カミソリの刃のお手入れ方法

多用すると、毛髪や皮膚細胞、その他のゴミがシェービング器具に蓄積します。そのうちに、剃り味が落ち、不衛生な状態になり、怪我や感染症を引き起こす可能性があります。カミソリを適切に洗浄し、メンテナンスすることで、毎回、密着した剃り心地が得られます。カミソリは、直刃、安全刃、多刃のいずれを使う場合でも、基本的な手順は同じです。お湯で刃をすすいで汚れを落とし、硬めのブラシで残った汚れを拭き取った後、別の溶液で殺菌・消毒します。

その1

付着物やゴミを取り除く

1. カミソリの刃を洗い流し、カミソリをシンクの縁に当てる。カミソリのヘッドを強力な水流に当てます。カミソリを洗うために刃を取り外す必要がある場合は、慎重に取り外してください。ヘッドの裏側に水を当て、毛やシェービングクリームの残り、刃にこびりついた汚れを洗い流します。カミソリを回転させながらすすぐと、さまざまな角度から水を当てることができる。カミソリを回転させることで、こびりついたカスを振り落とすことができます。すすぎの際、カミソリを定期的に軽くたたいてください。力を入れすぎると、カミソリのヘッドやフレームを壊してしまうことがあるので注意。

   • 乾いたカスをほぐすには、冷水よりも温水の方が効果的です。
   • ほとんどの場合、カミソリの刃を新しくするのに必要なのは、簡単なすすぎだけです。
   • 刃や刃の周りにゴミが残らなくなるまで、叩き洗いを続けます。
   • 決して手で刃を叩いたり操作したりしないでください。気をつけないと簡単に切ってしまいます。
2. ブラシを使って残ったゴミを取り除く。水だけでは刃がきれいにならない場合は、専用のカミソリブラシが便利です。ブラシを刃の上に垂直に滑らせ、滑らかなストロークを使う。これらのブラシの毛は、刃と刃の間の奥深くまで届き、他の方法では届かない汚れを一掃することができます。

   • カミソリブラシは、薬局やスーパーマーケットなど、衛生用品が売られている場所にたいていあります。
   • 専用のカミソリブラシをお持ちでない場合は、使っていない歯ブラシでも大丈夫です。カミソリの刃に使用する前に、清潔であることを確認してください。
3. カミソリの刃を完全に乾燥させる。カミソリに付着したものをできるだけ取り除いたら、カミソリを乾燥させるために屋外に置いておく。風通しの良い場所に置き、常に風が当たるようにしておくとよい。その後、いつもの保管場所にカミソリをしまうことができます。

   • カミソリを長時間湿気にさらすと、刃にサビが発生することがあります。
   • カミソリに水分が付着すると、不衛生なカビが生えることもあります。
   • 吸水性の良いマイクロファイバータオルで刃を軽くたたくか、ドライヤーを弱火であてるなどして、乾燥を早めましょう。

その2

カミソリの刃を殺菌する

1. 浅い容器に消毒用アルコールを入れる。一般的なイソプロピルアルコールには天然の抗菌作用があるため、カミソリのような個人用衛生用品に付着した細菌を除去するのに便利です。カミソリの刃が完全に隠れる量のアルコールを入れる。

   • 最良の結果を得るには、純度70％以上のアルコールを使用する。
   • 消毒用アルコールは簡単に入手でき、便利で安全に使用できる。
   • アルコールが手元にない場合は、蒸留白酢や過酸化水素でも代用できる。
2. カミソリのヘッドをアルコールに浸す。カミソリを前後に激しく振り回す。数秒で、ほとんどの厄介なバクテリアを刃から取り除くことができる。

   • アルコールが刃を通過することで、残っているゴミも取り除くことができる。
3. ブレードを5～10分間浸します。最後にカミソリを洗ってからしばらく時間が経っている場合や、カミソリに汚れが蓄積している場合は、より徹底的なお手入れをすることをお勧めします。カミソリを浸す時間が長ければ長いほど、深刻な汚れをアルコールが分解する時間が長くなる。

   • カミソリ全体をアルコール、酢、過酸化水素水溶液に浸しても大丈夫だ。こうすることで、ハンドルや刃の付け根の周りの乾燥した汚れを取り除き、効果的に全体を洗浄することができる。
4. カミソリを乾かす。アルコールに浸した後、刃をすすぐ必要はありません。その代わり、余分なアルコールを振り払い、乾くまでカミソリを開いている場所に置いておくだけです。消毒用アルコールはすぐに蒸発するので、カミソリの乾きが早くなります。

   • 水と違って、アルコールは金属にサビが発生するのを防いでくれる。
   • 事故を防ぐため、カミソリの刃をしまっておく安全な場所を見つけましょう。

パート3

カミソリの保管とメンテナンス

1. カミソリは定期的に洗浄する。カミソリを使用するたびに、刃をすすぐ習慣をつけましょう。こうすることで、皮膚や毛の粒子、石鹸カス、その他のゴミが蓄積されにくくなります。

   • カミソリの寿命を延ばすには、たとえ使い捨てタイプであっても、コンスタントに洗浄することが有効です。
   • カミソリを消毒用アルコールに浸して消毒する。
2. カミソリは清潔で乾燥した環境に保管してください。刃が外れたカミソリは、しっかり閉まるケースなどに入れて保管するのが一番です。カミソリを使って髭を剃る場合は、カミソリを別の台座やスタンドの上に置くか、コップの中に立てて置き、カミソリから水が抜けるようにします。刃が乾くまで風通しを良くし、傷ついたり事故の原因にならない場所にしまってください。

   • カミソリを洗面台の縁や薄暗いシャワーの床の間に置いたままにするのはやめましょう。
   • また、これらの場所は湿度が高くなりがちで、刃が錆びる可能性が高くなります。
3. くすんだり錆びたりしたカミソリは交換しましょう。カミソリの状態を知るには、カミソリの持ち方に注意してください。一度目できれいに切れなかったり、引っ張られたり、摩擦や刺激を感じたりするようなら、処分する時期かもしれない。目安としては、2～3週間ごとに古いカミソリを捨て、新しい刃やカートリッジを買いだめすることだ。

   • 衛生専門家の中には、6～8回使用するごとに替刃を購入することを勧める人もいるほどだ。
   • 使い捨てでないカミソリでも、摩耗の兆候が見え始めたら、修復や交換が必要になる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Clean a Razor Blade " を改変して作成されました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。