偏光サングラスの見分け方

サングラスのレンズが本当に偏光レンズであるかどうかをテストすることができます。レンズのアンチグレア技術は、あなたの目を太陽から遮るもので、偏光していないレンズとは全く異なるユニークな性質を持っています。あなたのサングラスが偏光レンズかどうかを確かめるには、反射面を使うか、コンピューターの画面を見るか、他のサングラスとよく見比べてみてください。

方法1

反射面でテストする

1. 光が当たるとまぶしい反射面を探します。反射するテーブルの上や鏡など、光沢のある平らな面を使うとよいでしょう。2～3フィート（60～90cm）ほど離れたところからでも、まぶしさがわかるようにしてください。

   • まぶしさを出す必要がある場合は、オーバーヘッド・ライトをつけたり、反射面に懐中電灯を当てたりしてもよい。
2. サングラスを目の前15～20cmのところにかざす。一度に片方のレンズを通して表面を見ることができるはずです。サングラスのレンズの大きさによっては、もう少し顔に近づける必要があるかもしれません。
3. サングラスを60度の角度に上向きに回転させます。サングラスはこの時点で斜めになり、片方のレンズがもう片方より少し高くなるはずです。サングラスは特定の方向に偏光しているので、サングラスを回転させることで偏光をより効果的にすることができます。

   • まぶしさの当たり方にもよりますが、顕著な違いを見るには、メガネの角度を少し調整する必要があるかもしれません。
4. レンズを通して、まぶしさのレベルをチェックしてください。サングラスが偏光レンズであれば、まぶしさが消えるのがわかるでしょう。片方のレンズを通して見ると、とても暗く、まぶしさはほとんど感じないはずですが、それでも表面に光が当たっているように見えます。

   • 偏光の効果がわからない場合は、サングラスを動かして、普段の見え方とサングラスを通して見える見え方を何度か比べてみてください。

方法2

2組のサングラスを比較する

1. 偏光機能付きのサングラスを探します。すでに偏光サングラスを持っている場合、または偏光サングラスが複数ある店で比較テストができます。このテストは別の偏光サングラスでのみ有効です。
2. 偏光サングラスを前に出し、もう1つの偏光サングラスを前に出します。レンズをアイラインに合わせ、約1～2インチ（2.5～5.1cm）離してください。問題のあるサングラスを最も手前に、偏光サングラスを遠くにします。

   • レンズ同士が触れないように注意。コーティングに傷がつく可能性があります。
3. より劇的な結果を得るために、サングラスを明るいライトの前に置いてください。特にこの方法でサングラスを比較するのが初めての場合は、テストが少し簡単になります。光は陰影をよりはっきりさせます。

   • 窓から差し込む自然光でも、オーバーヘッド照明やランプのような人工光でも構いません。
4. 疑わしいサングラスを60度回転させます。片方のレンズがもう片方のレンズと対角線上になるようにし、偏光サングラスは同じ位置に留まるようにします。片方のレンズだけがもう片方のレンズと一直線になるようにします。

   • サングラスを回転させる方向はどちらでもかまいませんが、両方のレンズペアをしっかりと固定してください。
5. レンズの重なっている部分を見て、濃くなっているかどうかを確認します。両方のサングラスが偏光レンズの場合、真正面から見ると重なっているレンズの方が濃く見えます。疑わしいペアが偏光レンズでなければ、色の違いはありません。

   • 重なっているレンズと重なっていないレンズの色を比べてみてください。

方法3

パソコンの画面を使う

1. コンピュータの画面を最も明るく設定する。ほとんどの電子機器には偏光グラスと同じアンチグレア技術が搭載されています。画面を見て偏光度をテストすることができます。

   • 明るいとテストの効果が顕著になるので、白い画面を開いてください。
2. サングラスをかける。コンピュータの前に立ったら、いつものようにサングラスをかけます。画面の真正面に座っていることを確認してください。

   • パソコンの画面が目の高さになければ、目の高さまで上げるとよいでしょう。
3. 頭を左右に60度傾ける。スクリーンの前にいる間、頭のてっぺんを左右に傾けてください。サングラスが偏光レンズの場合、アンチグレア効果が相殺されて画面が黒く見える。

   • 片側でうまくいかない場合は、反対側に頭を傾けてみてください。それでもダメなら、そのサングラスは偏光していません。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Tell if Sunglasses Are Polarized 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。