アクセサリーの付け方

アクセサリーは服を特別なものにする。リトルブラックドレスにスパイキーなネックレスとメタリックなヒールを合わせれば、何の変哲もないスタイルからエッジの効いたアーバンシックなスタイルに大変身。ネックレスとヒールをパールとセンスのいいフラットシューズに変えれば、重要なビジネスランチにも対応できる。アクセサリーの基本ルールを覚えておけば、ワードローブの魅力を最大限に引き出すことができる。

方法1

するべきこと、してはいけないことを知る

1. 一度に数点のアクセサリーを身につける。多くの人が間違えているのは、持っているアクセサリーを一度に全部つけてしまうこと。アクセサリーに関しては、少なければ少ないほどいい。ジュエリー、時計、スカーフ、帽子、サングラスを身につけると、どのアイテムも目立たず、服がごちゃごちゃした印象になってしまいます。服装のアクセントになるような、あるいは強調したい特徴を際立たせるようなアクセサリーをいくつか選びましょう。

   • イヤリング、ネックレス、ブレスレット、リングなど、フル装備のジュエリーを身につけると、着こなしがごちゃごちゃしてしまいます。両方ではなく、イヤリングかネックレスのどちらかをつけ、一度につける指輪の数を制限してみましょう。
   • いろいろなアクセサリーを身につける場合は、それらが注目を集めるために競合しないようにしましょう。アクセサリーが意図的に選ばれたように見えるように、金属と色を合わせましょう。例えば、大きなゴールドのフープ、カラフルな暖色系のスカーフ、ゴールドの腕時計を身につけると、合理的なスタイルになります。
2. 大胆なアクセサリーを控えめな服に合わせる。中性的な服は、大胆なアクセサリーをいくつか加えるとガラリと変わる。ワードローブに黒、白、ベージュ、オリーブ、ネイビーなどのニュートラルな色が多いなら、アクセサリーをつけることで楽しい色で遊び、着こなしにメリハリをつけることができる。ニュートラルカラーの良いところは、他のほとんどの色と相性が良いこと。ここでは、ニュートラルな装いに活気を与える大胆なアクセサリーの使い方をいくつか紹介しよう：

   • 黒やネイビーのドレスに、赤やホットピンクの細いベルトを合わせる。
   • カーキやオリーブ色の服には、派手なオレンジや黄色のスカーフや靴を合わせる。
   • 白のブラウスには、マルチカラーのネックレスや大きなドロップイヤリングで爽やかに。
3. マッチしすぎないように。ブルーのイヤリング、ブルーのネックレス、ブルーの靴をお揃いにして、ドレスのブルーの水玉模様で遊びたくなるかもしれない。しかし、ここまでお揃いにすると、少し古風に見えたり、子供っぽく見えたりすることがある。思いがけない、でも驚くほど完璧なアクセサリーをミックスに投入することで、あなたの創造性が発揮され、服装に面白みが加わります。

   • お互いのアクセントになるような面白い色の組み合わせを思いつくのに役立てよう。例えば、パープルのシャツを着ているなら、同じ色合いのパープルを探す代わりに、マスタード色やレモン色のものを加えてみよう。黄色はカラーホイールの紫と反対色なので、あなたの服装は目に魅力的に映るだろう。
   • 黒と白に色を合わせる黒と白の花柄のトップスを着ているなら、エレクトリック・ブルーのミディアムサイズのビーズ・ネックレスと、キュートなブルーのイヤリングを合わせて。
   • 合わせ過ぎは通常、あまりお勧めできないが、意図的に合わせるととても楽しい。赤いパンツとトップスに赤いサングラスと赤いスカーフを合わせれば、ヴィンテージでシックに見える。モノクロームのルックは、注目を集めること間違いなし。
4. 着こなしの中で色彩を強調するアイテムを身につけよう。多色使いの服を着ている場合、アクセサリーは控えめな色のひとつを引き立たせることで、面白みを加えることができる。例えば、黒地に小花柄のドレスなら、花の葉の緑と同じ陶器のバングルを身につける。一色を強調することで、服が引き締まってエレガントに見える。

