水不足のときの入浴法

水が不足していても、清潔を保つ必要はある。幸いなことに、スポンジバスや、水量に余裕があればネイビーシャワーなど、いくつかの選択肢がある。また、水不足でなくても、シャワーで節水する方法もあります。

方法1

スポンジバスに入る

1. バケツにお湯と重曹を入れる。金属製のバケツに3カップ（710ml）のお湯を入れる。大さじ3杯（44ml）の重曹を入れてかき混ぜる。底に粒が残らないようにする。
2. その中で髪を洗う。髪を水に浸し、全体をとかす。水を捨て、同じことを繰り返す。タオルで髪を濡らしたままにする。
3. バケツにお湯を入れ、重曹を少なめにする。バケツに約3カップ（710ml）のぬるま湯～お湯を入れる。そのお湯に重曹を小さじ1杯（4.9ml）加える。混ぜ合わせてかき混ぜる。
4. その混合液で体をこする。こまめに布を洗い流しながら、全身をこすり洗いする。毛深い部分には石鹸を使ってもいいが、ほんの少しにすること。雑巾に水を含ませて洗い流す。

   • 石鹸を使いすぎると、すすぎ残しが出るので、スポンジバスでは難しい。
   • ただし、医療用品店では、洗い流し不要の液体ボディソープなど、水をあまり使わなくてもよい製品も扱っている。
5. コップ2杯（470ml）から3杯（710ml）の水で髪を洗い流す。洗面器に新しい水を入れる。頭を洗面器の中に沈め、完全に濡らす。クシで汚れや重曹を取り除く。必要であれば、もう一度水につけてから、いつも通り乾かす。

方法2

乾かす方法

1. 水が使えない場合は、赤ちゃん用のウェットティッシュを使う。完全にきれいにすることはできないが、役に立つだろう。ただ、1枚1枚が汚れていくので、必ず2枚以上使うこと。

   • ベビーワイプを使った後は、ローションを塗って肌に潤いを与えよう。
2. ドライシャンプーをスプレーする。ドライシャンプーを頭から1.5メートルほど離し、髪の根元に向けてスプレーする。髪が隠れるくらいの量から始めるが、スプレーしすぎないこと。数分置いてから、手で揉み込む。ブラッシングしてもよい。それでもまだ髪が脂ぎって見える場合は、もう一度試してみてください。
3. 夜、デオドラントを塗る。シャワーとシャワーの間に良い香りを保つために、デオドラントを塗ることができる。夜と朝に塗ってみよう。夜に塗ることで、湿気のない環境でデオドラントが効果を発揮します。
4. ぴったりした服は避ける。シャワーをあまり浴びないときは、できるだけ涼しく過ごしたいもの。体の一番熱い部分が一番臭くなります。ゆったりとした服装は、その部分を涼しく保ち、ニオイを抑えるのに役立ちます。

方法3

ネイビーシャワーを浴びる

1. シャワーを30秒つける。体が濡れる程度の長さ、約30秒シャワーをかけます。この時間で髪と全身が濡れることを確認し、シャワーを止める。
2. シャワーを止め、石鹸を泡立てる。水を止めたまま、体を泡立てます。髪にシャンプーをつけ、よく揉み込む。体を洗う。全身が石鹸の泡で覆われるまで続ける。
3. 必要に応じて髭を剃る。水が止まっている間に、時間をかけて髭を剃る。時々カミソリを洗い流すために少し水が必要な場合は、古いコップに水を入れる。次に進む前に、水の中でカミソリを攪拌して汚れを落とす。
4. 水を出し、石鹸ですすぐ。再び水を出す。髪から石鹸を洗い流します。すすぎ終わった部分に石けんが残らないように、上から下へすすぎます。全身を洗い流すのに十分な時間、シャワーを出しっぱなしにする。
5. コンディショナーも同じ要領で。コンディショナーが必要な場合は、もう一度水を止め、コンディショナーを泡立てます。使い終わったら、もう一度水をつけて洗い流す。あるいは、洗い流す必要のないリーブイン・コンディショナーを使う。

方法4

入浴時の節水

1. シャワーの回数を減らす。毎日シャワーを浴びている人は、あなただけではありません。しかし、ほとんどの場合、清潔さを保つためにそれほど頻繁にシャワーを浴びる必要はありません。シャワーを浴びる回数を減らしても比較的清潔に保てるという平衡状態になるまで、シャワーを浴びる回数を減らしてみてください。

   • 1日おきにシャワーを浴びることもあれば、1週間に1回という人もいます。
2. 低流量シャワーヘッドを選ぶ：低流量シャワーヘッドは、1分間に使う水の量が少ないので、節水しながらシャワーを浴びることができます。ほとんどの場合、低流量シャワーヘッドと普通のシャワーヘッドの違いはわからないでしょう。

   • また、シャワーの水を勢いよく出さないこともできます。
   • ほとんどのホームセンターで見つけることができます。通常、従来のシャワーヘッドとほぼ同じか、少し高いくらいです。ほとんどの場合、自分で取り付けることができる。
3. シャワーの時間を短くする。シャワーをできるだけ短くするという方法もある。熱いシャワーは筋肉に心地よいものですが、大量の水を浪費します。できるだけ早くシャワーを浴びるようにしましょう。まずは時間を計って、毎日30秒ずつシャワーを短くするようにしましょう。
4. お風呂に入る代わりにシャワーを浴びる。浴槽にお湯をためると、シャワーをさっと浴びるよりも多くの水を使います。できる限り、シャワーで済ませるようにしましょう。お風呂に入るときは、浴槽の4分の1程度までお湯をためましょう。
5. 二人で入浴する。別々に入浴して2倍のお湯を使うより、2人で一緒にお風呂やシャワーに入る方がよいでしょう。子供も1つのお風呂を共有できるので、節水に役立ちます。

   • もちろん、子供が一緒にお風呂に入るのを嫌がるようなら、無理強いするのはよくない。プライバシーのために水着を着せるという手もある。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Bathe When Water Is Scarce 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。