ピンセットの研ぎ方

くすんだピンセットは、毛抜きを非常に苦痛なプロセスにしてしまう。毛抜きで毛を抜こうとすると、ピンセットが滑ってしまい、引っ張られて痛い思いをすることもある。時には毛が真っ二つに折れてしまい、掴みにくくなることさえある。しかし、ピンセットがヘタったからといって、必ずしも買い換える必要はない。幸いなことに、ピンセットを自分で簡単に研ぐ方法があり、先端がしっかり合わない場合は、曲げて形を戻すこともできる！

方法1

爪やすりやサンドペーパーを使う

1. 両面爪やすりを用意しましょう。ピンセットを研ぐのに必要なのは、普通の爪やすりだけです。エメリーボードでも、金属製の爪やすりでも、手持ちのものなら何でも使えます。ただし、ピンセットの両面を均等に研ぐために、2つのテクスチャーが付いた爪やすりを選ぶようにしましょう。

   • 爪やすりは、ドラッグストアや食料品店、ドルショップなど、美容用品を扱う店ならどこでも手に入る。
   • たいていのナイフ削りは幅が広すぎてピンセットが入りません。爪やすりを使えば、ピンセットを研ぐためにピンセットを伸ばす必要がなくなる。

   ヒント：手元に爪やすりがない場合は、500番か1000番の紙やすりを使う。サンドペーパーを半分に折り、テクスチャーのある面を表にして、両面使えるようにする。そして、爪やすりと同じように使う。
2. ピンセットの先を爪やすりやサンドペーパーの周りに閉じる。利き手にピンセット、もう一方の手に爪やすりを持つ。開いたピンセットを動かして、先端がファイルの両側に来るようにする。次に、ピンセットをつまんで、先端が爪やすりに強く押し付けられるようにする。

   • 爪やすりとピンセットが滑らないようにしっかりと持つ。
3. ピンセットを短く鋭く引っ張り、ファイルを数回横切る。ピンセットを閉じたまま手首をひねり、ピンセットがネイルファイルの下を滑るようにする。少し力を抜いてピンセットを元の位置に戻し、ピンセットが思うように鋭くなるまで繰り返す。

   • ピンセットを再び鋭くするためには、おそらく3～4回ほどこの作業を行う必要があるだろう。
4. 使う前にピンセットを流水で洗い流す。ピンセットを研いだ後、砂粒や細かい金属片が顔に付着しないよう、必ず流水でよくすすいでください。水中でピンセットを持ちながら、外側と内側に指を沿わせ、完全にきれいになっていることを確認する。

   • また、感染の拡大を防ぐために、ピンセットを使うたびに消毒するのもよい方法です。簡単な方法は、アルコールで拭くことです。

方法2

角度のついたピンセットを研ぐ

1. ピンセットをつまんで閉じ、先端が斜めに沿って1本の線になるようにします。ピンセットをつかむ面を研いだ後、爪やすりを使って斜めの先端を滑らかに研ぐこともできます。まず、利き手でピンセットを持ち、ピンセットの両端をぎゅっと握ってピンセットの刃を合わせます。

   • こうすることで、研ぐ際に残った荒いエッジをバフがけすることができます。
2. ピンセットの刃がヤスリと平行になるように持つ。斜めの角度にもよるが、ヤスリに対して約45°の角度でピンセットを持つ。斜めになった刃先の全面を爪やすりに接触させます。

   • ピンセットの尖った部分だけが爪やすりに触れるように持つと、先端だけをやすりで削ってしまうことになる。
3. ピンセットの先端を爪やすりに3～4回はさむ。斜めの先端を爪やすりに押しつけ、手首をフリフリして刃をやすりの上を素早く引きずる。この動作は砥石を使うのとよく似ている。この動作を数回繰り返す。

   • あくまでも軽く。ピンセットの刃をヤスリで削りすぎると、かえって鈍くなります。
   • こうしてもまだピンセットが鈍いようなら、刃の内側をもう一度研ぐ必要があるかもしれません。
   • また、ピンセットの平らな刃を研ぐこともできます。ピンセットを斜めに持つのではなく、平らに持つだけです。

   ヒント：ピンセットが1つの斜めではなく、2つの面で鋭く尖っている場合は、爪やすりを片方の外側のエッジに沿って慎重にかけ、次にもう片方のエッジをかけましょう。

方法3

ピンセットを曲げる

1. ピンセットを開くように持つ。ピンセットが平らになってしまったり、曲がってしまったりすると、先端がしっかり合わなくなり、細い毛をつかむのが難しくなったり、不可能になったりします。幸い、これは簡単に直せます。片手でピンセットをしっかり持ち、指の力を抜いて、ピンセットをつまんで閉じるのではなく、開いた状態にします。

   • 誤ってピンセットを閉じてしまわないよう、ピンセットは底に近い方を持つとよい。
2. 鉛筆をピンセットの半分くらいまで滑らせる。開閉しやすいように、ピンセットは刃の真ん中が少し曲がっているはずです。普通の鉛筆をピンセットと垂直になるように持ち、先端と、ヒンジと呼ばれる刃が底で合わさる部分の中間くらいになるように、刃の間に滑らせます。

   • インクペンでも使えますが、誤ってペンを折ってしまわないように注意してください！

   ヒント：外で拾った棒を使ってピンセットを固定することもできる。標準的な鉛筆の大きさである6mm（0.24インチ）ほどのものを探してください。
3. ピンセットの先端を押して閉じ、曲がりを元に戻す。ピンセットを閉じて鉛筆を固定し、親指と人差し指でピンセットの先端を圧迫する。ピンセットを持っている方の手で、鉛筆がずれないように安定させる。先端が触れたら、数秒間そのままにし、ピンセットを離して鉛筆を抜く。

   • ピンセットが曲がってしまっている場合は、ヒンジに近い底の部分も絞る必要があるかもしれません。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Sharpen Tweezers 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。