あらゆる体型を着こなすコツとヒント

試着室で服を試着するとき、シルエットやスタイルによって、自分の体型に似合うものと似合わないものがあることに気づくかもしれない。どんな服でも好きなように着こなすことはできますが、自分の体型を大まかに知っておくことで、体型に合った服を選び、自信を持つことができます。この記事では、自分の体型を見つける方法をお伝えします。そして、自分の体型に合った服の着こなし方について、専門家によるスタイリングのヒントをお伝えしよう。もちろん、体型は人それぞれ。これらはあくまで一般的なガイドラインであり、あなたがベストと感じるスタイルを見つける手助けになる！

この記事は、セレブリティ・スタイリスト＆自信コーチ、カリー・ヒューレットへのインタビューに基づいています。

知っておくべきこと

• リンゴ型体型の人は、フレアパンツで脚を美しく見せ、V字型のネックラインで胴体を長く見せましょう。
• 洋ナシ型体型の人は、ストレートレッグのパンツと、肩を強調する構造的なトップスで、ゴージャスな曲線を美しく見せましょう。
• ストレート体型の人は、フリルのついたトップスやスキニージーンズ、体にフィットするスカートで、素晴らしい腕と脚をアピールしよう。
• 砂時計体型の人は、体にフィットするシルエット、Aラインドレス、V字ネックラインなどで、くびれたウエストを強調しよう。

パート1

自分の体型を知る

1. 自分の体型を知る第一歩は、バスト、ウエスト、ヒップが体の中でどのようにフィットしているかを見ることです。胸がウエストやヒップより大きいかもしれないし、ヒップが最大の特徴かもしれない。メジャーを取り出し、バストの最も豊かな部分、ウエストの最も小さい部分、ヒップの最も広い部分に当ててみてください。

   • 以下のボディタイプは、女性の体を表しています。成人になる前に体型を判断できる場合もありますが、体型はバストとヒップの発達が終わった後に最も明らかになります。
   • 良い」「悪い」という体型はありません。すべての身体は個性的で、それぞれに美しい。
   • 自分の体型を知ることは、ベストに見えるように、そしてベストに感じるように服を着るための一般的なガイドラインに過ぎません。
   • モデルの体型でさえ、これらのカテゴリーに分類される。
2. 肩幅がヒップより広い人はリンゴ型。この体型はよく逆三角形と呼ばれ、"トップヘビー "と表現されます。肩幅が広く、バストが豊かで、ウェストラインが直線的であることが多い。この体型の女性は、一般的に脚、腕、ヒップが細い。自分がリンゴ体型かどうかは、鏡の中の自分を見てみればわかる。

   • 女性の約14％がこの体型で、バストがヒップより7cm以上大きい。
   • リンゴ体型の場合、体重がみぞおちと胸に集中し、バストが大きく、お腹が出ているように見えるかもしれません。
   • もともとバストが小さめの人は、みぞおちあたりに体重が集まることが多い。
3. バストよりヒップの幅が広い人は、洋ナシ型かもしれません。これはリンゴ型とは正反対の体型で、トップヘビーよりもボトムヘビーです。洋ナシ体型の女性は、ウエストがくびれ、ヒップがふっくらとし、肩幅が狭くなだらかです。体型は直線的というより曲線的で、後ろ姿はふくよかで、脚は筋肉質です。

   • 女性の約20％が洋ナシ型で、ヒップが胸よりかなり大きい。
4. ヒップ、ウエスト、バストが同じなら、ストレート体型かもしれません。アスレチック型や長方形型と呼ばれるこの体型は、洋ナシ型やリンゴ型ほど曲線的ではありません。その代わり、シルエットはかなり直線的で、腰回りのカーブは目立ちません。