   • また、一見ミスマッチな2つの服を結びつけるためにアクセサリーを使うこともできる。例えば、ブラウスのピンクとパンツのベージュを引き立てるスカーフのように。こうすることで、それぞれのアイテムが、ただ一緒に並べられたのではなく、意図して選ばれたように見えます。
5. アイテムのサイズのバランスを考えましょう。大ぶりでぶら下がったイヤリングをつけるなら、オーバーサイズのアクセサリーを合わせないこと。小さめのネックレス（またはネックレスなし）をつければ、大きすぎるジュエリーに顔が圧迫されることもなく、よりバランスのとれたスタイルになります。様々なアクセサリーの大きさを念頭に置いて、一緒に身につけるものを決めましょう。

   • アクセサリーは、服のディテールのバランスをとるためにも使えます。襟元に面白い刺繍が施されたブラウスを着ている場合、それを隠すために大きなスカーフをつけたくはないだろう。代わりに、見せたいディテールを隠さず、アクセントになる細いチェーンを選ぼう。
   • ひとつのアイテムを主役に。買ったばかりのかわいい帽子をかぶるのが楽しみなら、同時に大胆なベルトをするのはやめましょう。
6. 自分の特徴を引き立てるアイテムを選びましょう。アクセサリーは、あなたの顔や体の魅力を最大限に引き出してくれます。選び抜かれたアクセサリーは、目を大きく見せたり、首をほっそりと見せたり、ふくらはぎを引き締めて見せたりすることができる。例えば、

   • 大きめのフープピアスで頬骨の傾斜を強調する。
   • 少し高さのある靴を履いて足を長く見せる。
   • 瞳に合ったスカーフを巻いて、瞳を明るく見せる。
   • 華奢なチェーンネックレスで鎖骨を強調しましょう。
7. 大胆なメイクをアクセサリーとして使う。ノックアウトされるような赤い口紅をつけたり、ヴィンテージのキャットアイのようなアイラインを引いたりすれば、アクセサリーはあまり必要ないだろう。メイクそのものをアクセサリーにしてしまおう。ただ、選んだ色があなたの服の色を引き立て、ルックをまとめるのに役立つことを確認してください。アクセサリーとして使える意外なアイテムをいくつか紹介しよう：

   • マニキュアとネイルアート
   • つけまつげ
   • タトゥー
   • メガネやカラーコンタクト
   • エクステンションや編み込み

方法2

アクセサリーを選ぶ

1. アクセサリーをあなたの特徴的なスタイルに合わせましょう。アクセサリーの選択肢は無限にあり、絞り込むのは大変です。アクセサリー・コレクションを始めたばかりの人は、まず今のスタイルに合うものをいくつか選ぶことから始めましょう。アクセ使いに慣れてきたら、もっと大胆なアイテムを試してみましょう。ショッピングリストに加えたいベーシックなアイテムをいくつか挙げてみよう：

   • イヤリング：シルバーやゴールドのフープ、宝石のついたスタッズ、楽しいダングリーピアスなど。
   • ネックレス：上品なシルバーかゴールドのチェーン、真珠のストリング、大胆なステートメントネックレス。
   • スカーフ：何にでも合うニュートラルなスカーフと、個性をアピールする大胆なスカーフを数枚。
   • ベルト：クラシックなレザーベルト、ワイドなステートメントベルト、エレガントなスキニーベルト。
   • ヘアアクセサリー：たくさんのバレッタ、ヘッドバンド、帽子が好きならサンハットとベレー帽。
2. 雑誌やブログでインスピレーションを得よう。どのアクセサリーを買うか決めるときは、ファッション雑誌やブログをチェックして、素敵なアイデアを見つけましょう。自分と似たテイストの人や、自分のワードローブから遠くない服からインスピレーションを得よう。

   • アクセサリーがどのようにスタイリングされているかに注目しましょう。どんな色や質感が組み合わされているか？
   • たいていの雑誌やブログには、そのアイテムがどこから来たのかの情報が載っているので、自分で購入することもできる。
3. 流行のアクセサリーは、古着屋やクリアランス・ビンをチェックしよう。アクセサリーは、お金をかけずに最新のトレンドを身につけることができるので、とても楽しい。気に入ったアクセサリーがあれば、その価格帯にコピー商品がある可能性があります。次のシーズンには流行遅れになりそうなアイテムのためにお金を貯めるのではなく、欲しいアクセサリーの廉価版を探しましょう。
4. 定番アイテムには大枚をはたく定番のアクセサリーでも、お金をかけて購入する価値があるものもあります。そのアクセサリーを何度も身につけるという確信があるのなら、より質の高いものを購入するのも良い投資となるでしょう。例えば、ダイヤモンドのスタッズは、おそらくたくさん使うでしょう。奮発する価値があるかどうかを判断するときは、次のような質問を自分に投げかけてみてください：

