【港町ノーアトゥン】
ルド
プロフィール
- 58歳
- 5月5日生まれ
- 171cm
- 75kg
人物概要
港町ノーアトゥンの市長。街の住人たちのことを第一に考えている優しい人物であるが、そのために自信がない人物であるため街にあるユグドラシル教会にいる司祭ヴォーダンに政治協力をしてもらっている。
二部作目では最初ヴァナルの下っ端たちに捕らえられていたが、エイリークたちにより救出される。
ヴォーダン
プロフィール
- 42歳
- 6月20日生まれ
- 167cm
- 66kg
人物概要
街にあるユグドラシル教会にいる司祭。一部作目ではレイとエイリークたちにユグドラシル教団に飾られてある絵画について説明をする。市長のルドとは涼子な関係を築けているようであり、二部作目で彼がヴァナルに捕らえられていることとそのための救出を、エイリークたちに依頼する。そしてそのために、ルドが捕らえられていた屋敷の図面などをエイリークたちに提供するなど、協力を惜しまなかった。
【ヘルヘーム】
スクーズ
プロフィール
- 18歳
- 2月2日生まれ
- 159cm
- 50kg
人物概要
ヘルヘームの村で巫女をしている少女。普段はヘルヘームの村で静かに過ごしている。
彼女の両親は、彼女の祖父と村人たちの手により殺害され、フヴェルゲルミルの泉に建てられた氷の祠に安置される。そこは世界保護施設と共に作られた、人身御供のための生贄の祭壇でもある。そのことを知った彼女は一時暴走。
フヴェルゲルミルの泉の言い伝え(詳細はこちら)の通りの、黒いドラゴンとウルフを呼び出す。その後復活したレイにより説得され、正気を取り戻す。今現在は新しいヘルヘームの村長を務めている。
ジーヴル・ノーチェ
プロフィール
- 享年3歳
- 10月15日生まれ
- 97cm
- 13kg
人物概要
ヤクと共にブルメンガルテンの世界保護施設の研究所で実験動物扱いを受けていた。双子のジーヴル(のちのヤク)が人柱として殺される代わりに、入れ替わりでジーヴルになりすまし、絶命する。実験として開発された能力が故にできたことであり、その際に本名であるヤクという名を捨ててジーヴル名乗る。
【アルヴィルダ海賊団】
アルヴィルダ
プロフィール
- 33歳
- 3月23日生まれ
- 165cm
- 61kg
人物概要
海賊団の女船長。
元々はある一国の姫だった。とても内気で恥ずかしがり屋、姫としている分にはいいかもしれないが、いつか女王となった時は苦労すると言われていた。美貌は隣国で噂されるほど美しく、可憐で一輪の花のようだと言われるほどだったと。両親であった国王と妃に、姫を蝶よ花よと丁寧に育て上げられた。そんな高嶺の花である姫と結婚したいという王子の数は、数知れなかったという。そこで国王はこんな一手を講じたのだ。
国王は姫の部屋の扉の前に一噛みされればたちまちに全身に毒が回り、死に至るほどの毒を持つ二匹の毒蛇を住まわせて、彼女の貞操を守らせようとした。そして試練を乗り越えた、本当の勇気と知恵のある者に、姫の許嫁となることを許すと。
そんな試練を前に尻尾を巻いて逃げる王子は、これまた数えるのも飽きるほどに多くいた。挑戦しようと試みるも、毒蛇の前では足が竦み命可愛さに逃げ出す。そんな日が何日も続き、諦めかけていたその時に一人の皇子(アルヴ)が現れた。アルヴは毒蛇を前にしても怯むことなく、勇敢に立ち向かって唯一試練を乗り越えた。彼女は、無謀な試練を前に逃げなかったアルヴに惚れ込んだ。本当の勇気と知恵を兼ね備えた彼なら、自分も心を開けると感じたのだ。しかしそんな二人の結婚を、母親である妃が反対。これが原因で親子喧嘩が絶えなくなり、やがて母親の頑固に愛想を尽かし、ある日城を飛び出してしまった。
あてもなく飛び出したアルヴィルダは、付き合いのあった仲の良い女友達と共に海に出る決心をする。航海の途中で、最近船長を失った一つの海賊団と出会う。話を聞き、納得した彼女は自分に船長を務めさせてほしいと志願した。最初は女だからと舐めてかかった海賊たち全員を、習っていた剣技で圧倒。彼女の実力と肝の据わった様子に、海賊たちは自分たちよりも彼女の方が強いと認め、海賊団の船長として迎え入れられる。
やがて彼女の指揮でその海賊たちは、次々に大成功を収めた。掠奪にしろ何にしろ、彼女が来たことでその海賊団は一段と強く、大きい存在となる。そんな彼女たちを捕縛しようと、各国の船はこぞって海賊船を襲った。その際にアルヴと再会し、彼からの提案があったことで二人一緒の船に乗ることになった。
アルヴ
プロフィール
- 35歳
- 8月8日生まれ
- 185cm
- 85kg
人物概要
アルヴィルダ海賊団の航海士。
元々は皇族として、確かに安定した暮らしを送っていた。軍を指揮し、それこそ以前は海賊団をいくつも捕縛してきた。その活動の中で出会ったのがアルヴィルダだった。彼女に出会ったときに、彼は自分の中で一つの感情が生まれるのを感じた。
男も女も関係なく、何にも縛られず自由に生きている海賊たち。それをまとめあげるアルヴィルダという一人の女性に、心の奥底から憧憬の念すら抱いた。自由な彼女たちに対して、自分はなんて窮屈な生活をしているのだろう。このまま生きることは果たして、本当に生きているといえるのか。そう思ったアルヴは、行動せずにはいられなかった。彼女を秘密裏に逃がし、己を操舵手として海賊に一味に入れてほしいと懇願し取引をした。彼は彼女の命を逃がすことで対価を、彼女は彼を迎えることで腕のいい操舵手という報酬を手に入れることとなった。幸い、海上戦を戦ってきたアルヴの腕は相当のものだった。アルヴィルダの船に致命的なダメージを与えたのは、彼自身の操舵の影響である。結果、彼女は彼を受け入れ、今は楽しい海賊生活を送っている。
上記について彼女は、鳥籠生活も悪くはなかったとレイに伝える。それでも彼女は、そこから自分を解放してくれる人を待っていたとも告げ、だからアルヴが試練を乗り越えて部屋の扉を開いた時は本当に嬉しかった。そして彼と一緒に、外の世界をもっと知りたい。しかしそれを母親が許さないことが、憤慨極まりなかったのだと懐かしそうに話した。
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