   • 女性の約46％がこの体型で、ウエストの幅がヒップやバストとほぼ同じです。
   • ウエストがバストより1～8インチ（2～20cm）小さければ、このタイプでしょう。
   • カーブをつけるためのウエストのくびれがないため、胸郭が体型の大部分を決めています。
   • 下半身がカーヴィーだったり、胸幅が広くてみぞおちあたりが少し余っていたりしても、長方形の体型になることがあります。
5. ヒップとバストが同じサイズなら、砂時計型体型の可能性が高い。この体型は、上半身も下半身も曲線的で、ウエストがくっきりしている傾向があり、これが砂時計型と呼ばれる理由です。この体型の人は、ヒップとバストがほぼ同じ大きさで、とてもプロポーションが良いです。

   • これは最も一般的でない体型で、8％の女性しか持っていません。
   • 上腕に少し肉があったり、肩幅が広く見えたり、下半身が少し膨らんでいたりしても、砂時計体型になることがあります。
6. 骨格が体を形作るが、体重がプロポーションを変えることもある。骨格が体型を大きく左右するので、体重に関係なく体型を変えることはできません。しかし、余分な体重を減らしたり、消費カロリーを増やして体重を増やすことで、体のプロポーションを変えることができます。

   • 残念ながら、特定の部位の脂肪を減らすことはできません。体幹エクササイズをすれば腹筋は鍛えられますが、お腹だけ脂肪が溶けるわけではありません。
   • 筋肉を増やすことは体に変化をもたらしますが、"スポット的に増やす "こともできません。例えば、胸のエクササイズはバストラインを引き締め、トーンアップさせますが、胸の組織を増やすことはできません。
   • 体型によっては、特定の部位が太りやすかったり痩せやすかったりします。例えば、砂時計型の体型の女性は、バストとヒップは太ったり痩せたりしますが、ウエストは太りません。しかし、リンゴ型の女性は、バストではなくヒップが太りやすい。
   • トレーニングにレジスタンス・トレーニングを取り入れると、体を引き締めることができます。脂肪がつきやすいところ、つきにくいところを知ることは、しっかりとした運動計画を立てることにも役立ちます。
   • 洋服は体を美しく見せるためのものなので、気分が良くなるようなスタイルを選びましょう。どんなに美しいモデルでも、似合わない服はある。実際、デザイナーがショーのモデルを選ぶときは、その服が最も映えるモデルを選ぶ。
   • 完璧な」あるいは「理想的な」身体というものは存在しないが、美しいとされるものは歴史とともに変化する傾向がある。ヴィクトリア朝時代には、砂時計型ボディが賞賛され、多くの女性がそのスタイルを手に入れるためにコルセットを着用した。1920年代には、ストレート体型が流行した。多くの女性が胸を平らにするためにガードルを着用した！
   • 体型の美しさは、しばしば文化的なものでもある。アフリカ系アメリカ人の女性は砂時計のような体型で賞賛され、日本人の女性はまっすぐな体型で賞賛されます。
7. 体型には遺伝も大きく影響します。あなたの家族の他の女性を見て、共通の傾向を見ましょう。家族の女性が同じような体型であれば、あなたも同じような体型である可能性があります。あなたの体型を決めるのは、母親の家系だけでなく、父親の家系も同じであることを忘れないでください！

パート2

体型別の着こなし

1. りんご体型の人は、V字型のネックラインとフレアパンツを着ましょう。胴体と脚を強調する。みぞおちから目をそらし、首、胸、下半身を強調するシャツやドレスを。

   • ボディラインに沿って、上半身と下半身にディテールを残しましょう。この体型では、少しVネックのシャツやブラウス、ドレスを着るのがいい。
   • ストレートレッグやスキニージーンズよりもフレアパンツを選び、幅広の肩幅と重めの上半身とのバランスをとりましょう。また、腰骨のすぐ下のボトムスを履くことで、みぞおちから目をそらすことができます。
   • ウエストを絞るドレスやベルトは、みぞおちを強調します。見せたい部分であれば、そうしましょう！そうでない場合は、これらのスタイルを避けて、この部分への注目を減らしましょう。
   • 体型に気になる部分がある場合は、黒や紺のようなダークカラーを着ましょう。また、体のラインに沿うようなトップスを着ることで、隠したい部分から視線を遠ざけることができる。
   専門家のアドバイス

