手指消毒剤の作り方

石けんで手を洗うのが一番だが、石けんと水がない場合は、手指消毒剤がその次善の策となる。市販のハンドサニタイザーは高価になることもあり、また、ハンドサニタイザーの不足により、自作に頼らざるを得ないこともある。 ハンドサニタイザーの自作は簡単なプロセスで、自分の好みに合わせてカスタマイズできる処方となる。

方法1

アルコールベースの手指消毒剤

1. 材料を集める。この手指消毒剤は、市販の手指消毒剤によく似ているが、化学薬品は一切使われておらず、悪臭もない。手洗いの代わりに使うのではなく、本当に必要な時に使うようにしましょう。必要なものは以下の通り：

   • 99％の消毒用アルコール（イソプロピルアルコール）または190度の穀物アルコール2/3カップ（他の濃度のアルコールで代用しないでください。）
   • 1/3カップの純粋なアロエベラジェル（できれば無添加のもの）
   • ラベンダー、クローブ、シナモン、ペパーミントなどのエッセンシャルオイル8～10滴
   • ボウル
   • スプーン
   • 漏斗
   • プラスチック容器
2. ボウルにアルコールとアロエベラジェルを入れて混ぜる。材料をボウルに入れ、スプーンを使ってよく混ぜ合わせる。完全になめらかになるようにする。

   • もっと濃くしたい場合は、アロエベラをスプーン1杯加える。
   • または、スプーン1杯のアルコールを加えて薄める。
3. エッセンシャルオイルを加える。一度に1滴ずつ、かき混ぜながら加える。8滴ほど入れたら、香りをかいでみて、好みの香りかどうかを確認する。十分強いと感じたら、そこで止める。もっと強い香りが好きなら、さらに数滴加える。

   • お好きな香りをお使いください。ラベンダー、クローブ、シナモン、ペパーミント、シナモン、レモン、グレープフルーツ、パッションフルーツなどが効果的だ。
4. 容器に漏斗を入れる。漏斗を容器の口に当て、手指消毒剤を注ぎ入れる。容器を満タンにし、使うときまで蓋を閉めておく。

   • 一日中消毒液を持ち歩きたい場合は、小さなスプレーボトルが便利です。
   • ボトルで作りすぎた場合は、残った消毒液を蓋のしっかり閉まる瓶に入れて保存する。

方法2

ウィッチヘーゼルベースの手指消毒液

1. 材料を集める。アルコールベースの手指消毒液は、アルコールはにおいが強く、肌への乾燥効果が強いため、使いたくないという人もいる。コロナウイルスから身を守ることが目的なら、このタイプの手指消毒液に頼るのはやめましょう。ウィッチヘーゼルベースの手指洗浄液を作るのに必要なものは以下の通り：

   • 1カップの純粋なアロエベラジェル（できれば無添加のもの）
   • 小さじ1杯半のウィッチヘーゼル
   • ティーツリーオイル30滴
   • ラベンダーやペパーミントなどのエッセンシャルオイル5滴
   • ボウル
   • スプーン
   • じょうご
   • プラスチック容器
2. アロエベラジェル、ティーツリーオイル、ウィッチヘーゼルを混ぜ合わせる。混ぜ合わせたものが薄すぎるようであれば、スプーン1杯のアロエベラを加えてとろみをつける。濃すぎる場合は、さらにスプーン1杯のウィッチヘーゼルを加える。
3. エッセンシャルオイルを混ぜる。ティーツリーオイルの香りがすでに強いので、加えるエッセンシャルオイルは控えめに。5滴くらいで十分だが、もっと加えたい場合は、1滴ずつかき混ぜる。
4. 混ぜたものを容器に入れる。漏斗を容器の口に当て、手指洗浄液を注ぎ入れる。満タンになったら、使うときまでフタを閉めておく。

   • 一日中洗浄液を持ち歩きたい場合は、小さなスプレーボトルが便利です。
   • ボトルに入りきらない場合は、蓋のしっかりした瓶に残った溶液を保存する。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Make Hand Sanitizer 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。