カプセル・ワードローブには何着の服を入れるべきか？

服作りの時間とお金を節約したいなら、カプセル・ワードローブはクローゼットを減らすのに最適な持続可能な方法だ。カプセル・ワードローブには限られたアイテムしかないけれど、洋服をミックス＆マッチして、スタイリッシュで洗練されたコーディネートを予算内でたくさん作ることができる。どのようなアイテムを入れればいいのか、どのようにカプセルワードローブを作ればいいのか、迷っている方も多いと思います！

カプセル・ワードローブとは？

1. カプセル・ワードローブには、ミックス＆マッチできるアイテムが30～40点ほどあります。カプセル・ワードローブにあるアイテムはすべて、あなたが特別に厳選したものなので、それらを組み合わせて様々な着こなしができます。このアイテム数は厳しい制限ではありませんが、選択肢を限定することで、着るものを選ぶのに時間をかけずに済みます。他の服は当分の間倉庫にしまっておくか、ミニマルにしたいなら寄付することもできる。

カプセル・ワードローブに入れるもの

1. シャツやブラウスは10～12枚程度を目安に。ベーシックなTシャツや柄物のTシャツ、おしゃれなタンクトップ、長袖のボタンアップ、素敵なブラウスなど、お気に入りのものを選ぼう。ファストファッションブランドではなく、上質な素材を使ったアイテムにこだわり、着心地がいいものを選ぶこと。 絶対に気に入ったトップスを考えて、カプセルワードローブに飾っておこう。

   • どんなTシャツやタンクトップでも、ジーンズと合わせれば簡単なカジュアルスタイルに。
   • 長袖のトップスにロングスカートを合わせれば、スタイリッシュな秋のファッションステートメントになる。
2. ブレザーやカーディガンを2～4枚重ね着するのもいい。シックなスタイルやプロフェッショナルなスタイルを目指すなら、ブレザーやセーターを羽織ると着こなしがさらに完成します。中間色やアクセントになるものをいくつか選び、ワードローブに選んだ他のトップスとの相性を確かめましょう。選択肢を2～4個ほどとっておけば、毎日ミックスして、その場で新しいルックを作ることができる。

   • 寒い地域に住んでいる場合は、重ね着や防寒用にジャケットやコートを1～2着ワードローブに入れておきましょう。
   • Tシャツの上にカーディガンを羽織れば、肌寒い夏の夜や爽やかな冬の日に活躍する。
   • 中間色のブラウスに鮮やかなブレザーを羽織れば、プロフェッショナルな印象で目立つことができる。
3. 6種類のボトムスを取り入れてみよう。着ているボトムスを変えるだけで、トップスから多くの距離を稼ぐことができる。例えば、Tシャツはクラシックなジーンズと合わせてカジュアルなスタイルにしたり、ペンシルスカートにインして少しファッショナブルにしたり。自分に一番自信が持てて、体にフィットするボトムスを選びましょう。たった5、6種類のボトムスでも、さまざまな表情を手に入れることができる。 ワードローブに入れておきたい定番アイテムには、以下のようなものがある：

   • 黒か青のデニム・ジーンズ
   • カーキ色のパンツ
   • ドレスパンツ
   • ショートパンツ
   • レギンス
   • ペンシルスカート
   • スカートとワンピース
4. 靴は最低4足持っておく。自分に最もフィットし、選んだ他の服に合う靴を選ぼう。どんな場面にも対応できるよう、異なるスタイルのものをいくつか持っておくとよい。あなたのワードローブには、以下のような選択肢があります：

   • 普段履きや控えめなスタイルにはフラットシューズ
   • 楽しく軽快に履けるヒール
   • プロ仕様のドレスシューズ
   • 毎日の用事にはスニーカー
   • カジュアルな日のサンダル

カプセル・ワードローブに含めないもの

1. ジュエリーやアクセサリー。アクセサリーやジュエリーは、着こなしのバリエーションを増やすのに最適なアイテムです。帽子、ベルト、ブレスレット、ネックレス、イヤリングなどで、いつもの装いに華やかさをプラスしましょう。あなたのスタイルに変化を与え、あなたのルックをより面白く保つために、それらをあなたの服装と組み合わせてみてください。

   • 特に寒い季節には、スカーフは本当にファッショナブルで心地よいアクセサリーです。
2. 下着。下着やランジェリーは、毎日新しいものを身につけるだろうから、選択肢を限定する必要はない。普段、メインの服装の下に着るものは別の引き出しにしまっておき、何枚あっても困らない。

   • 無地の白いTシャツやタンクトップ、キャミトップなども、服の下に着るのであれば下着とみなすことができる。洋服の下にしか着ないのであれば、下着とみなすことができます。
3. スリープウェア、フィットネスウェア、その他特別な日のための服装。寝間着、運動着、高級な服は定期的に着ることはないでしょうが、それでもクローゼットの中に入れておくべきです。カプセル・ワードローブからこれらの選択肢を外すのではなく、それらが意図する活動をしている間だけ着るようにしましょう。リラックスしている時やワークアウトをしている時ではなく、用事を済ませている時にヨガパンツやスウェットパンツを履いてしまうのであれば、ワードローブの1着としてカウントすべきです。

