軟骨ピアスの治し方

軟骨ピアスは個性的なスタイルをアピールするのに最適な方法です。ただし、耳たぶのピアスよりも治癒に時間がかかります。治りかけの軟骨ピアスのお手入れは4～12ヶ月を予定してください。難しいことではありません。患部を清潔に保ち、不必要に軟骨を雑菌にさらさないようにしてください。感染が疑われる場合は、医療機関を受診してください。清潔で安全な環境を選んで軟骨ピアスを開けるようにすれば、ピアスのケアはさらに簡単になります。

方法1

ピアスのお手入れ

1. 軟骨の治癒には4ヶ月から1年の期間を要します。軟骨は硬いため、他のピアスよりも治癒に時間がかかることがあります。ピアスをあけてから数ヶ月間は軟骨の状態を注意深く観察し、洗浄するようにしましょう。軟骨が治りかけであることを示すサインはたくさんあります。探してみましょう：

   • 最初の数週間は腫れ、出血、赤みがある。
   • 変色やかゆみ
2. ピアッサーに治癒の目安を聞いてみましょう。ピアススタジオを出る前に、ピアスのプロとおしゃべりをしましょう。ピアスをどのようにケアすればよいか、また治癒にはどれくらいの 期間がかかるかを尋ねてみましょう。これには一般的なガイドラインがありますが、ピアッサーがさらに詳しい情報を持っているかもしれません。

   • 使用した方がよい製品や避けた方がよい製品があるかどうかも必ず聞いてください。
3. 耳やジュエリーに触れる前にぬるま湯とマイルドなハンドソープを使い、少なくとも20秒間手を洗います。洗い終わったら、清潔な乾いたタオルで手を拭きます。ピアスを洗浄したり、触ったりする必要がある場合は、いつでもこのようにしてください。

   • 汚れた手でジュエリーを触ったり遊んだりしないでください。
4. 生理食塩水または刺激の少ない石鹸で毎日洗います。コットンまたはペーパータオルに生理食塩水を含ませ、ピアス周辺を軽くなでます。または、ペーパータオルを濡らして石鹸を数滴たらし、ピアスの周囲をやさしくなでる方法もあります。

   • 軟骨が治るまで、1日1～2回これを行います。
   • ドラッグストアや薬局で生理食塩水を購入してください。
5. 洗浄後は水で洗い流し、水分を拭き取ります。清潔な湿らせたペーパータオルで石鹸や生理食塩水を拭き取ります。ピアス周辺を優しく拭き取るだけです。ピアスを動かそうとする必要はありません。ピアスの周りを拭くだけで十分です。

   • 清潔なペーパータオルで軽く拭いてください。布製のタオルを使うとジュエリーがひっかかったり、細菌が付着する恐れがあります。
6. コットンに消毒用アルコールを含ませ、ピアス周辺の皮膚につけます。コットンを消毒用アルコールに浸して濡らし、余分な部分を絞ります。コットンをピアスの外側の縁に当てて拭きますが、ピアス自体は拭かないでください。

   • これを毎日2～3回繰り返します。
7. ピアスの周囲に石油ゼリーを薄く塗ります。綿棒でピアスの周囲に薄く伸ばしますが、ピアスの開口部には直接塗らないでください。こうすることで患部が保護され、かさぶたができにくくなります。

   • これを毎日2～3回繰り返します。
8. ピアスを毎日数回ひねります。耳の中でピアスを時計回りまたは反時計回りに数回ひねります。これを毎日3回繰り返します。こうすることで、ピアスが皮膚にくっつきにくくなり、ピアスが治っても穴が開きにくくなります。
9. 刺激の強い製品や軟膏での耳掃除は避けてください。ピアスの洗浄に過酸化水素や強力な石鹸は使わないでください。治りかけの軟骨を傷つけてしまいます。石鹸のラベルを確認し、トリクロサンを含むものは避けてください。

