ドライシャンプーの使い方

ドライシャンプーは、外出時や1日おきに髪を洗いたい場合に、液体シャンプーの代わりに積極的に使える。自分の髪に合ったシャンプーを選ぼう：髪が乾燥している人、脂性肌の人、鼻が敏感な人には、種類によってはより効果的なものもある。シャンプーをつける前に髪を分け、指やヘアブラシでシャンプーを髪になじませる。頭皮にシャンプーが残らないよう、ドライシャンプーは1週間を通して控えめに。

方法1

シャンプーをつける

1. 髪を分けます。髪をセクションに分けることで、パウダーを均一につけることができます。各セクションは5cmほど離します。髪の分け目からうなじに向かって、髪を下ろしていく。

   • 必要であれば、ヘアクリップでセクションを固定してもよい。
2. ドライシャンプーをまず根元付近につける。シャンプーが髪につかないように、髪から15cmほど離してスプレーします。 根元から始め、セクションの下に行くにつれてさらにスプレーします。根元から毛先に向かって、シャンプーが見える程度にたっぷりとスプレーする。

   • つけた直後は髪がカサカサしていても大丈夫。ブラッシングすれば、余分な残留物は消えるはずです。
3. シャンプーを5～10分放置する。ドライシャンプーは根元の油分を吸収する時間が必要です。マッサージやブラッシングをする前に、シャンプーを5～10分髪になじませる。時間が経てば経つほど、ドライシャンプーが油分を吸収します。
4. 指の腹を使ってシャンプーを髪になじませる。最初にシャンプーをつけた根元から始めます。シャンプーが徐々に髪になじむまで、指の腹を使って髪全体になじませる。頭にシャンプーがほとんど残っていないのが見えたら完了です。
5. ブラシで余分なシャンプーを取り除く。ドライシャンプーの中には、頭をマッサージした後に髪に残るものがあるかもしれません。その場合は、つけすぎかもしれません。硬めのブラシでシャンプーを髪全体に行き渡らせ、余分な粉を落とす。

   • 髪がカサカサする場合は、低温でブローしてください。

方法2

適切なタイミングでシャンプーする

1. ドライシャンプーを日常的に使う場合は、夜に使う。寝る前にドライシャンプーを使うと、一晩中根元がオイリーになるのを防ぐことができる。そうすることで、シャンプーが頭皮の脂を吸収する時間が増えます。寝ている間に枕に頭をこすりつけると、シャンプーが髪になじんで粉っぽさがなくなります。

   • シルクやサテンの枕カバーで寝るのがベスト。一般的に、コットンよりもシルクやサテンの方が髪に良い。
   • ピンチの時には、ドライシャンプーを朝使うこともできる。寝坊した日の洗髪の代わりにもなる。ただし、夜に使うようにしましょう。
2. ドライシャンプーは洗髪と洗髪の間に1回使う。毎日髪を洗うと、髪が乾燥し、頭皮が過度に乾燥します。よほど細い髪でない限り、液体シャンプーで洗うのは2～3日に1回にし、洗髪の合間にドライシャンプーを使って髪をリフレッシュさせましょう。
3. ドライシャンプーを2日続けて使うのは避けましょう。特に髪を洗わずにドライシャンプーを使うと、頭皮にシャンプーが蓄積されます。これは毛根を弱らせ、抜け毛を増やします。ひどい場合は、抜け毛が増えることもあります。使用は週に2～3回にとどめましょう。
4. ドライシャンプーは髪を乾かしてから使いましょう。ドライシャンプーは髪にボリュームと手触りを与えますが、水分はドライシャンプーを固まらせ、乱雑にします。 シャワー後にドライシャンプーを使う場合は、タオルドライかブローをしてから使いましょう。ドライシャンプーは皮脂をはじくのではなく、吸収するので問題ありませんが、水分はその効果を制限します。

方法3

ドライシャンプーを選ぶ

1. 便利なエアゾールシャンプーを選びましょう。エアゾール・シャンプーは通常スプレー缶で売られており、バッグや財布に入れて持ち運ぶことができる。パウダーシャンプーに比べ、エアゾールは外出先でも簡単に使うことができる。また、スプレーシャンプーは通常、オイリーな髪に適している。
2. 匂いに敏感な人はパウダーシャンプーを買おう。スプレーシャンプーは、髪の中に微粒子を多く放出する。ニオイの強い場所でくしゃみをするのが苦手な人は、パウダーシャンプーがおすすめだ。また、細い髪の場合、エアゾールスプレーは髪を重くしすぎてしまうので、パウダーシャンプーの方が効果的です。
3. 買う前にシャンプーの匂いを嗅いでみよう。ドライシャンプーには様々な香りがある。ベビーパウダーのような香りのものもあれば、フローラルなど爽やかな香りのものもある。香水を試すのと同じように、シャンプーを目の前で少しスプレーして香りを確かめよう。パウダーシャンプーの場合は、開いた容器の上に手を置き、鼻の方向に香りを漂わせる。

   • アレルギーを起こしやすい人は、シャンプーの匂いを嗅ぐことが特に重要だ。香りのないシャンプーも選択肢のひとつだ。
   • シャンプーの香りを嗅いでいる間に、髪につけてみるのもいいだろう。シュッとひと吹きするか、パウダーを少量振りかけるだけで、どれが自分の髪に合うか判断できるかもしれない。
4. ブタン系シャンプーは避ける市販のシャンプーの中には、ブタンやイソブタンのような化学物質が含まれているものがあり、使いすぎると髪を傷める原因になります。ブタン系シャンプーは一般的に環境にも悪い。自然で環境に優しい成分でできたドライシャンプーを探すか、自分で作るようにしましょう。

   • コーンスターチをドライシャンプーの代用品として使うこともできる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 ドライシャンプーの使い方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。