カプセル・ワードローブを作るコツ

1. 自分を美しく見せ、自信を持たせてくれる服を選びましょう。クローゼットの中のアイテムが少なくなっても、自分を表現し、ユニークなスタイルを持つことができます。クローゼットを整理しながら、服を試着し、鏡で自分をチェックしてみましょう。その服が自分にぴったりで、でもきつすぎず、自分が着ていて似合うと思えば、ワードローブにとっておきましょう。

   • 服を選ぶときは、毎日どのような活動をしているかを念頭に置いてください。例えば、オフィスで働くなら、レジャーウェアよりも、ブラウスやボタンアップなど、ドレッシーなアイテムが必要です。
2. 上質な素材を選びましょう。シーズン中、同じ服を繰り返し着ることになるので、1シーズンしか着られないような低品質のファストファッションスタイルはあまり長持ちしません。ポリエステルやレーヨンのような合成繊維ではなく、コットンやウールのような持続可能な天然素材にこだわるようにしましょう。糸が緩んでいたり、縫い目が曲がっていたり、裾が乱れていたりするものは、品質が低い証拠なので、生地の縫い目にも細心の注意を払いましょう。

   • ファストファッションのアイテムは安くてトレンディなものが多いが、高品質なものは少々値が張る。量よりも質を重視しましょう。
3. 流行に左右されない服を選ぶタイムレスな服は流行り廃りがないので、カプセルワードローブには常に無難なものを選ぶ。タイムレスと言われるアイテムは、素敵なジーンズ、シンプルな白いブラウス、リトルブラックドレス、Tシャツ、無地のセーターなどだ。流行に関係なく最もファッショナブルなスタイルなので、カプセルワードローブの大半をこれらのスタイルで埋め尽くしましょう。
4. 中間色を選ぶと、服を組み合わせやすくなる。洋服を選ぶ際、選択肢はそれほど多くないので、ワードローブのほとんどの洋服は互いにマッチするか、補完し合う必要がある。ワードローブの主な服は、黒、白、グレー、ベージュ、カーキなど、シンプルな色で統一するようにしよう。そうすれば、どんな組み合わせの服でもスタイリッシュに着こなすことができます。

   • その他、クリーム色、ダークブラウン、ダークブルーデニムなどもニュートラルな選択肢だ。
5. アクセントカラーでワードローブをポップに。ほとんどのアイテムを同じようなカラーパレットで揃えたくとも、何か明るい色を身につけると、服装が際立ち、繰り返しが少なく感じられます。黄色、赤、オレンジ、水色などが効果的ですが、自分が一番自信を持てる色を選びましょう。
6. 予算が限られているなら、今あるものでやりくりしよう。カプセル・ワードローブを作るからといって、新しい服を買いに行く必要はない。それよりも、すでに持っているアイテムが、別の洋服と組み合わせることで、どれだけ多用途に使えるかを考えよう。まだ取り入れたいファストファッションのアイテムがあっても構わないが、カプセルワードローブをそれらで完全に埋め尽くすのは避けよう。お気に入りのアイテムを楽しく、面白い方法で組み合わせるようにすれば、後々、より質の高いアイテムにアップグレードするためのお金を節約することができます。

   • 例えば、Tシャツの上にジャケットを重ねたり、スカートにインしたり、パンツと合わせたり。
7. 季節に応じて、新しいカプセルを作りましょう。おそらく冬に夏と同じ服を着ることはないでしょうが、それはまったく問題ありません！四季がある場所に住んでいるなら、4つの異なるカプセル・ワードローブを作ることができます。シーズンの終わりに、ワードローブをチェックして、次のシーズンに持ち越したいアイテムがあるかどうかを確認する。着る予定のない洋服は、トートバッグやベッドの下に収納し、クローゼットのスペースを取らないようにしてから、他のアイテムを加えましょう。

   • 例えば、冬から夏に移行する場合、セーターや厚手のパンツをすべて収納し、半袖のブラウスやショートパンツを収納するスペースを作ることができます。

なぜカプセル・ワードローブを選ぶのか？

1. 洋服代を節約できる。最新のファッショントレンドに流されて、話題の新作を買ってしまうのは簡単なことですが、カプセル・ワードローブなら、すでに持っているものに感謝することができます。ファストファッションのアイテムを衝動買いしたり、新しい服をワードローブに加えたりしないので、不要なアイテムでクローゼットがいっぱいになることもなく、数回以上着るような上質なアイテムのためにお金を節約することができる。
2. 服を決めるのに時間がかからなくなる。洋服の数が減れば、クローゼットの中を長時間探し回るよりも、どんな選択肢があるのかはっきりわかりやすくなります。 これで、少し寝坊したり、自分の時間を持ったり、新しいアクティビティに挑戦したりと、日常に余裕を持つことができます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How Many Clothes Should Be in a Capsule Wardrobe? 特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。