   • 軟骨の近くで化粧品や美容製品を使用するのは避けてください。例えばヘアスプレーは軟骨を刺激します。

方法2

治癒中の感染予防

1. 耳を清潔に保つために、お風呂ではなくシャワーを浴びましょう。お風呂はリラックスできて気持ちいいかもしれませんが、治りかけの軟骨を水中の雑菌にさらす危険性があります。治療中はシャワーで済ませましょう。どうしても入浴を避けられない場合は、浴槽に入る前に浴槽をよく掃除してください。

   • また、治療中はプールや湯船も避けるべきです。雑菌が繁殖する可能性があります。
2. 耳に触れるものはすべて清潔に保ちましょう。耳の近くに物を置く場合は、少し時間をかけてきれいにしましょう。消毒用のウェットティッシュで汚れや雑菌を拭き取ることができます。使用前にきれいにしておくとよいものには、以下のようなものがあります：

   • 携帯電話
   • 眼鏡
   • ヘッドフォン
   • 帽子やヘルメット
3. 雑菌を避けるため、シーツや枕カバーは清潔なものを使用する。最低でも週に1回が目安。治療中は必ず行うこと。週1回洗濯する時間がない場合は、予備のシーツを購入しましょう。治療中は、毎晩清潔な枕カバーの上で頭を休めましょう。枕カバーを使う2日目の夜には、枕カバーを裏返してきれいな面にし、枕カバーの使用回数を増やしましょう。

   • 枕カバーが足りなくなったら、清潔なTシャツを枕の上に敷いてもよい。
4. 治癒を促進するために、健康的なライフスタイルを維持する。体を大切にすれば、自然治癒力も高まります。常に大切なことですが、治療中は特に大切です。また、必ず.休養は治癒を助けます。

   • 治っている間は運動をしても大丈夫です。また、ストレスを感じていない状態であれば、体の回復が早まるのでとても良いことです。
5. 軟骨にぶつぶつができた場合は、ピアッサーまたは医師の診察を受けましょう。ピアスの近くに小さなぶつぶつができることがあります。こぶは赤く腫れたり、痛みを伴うかもしれません。これはよくあることなのでご心配なく。一般的に、でこぼこは細菌感染や繊維組織の過成長によって起こります。ぶつぶつができたり、痛みを感じたりした場合は、医療機関に連絡してください。

   • 原因によっては、薬を処方されたり、こぶを取り除く処置を勧められるかもしれません。
6. 感染症が疑われる場合は、医療機関を受診してください。軟骨が感染している場合は、医師の診察を受ける必要があります。ピアス周辺が赤く、痛み、かゆみがあり、黄色い分泌物がにじみ、腫れている場合は受診してください。

方法3

安全な軟骨ピアスの開け方

1. ピアススタジオが清潔で、評判が良いことを確認してください。スタジオに入ったら、目に見えて清潔であること。床やステーションが汚れていないか、よく見てみましょう。汚れているようであれば、他の表面も汚れている可能性が高い。感染症を引き起こす可能性があるので、汚いサロンは避けましょう。他の場所をチェックすることで、感染を回避できる可能性が高まります。

   • スタジオのソーシャルメディアをチェックする。もし否定的なコメントが多いようであれば、他のピアッサーを探した方が良いかもしれません。
   • ピアッサーが認定を受けた信頼できる施設であることを確認することは重要です。
2. ピアッサーには滅菌された針を使用し、手袋を着用するよう求めましょう。ピアッサーに軟骨にピアスガンを使わせないようにしましょう。銃は瘢痕やその他の損傷を引き起こす可能性があるだけでなく、使用後に消毒することができないため、感染のリスクが高まります。ピアッサーに は滅菌された針のみを使用させ、同意が得ら れない場合は他をあたってください。

   • 器具を扱ったり耳に触れたりする前に、ピアッサーに新しい使い捨て手袋を着用するよう頼んでください。感染を防ぐことができます。
3. ピアスはゴールドを選ぶのが最も安全です。ゴールドにはもともと抗菌作用があるので、細菌をピアスから遠ざけるには最適です。好きな色のゴールドのジュエリーを探しましょう。

   • ニッケルアレルギーの方も多いので、ニッケル入りのジュエリーは避けた方が無難です。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Heal a Cartilage Piercing " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。