トイレットペーパーの代用品の作り方

トイレットペーパーを作るには、薪も電気も水もたくさん使う。布おむつを使ったことがある親なら誰でも、布おむつはそんなに怖くないと言うだろう。布おむつの方が快適かどうか、試してみてください。キャンプ中に自然の「トイレットペーパー」を見つけることもできる。

方法1

再利用可能な布トイレットペーパーを作る

1. 試しにボロ布を裂いてみる。その辺にあるボロ布や古着を洗います。4×4インチ（10×10cm）以上の正方形にちぎる。スポーツ・ジャージや洗濯バサミは、ほつれにくいので試してみよう。 安価な方法で試すことができる。もっと耐久性のある選択肢と、使い方の説明は、このまま読み進めてください。
2. フランネルで自作する。初期費用を少しかければ、長持ちする快適な「トイレットペーパー」を作ることができる。長い目で見れば、家計にも環境にも大きな違いをもたらすだろう。作り方はこうだ：

   • 生地屋でコットン・フランネルを1ヤード買う。汚れが目立ちにくい柄の布を選び、家族で共有するのが嫌なら、1人につき1柄ずつ買う。
   • 一辺が10～15cmの正方形に切る。ほつれを防ぐため、ピンキング鋏を使うのが理想的。
   • オプションで、ほつれを防ぐために端をサージャーで縫う。フランネルがほつれることはほとんどないので、その必要はない。
3. 収納システムを整える。清潔な布を入れるオープンコンテナを用意する。使用済みの布は、ふたつきの容器に入れる。ペダルを踏んで開けられる小さなゴミ箱を使うのが理想的だ。この容器に枕カバーを敷いておくと、布を簡単に洗濯機に移すことができる。

   • 使用済みの容器に水と酢を入れて消毒する人もいる。濡れた容器は、乾いた容器よりもずっと臭く、気持ち悪くなるので、これはお勧めできない。細菌は湿気で繁殖するため、この方法では細菌を減らすことすらできないかもしれない。
   • 使用済み容器に「布のみ」のサインを貼る。
4. 拭く前に濡らす（オプション）。布製トイレットペーパーは乾いたままでも使えるので、使用済み容器の臭いを抑えることができるが、少し水を含ませた方が、布の肌触りがよくなり、洗いやすくなるかもしれない。トイレの習慣にこれを加える方法はいくつかある：

   • 拭く前に、洗面台やスプレーボトルで布を濡らす。
   • 拭く前にビデで体をすすぐ。
   • 容器をセットするたびに、清潔な布を湿らせる。カビが生える恐れがあるため、残った布は2～3日ごとに洗濯する。
5. いつものように拭きます。特別なコツはない。布は流すと配管を詰まらせるので、使用済み布用の容器を使うよう家庭に伝える。

   • 個人用の布」は尿にも便にも使える。尿用だけにして、便用は普通のトイレットペーパーにする家庭もある。
6. 布は洗う。2～4日に一度、枕カバーと使用済みの布を洗濯機に入れる。タオル、台所用布、ジーンズ（ポケットに布が挟まる可能性がある）以外は、他の洗濯物と一緒にしてもよい。 布を確実に消毒するには、以下のガイドラインに従うこと：

   • 攪拌はクリーニングの重要な要素です。洗濯機をきつく締めずに、洗濯物同士が擦れ合うくらいの大きさで洗濯する。
   • 残留物が残る場合は、洗濯時間を長くするか、洗剤の量を増やすか、水量を増やす（高効率洗濯機の場合）。
   • 高温設定を使用する。
   • 洗濯物に漂白剤を加えるか、より環境に優しい消毒剤として天日干しをする。

方法2

キャンプ中も清潔を保つ

1. スプレーボトルですすぐ。ペリボトルなど、水を噴射する器具で体をきれいにする。ペリボトルは薬局やベビー用品売り場で手に入る。
2. 柔らかい葉を見極める。ほとんどの葉は傷つきやすく、不快である。しかし、「カウボーイのトイレットペーパー」や「木こりのトイレットペーパー」と呼ばれるほど柔らかいものもある。キャンプに出かける前に、地元の野生生物ガイドで調べておきましょう：

   • コモンマレイン（Verbascum thapsus）：事実上世界中で見られる。
   • ラムズイヤー（Stachys byzantina）アジア原産だが、ほとんどの温帯気候で栽培されている。
   • 松葉が枝についたままのもの。 これは他の選択肢に比べると快適ではないかもしれないが、自然なブラシの形をしているので拭きやすい。
   • コケは快適だが、バラバラになると厄介だ。
3. 滑らかな石を使う。楕円形の川石は、トイレットペーパーがない文化圏では一般的な拭き道具だ。奇妙に聞こえるかもしれないが、これは簡単に手に入り、握り心地もいい。ただ、尖った部分を間違った場所に向けないように注意しよう。

方法3

手軽な解決策を使う

1. ティッシュパックを持ち歩く。旅行用サイズのティッシュを財布や荷物に忍ばせておく。これはトイレットペーパーの次に近いものだ。
2. 段ボール紙を用意する。トイレットペーパーが全部なくなっても、まだロール紙の上にぶら下がっている段ボールの筒があるでしょ？それを、拭くのに十分な量になるまで、紙の層をはがし始める。トイレットペーパーをシンクで濡らしてやわらかくする。終わったら流す。
3. スポンジで拭く。ローマ人の間ではポピュラーな方法だが、この方法はもはや名案とは考えられていない。スポンジは汚物やバクテリアをすぐに拾ってしまうからだ。掃除が終わったら、薄めた漂白剤、第四級アンモニウムを含む製品、または熱湯にスポンジを沈める。5分後に取り出す。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 トイレットペーパーの代用品の作り方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。