ココナッツオイルで顔を洗う方法

抗菌作用と保湿効果のある脂肪酸を含むココナッツオイルは、洗顔を含む多くの美容トリートメントに最適です。毎日のお手入れには、ココナッツオイルをマッサージするように肌になじませてから拭き取る、オイルクレンジングと呼ばれる方法を使いましょう。また、週に1～2回、手作りのココナッツオイル・スクラブで顔の角質を落とすと、ゴージャスな輝きを手に入れることができる。ココナッツオイルをスキンケアに取り入れると、素晴らしい効果が期待できますが、自分の肌質に合った製品であることを確認し、脂性肌やニキビ肌の人は避けるようにしましょう。

方法1

ココナッツオイルで顔を洗う

1. ティースプーン1杯（4.9ml）のココナッツオイルを手のひらにのせます。ココナッツオイルは常温では固形なので、指やスプーンを使って瓶からかき出します。ティースプーン1杯（4.9ml）のような少量で十分です。

   • オイルの入った瓶に指を入れる場合は、先に石鹸で手を洗い、オイルに雑菌が入らないようにするのがベスト。
   • 最高品質のオイルを使うには、添加物を一切使用していない、100％天然のオーガニック・ヴァージンココナッツオイルを選びましょう。
   • この方法は1日1回まで、朝か夜に使うのがベスト。それ以上使うと、肌が脂っぽくなりすぎる可能性がある。
2. 両手を軽くこすり合わせてオイルを柔らかくする。ココナッツオイルは固形なので、体温で溶かし、顔に伸ばしやすくする。オイルが液状になるまで、手のひらで円を描くようにやさしくこする。

   • ココナッツオイルの融点は25℃です。
   • あまり力強くこすりすぎると、オイルが手のひらに吸収されてしまい、顔に塗る分がなくなってしまいます。
3. ココナッツオイルをマッサージするように顔に塗る。両手で小さな円を描くように顔全体になじませる。あごや鼻の横のシワなど、特に脂っぽい部分や汚れがたまりやすい部分は特に注意する。

   • 顔の中でも特に脂っぽくなりやすいのは、おでこ、鼻、あご、口の周りのTゾーンと呼ばれる部分です。
   • 油分が目に入らないようにしましょう。もし目に入ってしまうと、数分間視界がぼやけますが、すぐに治まります。
   • 敏感肌の方は、顔全体にオイルを塗る前にパッチテストを行ってください。ココナッツオイルは敏感肌やニキビ肌を刺激することがあるので、自分の肌質に合った製品かどうか確認してください。 小さなシミにオイルをつけ、10～15分置いてから洗い流します。シミに炎症やかゆみがある場合は、ココナッツオイルを使用しないでください。
4. 温かい湿らせた布を顔に当てる。清潔な布をぬるま湯で濡らし、しぼります。肌全体を覆うように顔に当てる。

   • 洗面台のお湯を使うか、湿らせた布を電子レンジで1分ほど温めてもよい。
5. その布を10分ほど顔に当てます。こうすることで毛穴が開き、肌がオイルを吸収しやすくなる。布が滑り落ちないように、頭を少し後ろに傾けてください。

   • タイマーをセットするか、携帯の時計アプリで時間を計ってください。
6. 布で余分なオイルを拭き取ります。10分経ったら、布を顔から離し、円を描くように肌の上を拭きます。こうすることで、しみこまなかったオイルを取り除き、残ったオイルをさらに毛穴に押し込むことができる。

   • それでもまだ肌が少しオイリーに感じる場合は、その後に肌に優しい洗顔料で洗顔するとよい。
   • 本当に潤いを閉じ込めたい場合は、洗顔後にモイスチャライザーを塗る。

方法2

ココナッツオイルと重曹で角質ケア

1. ココナッツオイルと重曹を混ぜてペースト状にする。小さなボウルにココナッツオイル大さじ2杯（30ml）と重曹1/3カップ（173g）を入れ、スプーンでよく混ぜ合わせる。ペーストは粒状にする。

   • 特定の香りが欲しい場合は、お好みのエッセンシャルオイルを1～2滴加えてもよい。例えば、レモン、ローズ、フランキンセンスなどのオイルを混ぜてもよい。
2. ティースプーン1杯（4.9ml）を顔にマッサージするようになじませる。ココナッツオイルペーストを少量取り、肌にすり込む。オイルが毛穴に染み込むように、顔の周りを小さな円を描くように手を動かしながら、しっかりと、しかしやさしく押し込む。