   プロのスタイリスト

   クリスティーナ・サンテリは、フロリダ州タンパを拠点とするワードローブ・スタイリング・コンシェルジュ、スタイル・ミー・ニューのオーナー兼創設者。スタイリストとして6年以上のキャリアを持ち、彼女の作品はHSN、パシフィック・ハイツ・ワイン・アンド・フード・フェスティバル、ノブヒル・ガゼットなどで紹介されている。

   
   プロのスタイリスト

   これらの提案はルールではなく、ガイドラインとして使ってください。ワードローブスタイリストでイメージコンサルタントのクリスティーナ・サンテリは、「自分に似合うアイテムを見つけるには、試行錯誤が大切です。自分の体型のせいで、あるものを着ることができないと思って、試着しない人もいます。スタイリストとして、私はお客様に、今まで考えもしなかったようなものに挑戦してみることをお勧めするのが大好きです。
2. 洋ナシ型なら、構築的なシャツで上半身にアクセントを。そのコツは、肩とバストの部分を強調するものを着ること。そうすることで、上半身が強調され、上半身と下半身のプロポーションが均等になります。

   • フリルやプリーツ、紐が上部にあるシャツやドレスを選ぶと、上半身にフォーカスが集まります。ボートネック、スクープネック、スイートハートネックラインも肩を強調します。肩パッドも効果的！
   • ストレートレッグか少しフレアなパンツにヒールを合わせる。これらのスタイルは、下半身が重くなりがちな体型のバランスをとるのに役立ちます。
   • また、バストを強調し、体型のバランスを整える効果もあります。
   • スキニーや超フレアジーンズのように脚を細く見せるパンツやタイツは、下半身をより強調することができます。体型のバランスをとりたいなら、こうしたスタイルは避けましょう。
   • 下半身を隠したいなら、臀部のエクササイズや有酸素運動をするとよいでしょう。下半身を強調したいなら、トレーニングにウェイトを加え、タンパク質の摂取量を増やして、下半身を引き締めましょう。
3. ストレート体型の人は、ボリュームのあるトップスとスキニージーンズを着ましょう。腕と脚を強調する服を選びましょう。大胆な柄のトップスや体にフィットするジーンズを履くことで、シルエットを崩し、体に沿ったカーブを作りやすくなります。

   • フリルやフリルのついたシャツやワンピースは、あなたの体型に質感やボリューム、女性らしさをプラスしてくれます。胸元に装飾の多いドレスは、その部分に重みを与え、少し大きく見せることができる。
   • 鮮やかなタイツを合わせて、美脚を最大限に生かしましょう。スキニージーンズを履くのもいい。体型にぴったりとフィットするスタイルは、体のラインとカーブを強調してくれる。
   • ドレスやスカートでウエストをつまんで、体のラインを誇張しましょう。
   • また、シェイプウェアを着ることで、角ばった体型とのバランスをとることができます。
   • 下半身も上半身も直線的な服やだぶだぶの服を着ると、形がないように見えてしまいます。この体型でメリハリをつけたいなら、こうしたスタイルには近づかないこと。
4. 砂時計型なら、体にフィットしたスタイルでウエストを強調しましょう。カーヴィーなトップとボトムを強調しましょう。ウエストにぴったりフィットするシャツやドレスで、くびれた真ん中に焦点を当てましょう。

   • Vネックのドレスやトップスを選べば、バストが強調され、砂時計のような体型を美しく見せることができる。プランジネックやスイートハートネックも、バランスの取れた体型を強調するのに最適なチョイス。
   • ベルトやアクセサリーでウエストを強調しましょう。カーヴィーな上半身と下半身を強調するのにも効果的です。
   • 洋服は体のラインにフィットするように仕立て、体のラインを強調しましょう。
   • 快適でサポート力のあるブラジャーを着用することも、バストを美しく見せるのに役立ちます。
   • ボクシーで形のない服は、砂時計のような体型を隠してしまいがち。体のラインを強調したいなら、こうしたスタイルは避けましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 Tips and Tricks for Dressing Every Body Shape 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。