   • ずっと流行り続けるのか、それとも昨シーズンの流行になりそうなのか？
   • 自分のワードローブの大半とマッチするか、それとも合わせる服を探すのに苦労するか？
   • 上質な素材（スターリングシルバーや14カラットゴールドなど）を使っているのか、それとも単に有名ブランドだから値段が高いのか。
5. 自分の顔色に合ったアクセサリーを選びましょう。肌、髪、目の色が暖色系か寒色系かにかかわらず、アクセサリーはあなたの自然な色合いを引き立てるものが一番似合います。暖色系の肌なら、アースカラーやゴールド系がベスト。寒色系の肌の人は、宝石のような色を選び、ゴールドよりシルバーを選ぶとよい。

   • あなたの肌が暖色系か寒色系かを知るには、片方の手首にシルバー、もう片方にゴールドのブレスレットをはめるか、シルバーとゴールドのジュエリーを目に当ててみてください。どちらの金属があなたの肌に似合い、目が輝いて見えるでしょうか？あなたが暖色系ならゴールド。寒色系ならシルバー。
   • 肌の色に関係なく、アクセサリーは普段身につけない色で遊ぶ楽しい方法です。桃色を顔に近づけると浮いてしまうからという方は、桃色のフラットシューズや桃色のベルトを合わせてみてください。そうすれば、自分のトーンに合わなくても、その色を楽しむことができる。
6. 当たり前のこと以外のアクセサリーを考えてみましょう。身につけるものは何でもアクセサリーになる。傘や日傘は、洋服のアクセサリーに使えます。タトゥー・スリーブ、フェザー・ボア、ピン、ベール、ベルトループにぶら下げたキーホルダー、キャンディ・ネックレスもそうです。クリエイティブに！

方法3

いろいろなスタイルに挑戦する

1. アクセサリーを使えば、楽しいけれど仕事に適した服装を作ることができる。オフィスで働いている人は、プロフェッショナルに見えながら、少し個性を出す方法を探しているかもしれません。アクセサリーは、センス良く、オフィスにふさわしい方法であなたのスタイルをアピールする完璧な方法です。オフィスの基本的なニュートラルカラーには、以下のようなアクセサリーを：

   • スタッドピアス。低すぎなければ、ほとんどのイヤリングはオフィスにふさわしい。大事な会議がある場合は、クラシックなシルバーやゴールド、ダイヤモンドのスタッドピアスがおすすめ。
   • シックなメガネ。黒や亀甲のウェイファーラスタイルのメガネは、オフィスであなたをスマートでスタイリッシュに見せてくれる。
   • カラフルなフラットシューズやキトンヒール。
2. 普段着にエッジを効かせる。適切なアクセサリーを身につければ、セーターとスラックスの定番コーデも、ロックスターのようなエッジの効いたスタイルに変身する。実際、この2つのルックの並置は、より興味深く楽しいものだ。ベーシックなセーターやシフト、ブラウスをさらに引き立てるには、これらを身につけよう：

   • ミックス・メタル・ジュエリー。ゴールドとシルバーのバングルを重ねてみよう。
   • スタッズ・ジュエリー。太いメタルスタッズや小さなスパイクのついたジュエリーを身につければ、あなたが本気であることを世界にアピールできる。
   • 大胆なアイメイク。黒いアイライナーを引いて、スモーキーアイを作りましょう。
   • モーターサイクルブーツ。ドレスやジーンズによく似合う。
3. ボヘミアンなビーチルック。あなたが住んでいる場所は完全に陸続きかもしれないけれど、だからといってビーチで午後のひとときを過ごしたように見えないわけではない。自由で爽やかなルックを作るために、これらのアクセサリーを試してみて：

   • カラフルなビーズのネックレスやイヤリング。
   • 日差しや風を遮る薄手のスカーフ。
   • 完璧なサングラス。
   • 天然石の指輪。
4. 上品なイベントにふさわしい服装。授賞式やフォーマルな結婚式など、自分を最高に見せたいイベントに出席するなら、アクセサリーはエレガントで控えめに。これらのアクセサリーは、フォーマルなドレスやカクテルドレスによく合います：

   • パールやダイヤモンドなどの宝石をあしらったもの。
   • ネックレスとお揃いの小さなドロップイヤリングやスタッド。
   • 華奢なお揃いのテニス・ブレスレットやシンプルなチェーン。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Accessorize 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。