と同じ直径にする。2つ目の円は、1つ目の円の中心に位置し、あなたの頭と同じ円周になるようにする。
    • 型紙を切り抜きます。
  4. 型紙をピンで止めます。手持ちの布地にすべて収まるように配置する。各パターンピースの周りをカットしている間、パターンが生地にしっかりと固定されるよう、十分な数のピンを使用する。
    • 次に、型紙の端に注意深く沿うように、すべてのピースを切り取る。
  5. 布地をピンで留めます。縫い目が完成品の内側になるように、すべてのピースを裏返しにしてピンで留める必要があります。
    • フェルトのような素材では、生地の両面が同じになるため、これは問題ではないかもしれません。
    • バンドをベレー帽の裏側にピンで留めるのが、最も難しい部分です。各タブをバンドの残りの部分から90度離れるように折り返し、下側の部分をタブの上にくるようにセットする。バンドのタブを下側のピースの開口部の端にピンで留める。ベレー帽を裏返すと、タブは見えなくなり、バンドと裏側が90度になる。
  6. ベレー帽を縫い合わせます。ミシンは、フェルトや厚手の布地を縫うのに最適な設定にしてください。ミシンがうまく作動しないと思われる場合は、いつでも手縫いでベレー帽を縫うことができます。
    • まず、バンドを閉じる縫い目を縫います。こうすることで、バンドが輪になります。バンドの端に1/2インチ(1.3cm)の縫い代をつけたので、両端に1/4インチ(0.6cm)の縫い目がくるように縫います。
    • 次に、バンドをベレー帽の裏側につなげます。裏側のパーツの内側の円の周りを、できるだけ端に近い位置で縫います。バンドで作った小さなツメを裏側のパーツに縫い付け、2つのパーツをつなげます。
    • 最後に、すべてのパーツが裏返しになっていることを確認しながら、下側のパーツを上側のパーツに縫い付けます。
  7. ベレー帽を裏返します。ベレー帽の表と裏の縫い目をアイロンで平らにします。裏側とバンドの縫い目は、平らではなく、直角になるようにする。
  8. 好きな飾りやアクセサリーをつける。多くのベレー帽には、ベレー帽と同じフェルトで作られた小さな茎が上部の中央から出ています。トップの中央に小さなポンポンやタッセルをつけて、自分なりの装飾を加えてもよい。
パート2

