爪楊枝を使わない歯の磨き方

歯に何か詰まっているけれど、周りにつまようじがない......。歯ぐきを傷つけずに歯をつまめるものを探すには、工夫が必要なこともある。いろいろな選択肢があるので、手近にあるものを探してみよう。歯ぐきを傷つけたり、切ったりしないように注意してください。

方法1

代替歯科器具を使う

1. 歯ブラシを使う。歯と歯の間に詰まったものを取り除くのに一番理想的なのは、デンタルフロスだ。もし手近にデンタルフロスがあれば、あるいは職場の机の引き出しにデンタルフロスを忍ばせておくとよいだろう。歯と歯の間に詰まった食べ物を取り除くには、これが最も安全で効果的な方法だ。長さ1フィートほどのフロスを折る。

   • 両端を人差し指に巻きつけ、指と指の間に2センチほどのフロスを挟む。
   • このフロスを歯と歯の隙間に通して、食べ物を取り除きます。歯茎を切らないように、フロスを歯にしっかり押し付けるようにしましょう。
2. フロススティックを使ってみよう。フロスを持ち歩かない人や、外出先でフロスを使うのが面倒な人には、もっと便利な方法があります。フロススティックは、先がY字になっている小さなプラスチック製の器具です。Y字の2つの点の間に小さな長さのフロスがあり、こびりついた食べ物を掃除するのに目立たないように使うことができる。

   • 机の中に2、3本あれば、つまようじよりも便利だ。
   • フロス・スティックを使えば、長いフロスを持ち運ぶ手間が省け、手早く効率的に歯みがきができる。
3. 歯間ブラシも検討しましょう。フロスがなくても、歯科医が認めた歯みがきの道具があればいいという方は、歯間ブラシを使ってみてはいかがでしょう。通常の歯ブラシよりも小さく、歯と歯の間に入り込むように設計されています。薬局や歯医者で様々なサイズのものが販売されており、フロスの代わりにもなりますし、歯間に詰まった食べ物をきれいに取り除く安全な方法です。

方法2

その場しのぎの爪楊枝を使う

1. 糸を使ってみよう。フロスがない場合は、糸で代用することができます。基本的には同じ働きをしますが、強度が弱く、引っかかったり折れたりしやすくなります。糸の良いところは、見つけるのが難しくないことだ。着ているものから短い糸を引き出して、その場しのぎのフロスとして使うことができるかもしれない。

   • フロスと同じように、両端を人差し指に巻きつけ、歯に通す。糸が切れると大変なので、十分注意してください。
2. 代替品を探す爪楊枝もフロスも歯間ブラシも持っていない場合は、先が平らになっていて鋭利でなく、口の中に入れても安全なものを探し始めましょう。 運がよければ、うまくいく選択肢はいくつもあります。紙を折り曲げてその場しのぎのつまようじにしてみたり、名刺を使ってみたり。

   • 飲み物のストローを歯と歯の間にフィットさせ、食べかすを取り除くこともできるが、注意が必要だ。爪楊枝として使うものが歯に挟まる危険性がある。
   • 使い捨てのものを使うようにしましょう。
3. 指の爪を使ってみよう。指の爪が長い人は、指の爪を患部の歯の横に滑らせることで、詰まった食べ物を取り除くことができます。その際、食べ物が歯の上層部に詰まっている場合は、歯茎のすぐ下から滑らせるようにしてください。下の歯に食べ物が詰まっている場合は、歯茎の境目から上に向かって爪を滑らせます。

   • こうすることで、指が滑って歯茎を切ってしまう可能性があるため、爪を歯茎の方に動かさないようにします。
   • この作業の前後には必ず手を洗いましょう。
   • 歯茎を傷つける危険性があるため、多くの歯科医は爪楊枝の使用をまったく勧めていない。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Pick Your Teeth Without a Toothpick 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。