   • 口の周りや額、あごなど、汚れや皮脂がたまりやすい場所を中心に。
   • より深く汚れを落としたい場合は、スクラブを5～10分ほど肌の上に置いておくとよい。
   • 重曹とココナッツオイルのスクラブは、週に1～2回を目安にしてください。あまり頻繁にスクラブを使いすぎると、肌に負担をかけ、乾燥させてしまいます。
3. スクラブを布とぬるま湯で洗い流し、顔の水気を拭き取る。オイルと重曹を落とすには、清潔な布をぬるま湯で濡らし、顔にペーストが残らなくなるまで拭き取ります。新しいタオルで軽くパッティングして肌を乾かします。

   • 数回拭いた後、布についたペーストを取り除くために、布をすすぐ必要があるかもしれない。
   • 乾燥肌の人や、もう少し保湿をしたい人は、顔を洗い流した後、保湿クリームを塗るとよい。
4. 残ったスクラブは、密閉容器に入れて1年間保存できます。リシーラブル容器にスクラブをすくい入れ、空気が入らないようにフタをします。容器は、バスルームの戸棚や引き出しの中など、冷暗所に保管してください。

   • 蓋がしっかり閉まるものであれば、ガラス瓶でも保存できます。
   • 冷蔵庫で冷やす必要はありません。ただし、暖かい場所や直射日光の当たる場所には置かないでください。

方法3

ココナッツオイルを他の方法で顔に使う

1. ココナッツオイルをいろいろなオイルとブレンドして、クレンザーをカスタマイズしましょう。好きな香りや肌のタイプに合わせて、ココナッツオイルと組み合わせる別のオイルを選びましょう。例えば、より深く汚れを落としたい場合は、ひまし油やヘーゼルナッツ油のような収れん作用のあるオイルをココナッツオイルと一緒に使います。ひまし油は、にきびや吹き出物ができやすい人にぴったりのオプションだ。

   • 脂性肌であればあるほど、アストリンゼント・オイルは多めに使うべきである。例えば、脂性肌の人は、収斂オイル30％とココナッツオイル70％を混ぜて使います。乾燥肌の場合は、収斂オイルを5％、ココナッツオイルを95％と少なめにします。
   • アロマセラピーの効果を得るために、エッセンシャルオイルを1～2滴混ぜてもよい。
2. ココナッツオイルを一晩肌につけておくと、深い保湿効果が得られます。寝る前にココナッツオイルを顔全体に薄く塗り、清潔なタオルで余分なオイルを軽く拭き取ります。そして朝、ぬるま湯で顔をすすぎ、肌に吸収されなかったオイルを取り除きます。

   • 一晩のオイル・トリートメントは、乾燥肌の人に最適です。オイリー肌の人は、ココナッツオイルを一晩置いておくと毛穴が詰まる可能性がある。
3. アボカド1個をココナッツオイルでつぶすと、アンチエイジング・トリートメントになる。アボカド1個とココナッツオイル大さじ2（30ml）をフォークで混ぜ合わせる。顔にのせて15分ほどおいてから洗い流す。

   • アボカドは、栄養素、健康的な脂肪、抗酸化物質を豊富に含んでいる。スキンケアに取り入れることで、肌を落ち着かせ、柔らかくし、潤いを与えることができる。
   • アボカドは熟したものほど潰しやすい。緑色が濃く、ふにゃふにゃしているものを選びましょう。
   • ミキサーにかけてピューレ状にしてもよい。
4. ココナッツオイルを目と顔になじませ、メイクを落とす。ティースプーン1杯（4.9ml）のココナッツオイルを指で温め、アイシャドウを落とすためにまぶたに塗るなど、メイクを落としたいところに軽く塗る。その後、コットンでメイクと一緒にオイルを拭き取る。

   • オイルが目に入ると、数秒間視界がぼやけます。
5. 粗めの砂糖とココナッツオイルを混ぜて、唇の角質を取り除く。大さじ1.5杯（22ml）のココナッツオイルと大さじ2杯（25g）の上白糖、小さじ1杯（10g）のタービナド糖を混ぜる。スクラブを唇に塗り、しっかりと円を描くようにこすった後、水で洗い流す。

   • タービナドシュガーがない場合は、ブラウンシュガーか、白砂糖でも代用できる。
   • 週に2回以上唇の角質を落とさないようにしましょう。
   • スクラブは密閉容器に入れて冷蔵庫で3ヶ月間保存できます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Wash Your Face with Coconut Oil」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。