ペーパーベレー帽を作る

  1. お近くの画材店や手芸用品店でクレープ紙を購入します。色とりどりの紙を選んでください。
    • クレープ紙は比較的厚手のものを選ぶ。ティッシュペーパーの方が手に入りやすいかもしれませんが、このプロジェクトには十分な強度がありません。
  2. クレープ紙に丸い円を描く。同じ大きさの円がいくつも必要なので、クレープ紙を何枚か重ねておくこと。何枚か重ねて円を描き、鉛筆の筆圧で下の層に円を刷り込むのが一番簡単だ。
    • コンパスを作るには、画鋲、長さ10インチ(25.4センチ)以上のひも、円を描くのに使う鉛筆を用意する。鉛筆の真ん中にひもを結ぶ。ひもを鉛筆から15.2cm離して測り、その位置をキープする。次に、ひものもう一方の端を、6インチ(15.2cm)の位置で画鋲につける。画鋲をクレープ紙のほぼ中央に置き、紐をピンと張るまで伸ばす。糸を張り、画鋲を紙の真ん中にしっかり固定したまま、鉛筆で円を描き始める。
    • 他にも、正しいサイズのものをトレースする方法もある。このプロジェクトでは、直径12インチ(30.5cm)のレコードをトレースすればよい。特に好きなアルバムの場合は、レコードを傷つけないように注意してください。
  3. クレープ紙から円を切り取る。紙を何枚も重ねて一度に切り取ってもいいし、紙を分けてそれぞれ切り取ってもいい。どちらを選ぶかはあなた次第。円形になるように注意してください。そうすることで、紙で作ったベレー帽が本当にベレー帽に見えるようになります。
  4. クレープ紙で円を1つ作り、その真ん中に小さめの円を描く。この円の円周は、ベレー帽を作る人の頭と同じにします。穴の位置が正確になるように、小さい円の中心を正確に合わせる。
    • 円を描いたら、内側の円を切り取る。円の内側はまったく使わず、外側だけを使うので、内側は傷つけてもいいが、外側は切りながら傷つけないようにする。
  5. 前のステップで作った外側の円を、切り取った他の全体の円のひとつに貼り付ける。これにはいろいろな方法がある。
    • 2つの層を接着剤でくっつけてみる。この方法には、簡単な学校のりを使うことができます。
    • 2枚の紙を針と糸、またはミシンで縫い合わせる。紙が破れないように細心の注意が必要ですが、糸は素敵な装飾要素になります。
    • 2枚の紙の間に両面テープを貼ってもよい。
  6. ベレー帽を飾る伝統的なベレー帽には色や輝きがあまりなかったが、あなたのクールなペーパーベレー帽にはそれがないと誰が言うだろう?あなただけのベレー帽を作りましょう。
    • グリッターグルーでデザインしたり、カラフルなステッカーを貼ったりして、ベレー帽に輝きをプラスしよう!
    • フランスをテーマにした子供たちのパーティーのために、紙ベレー帽をたくさん作ってみよう。子供たちは自分でベレー帽をデコレーションして、その日はそれをかぶることができる。
  7. 紙で作ったベレー帽をかぶってみよう。長持ちはしないかもしれないが、この楽しい工作ベレー帽は、頭の上で本当にカラフルな主張をすることができる。
パート3

ベレー帽を編む

  1. 型紙を購入する。お近くの毛糸店には、さまざまなベレー帽の型紙があります。面白いデザインのもので、自分の編み物の技術レベルに合ったものを選びましょう。
  2. 毛糸と針をまだ持っていなければ購入する。選んだパターンの条件に合う毛糸を選ぶ。通常、パターンには使用する毛糸の太さが指定されているので、作るベレー帽のサイズに合ったものを選びます。
    • パターンには、使用する針のサイズも明記されています。使用する針のサイズも、出来上がった作品が型紙が想定していたサイズに合うかどうかに大きく影響します。
    • また、ベレー帽を編む場合は、編むスワッチの長さが比較的長いので、多くの場合、丸編み針を使いたいでしょう。
    • 毛糸は肌触りのよいものを選びましょう。例えば、重いウールの毛糸は頭を暖かく保ってくれますが、額に触れるとかゆくなることがあります。暖かさと見た目の美しさのバランスを考えて、かぶり心地のよい毛糸を選びましょう。
  3. ベレー帽を編む編み始める前に、少し編み方をリフレッシュする必要があるかもしれません。そんな場合は、実際のプロジェクトを始める前に、見本となるスウォッチで技術の練習をしましょう。そうすることで、糸や編み目に慣れることができます。
    • ほとんどのベレー帽の基本的なデザインでは、まず頭の周りと同じ数のステッチを針に編みます。通常は60目くらいから始めます。
    • ベレー帽のバンドとなる同じ長さの編み目を数段編んだら、一定の間隔で編み目を増やし、編み目の長さをどんどん長くしていきます。
    • ベレー帽の中間点、平らなフレアの幅が最も広くなるところまで来たら、ステッチを減らし始める。こうすることで、ベレー帽の特徴であるフラットな印象が生まれます。
    • ベレー帽を仕上げるには、縫い目を10数個になるまで減らします。その後、すべてのステッチをトップで結びます。
    • ベレー帽の完成形を作るために、ベレー帽のサイドを縫い、作ったスワッチの両端を縫い合わせます。こうすることで、最終的な丸い形に仕上がります。
  4. ベレー帽が自分にフィットしていることを確認したら、かぶってみましょう!ニット・ベレー帽は完成し、あなたの頭を暖かく包みます。


この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Make a Beret " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。

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