ラフの作り方

ラフとは、首や手首から出る幅広のプリーツ襟のことで、15世紀後半から16世紀にかけてヨーロッパで生まれた独特のファッションである。15世紀後半から16世紀にかけてのヨーロッパで生まれたこの独特のファッションは、でんぷんや金属針金で固められることが多かった。 今日、多くの人がルネサンスフェアのために自宅でラフを自作している。ラフには様々なスタイルや種類がありますが、基本的なラフは比較的簡単に作ることができます。

パート1

ラフを作る準備

1. 材料を集めましょう。糸、ネックバンドまたはリストバンド、針、はさみ、ライターが必要です。始める前に材料をすべて用意しておくと便利です。リボンも必要ですが、まずは寸法を測りましょう。
2. 手首か首のサイズを測りましょう。布製の巻き尺を使って、首か手首のサイズを正確に測りましょう。首用のラフを作る場合は、誰かに手伝ってもらう必要があるかもしれません。そうすることで、素材を作るときの寸法がわかります。
3. リボンは、できるだけしっかりと織られた生地で作りましょう。リネン、フェルト、グログランなどがよいでしょう。リボンの長さは、どんなラフを作るかによって、首のサイズや手首のサイズによります。ラフの下に着る人のシャツの襟を考慮し、2インチ（5センチ）プラスしてください。

   • 例えば、長さ17インチ（首回り15インチ用）、幅3インチのリボンを用意するとします。これで、約2.5インチの高さのラフが出来上がります。
   • リボンの幅によって、最終的なラフの高さが決まります。

パート2

リボンの準備

1. リボンの端を切り落とし、焼きます。リボンの端をハサミで切り落とし、なめらかにします。次に、ライターやティーライトなどの火を使って、リボンの端が溶け始めるまで軽く熱する。溶け始めたら止める。こうすることで、リボンの端が密閉され、後でほつれることがなくなります。
2. フリルの高さをリボンに沿って小刻みに印をつける。ラフを洗濯するわけではありませんから、後ではっきり見えないように軽く印をつけましょう。ラフを洗濯するわけではありませんから。定規と布用またはシャープペンシルを使います。縦方向に、数センチか数センチおきに印をつけます。これをリボンの両端に行います。

   • この場合、リボンの長さに沿って、3インチごとに小さな点をつけます。
3. リボンの端を縫います。リボンと同じ色の糸を使うとよいでしょう。針と糸でリボンの角を刺します。糸を結びます。

   • ラフがしっかり固定されていることを確認するために、下と後ろを2回通します。

パート3

折り目をつける

1. 最初の折り目をつけます。最初の小さな印を飛ばして2つ目の印に進みます。ここから始めます。リボンの短い方の端を持ち、印の上に折り返します。折り目の先端を縫います。リボンをつまんで、印のある先端を縫います。リボンが邪魔にならないよう、やさしく縫います。

   • ループはなるべくゆるくしておきます。糸を極端に強く引っ張らないようにします。そうすることで、完成したときにフリルを調整する余裕が生まれます。後で締め直せばよいのですから。
2. 2つ目の折り目に進みます。最初の折り目の次の印は飛ばして、その次の印に進みます。短い方の端を持ち、印の上に折り返します。もう一度、折り目の先端を縫います。
3. リボンの端までこの作業を繰り返します。他のマークは、折り目をつけてリボンをつまみ、先端のマークを縫います。このとき、緩めず、最後に調節することを忘れずに。縫い終わったら糸を切ります。糸の端を結び、しっかりと切ります。こうすることで、片側のラフがまとまります。

   • 乱れる心配はありません。ラフを指から離すと、プリーツではなく、ぐちゃぐちゃに見えます。縫い続ければ、まとまります。
4. 反対側も縫う。リボンの反対側を縫い合わせます。リボンの反対側には、まだ縫っていない小さな印があるはずです。最初の面を作ったときとまったく同じ手順で縫います。

   • お好みの形や見た目になるように、フリルを調節してください。

パート4

バンドを縫い付ける

1. フリルのついたリボンを平らなところに横向きに置きます。これがフリル作りの一番難しいところなので、何度か挑戦してもがっかりしないでください。シャツのネックバンドまたはリストバンドを、フリルに縫い付けるようにセットする。
2. フリルとバンドを縫い合わせる。このとき、ネックバンドの片隅とフリルの糸の位置のできるだけ近くを針と糸で貫通させる。ラフの最初のループの上部に針と糸を通すようにします。また、フリルを作るのに使った最初の糸の後ろ側になるようにします。糸と針をループさせ、次のフリルのループのスタート位置に戻る。

   • 強く引っ張り、フリルとバンドを近づける。
3. すべてのループをバンドに縫い付けます。糸と針を使ってフチとバンドを近づけ、次のループに進む。

   • ジグザグではなく、直線で縫う。ジグザグに糸を通すと、本物らしく見えません。
   • 縫い終わったら糸を切る。糸の端を結び、しっかりと切る。
4. 反対側も同じ作業を繰り返す。もう一度、反対側を縫います。ラフはすでに適切な位置でバンドに取り付けられているので、これは少し簡単なはずです。同じようにしてください。
5. 糸をもう一度切る。糸の端を結び、しっかりと切り落とします。これで完成です！おめでとう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Make a Ruff " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。