スカーフの巻き方

9月に入るとすぐにスカーフの季節がやってくる。防寒のためであれ、スタイルのためであれ、スカーフの結び方は何十通りもある。首に巻いたり、髪に巻いたり、いろいろな結び方でユニークな新しいスタイルを楽しんで。

方法1

スカーフを首に巻く

1. シンプルなループで巻く。 スカーフの最も基本的で魅力的な巻き方のひとつが、首に輪っかを作るように巻く方法です。 スカーフを首に巻いて輪っかを作り、テールエンドをゆるく前に垂らします。ループを少し引っ張るとゆるくなり、よりカジュアルな印象になる。寒さをしのぐなら、スカーフを首に何度も巻いてもいい。
2. 結び目の輪を作るスカーフを首に1～2回巻いた後、テールエンドを結びます。 このとき、結び目がきつくなりすぎないように、結び目を緩め、テールエンドを重ねます。お好みで、端を輪の中にねじり込んで完全に隠してもいいし、そのまま垂らしておいてもいい。
3. ハッキングノットを作る。スカーフがループから外れる心配はないけれど、ベーシックなものがいいという人は、ハッキングノットでスカーフを巻きましょう。スカーフを縦半分に折り、首にかけます。両端を輪っかに通して、体の上でスカーフがうまく流れるように調節する。
4. 8の字結びをする。ハッキングノットをさらに一歩進めて、8の字結びを作ります。スカーフを半分に折り、首にかけます。テールを1本取り、反対側の首にかけたループに通します。次にループを180度ひねって2つ目のループを作り、そこに2つ目のテールエンドを通します。布を引き離して、胸にフィットするように調節する。
5. スカーフの三つ編みを試してみましょう。八の字スカーフでは物足りないという方は、スカーフを「三つ編み」にしてみましょう。首の周りにハッキングノットを作り、テールエンドをループに通します。次に、ループを180度ひねって2つ目のループを作ります。この輪に2つ目のテールエンドを通し、さらに180度ひねって3つ目の輪を作る。三つ編みにする布がなくなるまで、このパターンを続ける。
6. スカーフをサークルスカーフに結びます。スカーフをインフィニティ・スカーフにすることで、スカーフのフリンジをぶらぶらさせる手間を省くことができます。スカーフをテーブルの上に平らに広げ、縦半分に折る。それぞれの角を結んで（フリンジがある場合は中央も結んで）大きな輪を作ります。これをうなじに沿って首に巻く。スカーフの長さが十分ある場合は、ループを二重にして何重にもし、もう少し短くします。
7. スカーフを鎖で結びます。このスタイルは、ボタンを留めたブレザーやジャケットの上によく似合う。スカーフの両端を前に出して首に巻く。両端を好みの高さで結び、もう一度結びます。布が足りなくなるまで結び続け、長い鎖状にする。
8. ダブルノットを作ります。スカーフの両端が前に来るように首にかけ、胸にかける。スカーフの片方の端がもう片方より少し長くなるように調節する。長い方の端を結びますが、きつく引っ張らないでください。もう片方の端を結び目の中央に通す。お好みで結び目を上下に動かしてください。
9. スカーフを半結びにします。片方の長さがもう片方の長さの2倍になるように、スカーフを首に巻きます。長い方の端を短い方の端に一周巻きつけて輪を作る。次に短い方の端にもう一度巻きつけ、端の中心から首の穴に通す。中心から引っ張ると、平らな小さな輪ができ、スカーフの短い方（今は長い方）にかけることができる。ループの最後尾はその後ろに隠れる。
10. スカーフを蝶結びにします。スカーフの両端を前に出して首に巻きつけます。この両端を前でゆるく結び、伝統的なうさ耳結びの要領でリボンを結ぶ。リボン結びは大きめに、ゆるめにするとカジュアルに仕上がります。

方法2

スカーフを髪に巻く

1. スカーフをバンダナのように巻いてみましょう。特に正方形のスカーフによく合います。スカーフを平らに広げ、テールエンドが背中に落ちるように頭からかけます。テールエンドを（髪の下でも上でもお好みで）きつく結びます。テールエンドが長い場合は、ポニーテールの根元に巻きつけたり、髪に編み込んでもよい。
2. ターバン・ヘッドバンドを作る。スカーフを平らに広げ、細長く折りたたむ。尾の先が額の上にくるように髪に巻きつける。両端をきつく二重に結びます。テールエンドをヘッドラップの下に挟むかピンで留める。正方形のスカーフは、このスタイルのヘッドバンドによく合います。
3. スカーフをリボン結びにして髪に巻きつける。髪をアップスタイルか三つ編みにします。そして、ポニーテールの根元に薄手のスカーフ（小さければ小さいほどよい）を普通の結び方で巻きつけます。テールエンドを輪っかにして結び、布を調節すれば、髪に可愛らしさがプラスされる。
4. ハッキング・ヘッドバンドを作る。薄い素材の長いスカーフがあれば、このスタイルのヘッドバンドを試してみよう。スカーフを縦半分に折って、片方の端に輪を作り、もう片方の端に2本のしっぽを作る。ループとテールエンドの両方がちょうど額の上にくるように、これを頭に巻きつける。テールエンドをループに通し、折り返す。テールエンドをスカーフの下に挟むかピンで留めると、テールエンドが隠れてヘッドバンドが落ちにくくなります。

方法3

スカーフを他の方法で着用する

1. スカーフをショールとして使う。スカーフを平らに広げ、毛布のように肩に巻きつけます。 尾端を前で結ぶか、脇の下で輪っかにして背中で結びます。このスタイルは、素敵なドレスの上に羽織るナイトアウトにぴったり。
2. スカーフをベルト代わりに結ぶオーバーサイズのシャツやワンピースがある場合は、長めのスカーフを使ってウエストをベルトで締め、細く見せましょう。スカーフを腰に巻き、両端を基本的な結び方で結ぶ。端はルーズに垂らしてもいいし、ねじってベルトの中に入れてもいい。
3. ハンドバッグにスカーフをつける。どんなハンドバッグにも、小さくて薄い生地のスカーフでかわいいリボンを作りましょう。スカーフをハンドバッグの持ち手の付け根に巻きつけ、リボン状に結びます。リボンが財布の正面から見えるように、布地を少し調節する。
4. .とても大きなスカーフをお持ちの場合は、平らにして腰に巻きつけます。両端をウエストでサロン風に結ぶか、重なり合った布をピンで留めると、よりプロっぽく仕上がります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Wear a Scarf 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。