帽子の形

帽子の形を整えたり、頭にフィットさせたい場合、いくつかの方法があります。フェルトや麦わら帽子の形を整えたい場合は、蒸気で帽子の繊維をほぐし、手で形を整えます。野球帽の場合は、手やお湯、あるいはコーヒーマグを使って、帽子を好きなように曲げます。

方法1

フェルトや麦わら帽子を蒸す

1. 蒸し器ややかんを使って蒸気を作ります。帽子の繊維をほぐし、形を整えるには、安定した蒸気の流れが必要です。スチーマーを使うのが一番簡単ですが、熱いやかんやアイロンでも大丈夫です。

   • スチームを出すときや使うときは、スチームの通り道に手を近づけないようにして、やけどをしないように注意する。
   • アイロンを使う場合は、熱いアイロンで帽子をやけどしないように注意する。
2. 帽子をスチームの上に置き、生地の気孔が開くようにする。フェルトか麦わら帽子を手に取り、蒸気が出ている場所から約15～30cm離す。蒸気の中で帽子をゆっくりと数秒間動かし、帽子の形を整えたい部分に蒸気を当てながら、帽子をほぐしていきます。

   • 蒸気の中で帽子が十分に膨らむようにする。
3. 手で帽子の形を整える。スチームから帽子を取り出し、手を使って好きな折り目をつける。指で押さえてクラウンに折り目をつけたり、つばを両サイドに巻き上げたり、好きなようにアレンジしてください。

   • クラウンに折り目をつけたり、ツバを丸めたり、いろいろな部分を作りたい場合は、スチームで蒸し、別々のステップで作業してください。
   • 例えば、フェルトのカウボーイハットはクラウンにくぼみをつけるとよく似合いますし、麦わらのサンハットはサイドをロールアップするとよく似合います。
4. お好みの形になるまで、帽子を蒸し、形を整えます。1回目の蒸しで思い通りにならなかったら、蒸し続けて手で形を整えます。これは何度でもできます。

   • 帽子の形を整えながら時間をかけ、数秒かけて形を整えたら蒸気の中に戻す。
   • 一度に数秒以上蒸気の中に帽子を入れておかないことを忘れずに。
5. 形が崩れないように帽子を乾燥させる。帽子の形に満足したら、スチームを止め、乾いた暖かい場所に置く。平らなテーブルの上に置くことをお勧めします。

   • 完全に乾くように、帽子の上には何も置かないこと。
   • 暖かい環境であれば、帽子は1～2時間で乾くはずです。
   • 帽子を乾かしている間、数秒間頭に乗せて形を確認し、必要であれば蒸し工程を繰り返します。

方法2

ベースボールキャップの嘴を成形する

1. 帽子のクラウンをお湯に浸し、柔らかくする。桶か流しにお湯を張り、帽子のクラウンを1分弱浸す。帽子が乾くまでかぶり、頭の形になじませる。お湯を使うときは、手を火傷しないように注意する。

   • 嘴の形も整えたいのでなければ、嘴に水がかからないようにする。
   • 嘴の形を整えたい場合は、クラウンの形を整える前でも後でも構いません。
   • 帽子が冷めるまで数分待ってからかぶる。
2. 帽子の嘴を手で正確に曲げます。まだ乾いていないうちに手で嘴を曲げるのが、帽子の形を最も確実にコントロールできる方法です。帽子をかぶったままでも、帽子を持ったままでも、好きなだけ嘴を曲げてください。

   • 帽子が思い通りの形になるように、こまめに手で曲げる必要がある。
3. 乾いた嘴をソフトボールに巻きつけ、きれいなカーブをつける。帽子の嘴の下にソフトボールを置き、輪ゴムでソフトボールを嘴に結ぶ。嘴がソフトボールにしっかり巻きつくようにし、ソフトボールがきれいなカーブを描くようにする。ソフトボールがきちんと曲がるように、帽子に巻いたまま1～2日放置する。

   • 帽子の嘴を確認したいときは、いつでも輪ゴムを外してください。
4. 帽子の嘴をマグカップに刺すと簡単に直ります。これは、力を入れずに帽子を濡らさずに嘴を曲げる良い方法です。空の清潔なコーヒーマグを取り出し、帽子の嘴を半円に曲げるように中に入れる。マグカップの中に帽子を入れたまま一晩置くか、帽子の形に満足するまで置いておく。

   • 帽子の嘴が真円になるように、真円のコーヒーマグを選ぶ。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Shape a Hat 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。