厚手のスカーフの巻き方

肌寒い季節になると必需品となるのがマフラーだ。春から夏にかけては薄手のスカーフが一般的だが、秋から冬にかけてはウールやポリエステル製の厚手のスカーフが命綱となる。寒さに出かける前に、ネックウェアの新しいスタイリングを考えてみよう。厚手の長方形やブランケットのスカーフを肩にかけたり、バンダナのように首にかけたり、カーディガンのように羽織ったり。チャンキーなスカーフがお好きなら、一日中動かないように簡単に固定できます。

方法1

スカーフを肩にかける

1. スカーフを両手に持ち、首の後ろにかける。両手でスカーフを縦に持ち、生地が一直線になるようにします。生地の3分の2が片方の肩に、3分の1がもう片方の肩にかかるように首の後ろに垂らす。こうすることで、後でスカーフを輪にしやすくなります。

   • この方法は、長方形のスカーフや幅が比較的短いスカーフに最適です。ほとんどのデパートで購入できます。
2. スカーフの長い方を肩にかけます。胸元に垂れている長い方のスカーフを、首元をすっぽり包むように裏返します。こうすることで、首元を暖かく保ちつつ、ファッショナブルに見せることができます。
3. スカーフの長い方を元の位置に引き戻します。片手または両手を使って、スカーフの長いほうを元の位置に戻します。スカーフが胸元に垂れることで、より均等に見えます。

   • スカーフを首にきつく巻きすぎないように注意してください。
4. スカーフの両端を引っ張り、長さが同じになるようにします。スカーフの両端を持ち、軽く引っ張って長さを揃える。鏡の前で行うとよい。

   • このクラシックなスカーフスタイルは、どんなスタイルにも合います。長袖のシャツやセーター、細身のパンツやスキニージーンズ、足首までの高さのブーツにスカーフを合わせてみて。

方法2

バンダナのようにスカーフを垂らす

1. スカーフを両手で縦に持ち、生地が平らになるようにします。両手で生地を持ったまま腕を伸ばす。こうすることで、折り始めるときに生地が平らな一枚になります。

   • このルックには大きめのスカーフを使いたい。大きめの正方形か長方形の生地を使うと、三角形に折ることができます。ブランケットスカーフが最適です！
2. スカーフを大きな三角形になるように半分に折る。スカーフ生地を取り、反対側の角が合うように折る。このスタイルは大きなバンダナのように見せることを目的としているので、基本的には小さなバンダナ生地を折るようにスカーフを折ることになる。角が均等になっていることを確認してから続ける。
3. 三角形の折り返した両端を.アンダーハンドノットで生地の左端と右端の角を首の後ろに沿って結びます。これで生地が固定され、長いバンダナで首元を快適に保つことができます。

   • 結び目を締めるのに使った布の端を、スカーフの両脇に挟み込む。
   • このスタイルはオープンジャケットによく似合う。長袖で膝丈のワンピースに合わせてもいい。

方法3

ブランケットスカーフでカーディガンを作る

1. 布を縦に持ちながら腕を伸ばし、一枚になるように平らにする。生地の角を指で押さえ、できるだけ平らになるように腕を伸ばします。こうすることで、後でスカーフを折りたたんだり巻いたりするのが簡単になります。

   • このルックでは、大きめのブランケット・スカーフを使いたい。普通の長方形のスカーフでは、このスタイルには幅が足りません。
2. スカーフを半分に折り、短い端が接するようにする。スカーフの生地を半分に折って、素材を最小限にする。スカーフの表面積を小さくすることで、後で生地を肩にかけるのがとても楽になります。

   • スカーフを折るときは、柄のある面が外側になるようにします。
3. 隣り合う2つの端をアンダーハンドノットで結びます。手に持っているスカーフの上部の角を結びます。このとき、アンダーハンドノットを使うと、かさばる生地でも扱いやすくなります。この角を結ぶことで、スカーフを洋服のように着ることができます。

   • このとき、反対側の角を一緒に結ばないように注意しましょう。
   • 必要であれば二重に結びます。角がしっかりと結ばれていることを確認するため、生地が許せばもう一度結びます。
4. 折り目に沿って生地を開き、2つの開口部が見えるようにする。結び目の左右に2つの開口部が見えるように、折り返した布の両側を切り離す。これがスカーフカーディガンの袖の穴になります。
5. ベストを羽織る要領で、袖口から腕を通す。ベストを着るつもりで、スカーフの開口部から腕を通します。肩にしっかりかかるように生地をスライドさせ、結び目は後ろに。

   • このカーディガンスタイルは、ポロシャツや長袖のボタンダウンシャツによく似合います。 また、ふわっとしたロングドレスの上に着て、ベルトで固定してもとてもスタイリッシュです。

方法4

インフィニティ・スカーフのスタイリング

1. インフィニティ・スカーフを折りたたんで首にかける。ループ状の素材を平らにして、肩幅と同じかそれ以上の長さの直線に見えるようにする。スカーフの片側が両肩にかかるように、スカーフを首の後ろに回します。

   • スカーフの幅が広ければ広いほど、居心地がよくなります。
   • インフィニティ・スカーフを買いたくない場合は、太い毛糸でかぎ針編みをすることもできる。
2. マフラーの右側を左側のループに通します。インフィニティ・スカーフの右側部分を片手に持ち、平らになるように持つ。もう片方の手でスカーフの開口部を広げます。スカーフの右側の部分を開口部に通し、強く引っ張る。
3. スカーフを中央に寄せ、必要に応じて髪をほどく。スカーフが中央にくるように両手で調整し、スカーフにまだかかっている髪を取る。スカーフが首の真ん中にくるようにしたい場合は、鏡を使う。

   • 手助けが必要な場合は、友人や家族に手伝ってもらいましょう。
   • インフィニティ・スカーフは、セーターや長袖シャツのような、居心地の良い冬の服装にぴったりです。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Wear a Thick Scarf 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。