【アウスガールズ本国】
ニルキース
プロフィール
- 73歳
- 1月23日生まれ
- 165cm
- 60kg
- 好きなものー国民、和平
- 嫌いなものー戦争、ケルスの我儘
人物概要
アウスガールズ本国の執事兼防衛大臣。普段はケルスのお目付け役だったが、ケルスの両親の死後ケルスを支えながら国のために尽力してきたリョースアールヴ族。落ち着いた性格である。国民や王家の人物たちに対して、慈悲深い心を持っている。元々はケルスの父親の執事だった。
ケルスの我儘に頭を悩ませるが、彼の生い立ちなどを憂いていて、自由であるときは彼の意思を尊重したいと考える人物でもある。
パシフィ・クォーツ&クシオン・クォーツ
プロフィール
- 享年42歳(パシフィ)享年38歳(クシオン)
- 9月21日生まれ(パシフィ)2月14日生まれ(クシオン)
- 177cm(パシフィ)150cm(クシオン)
- 66kg(パシフィ)45kg(クシオン)
- 好きなもの(パシフィ)ーケルス、和平、アウスガールズ
- 好きなもの(クシオン)ーケルス、自国の国民、家族の団欒
- 嫌いなもの(パシフィ)ー力による支配、他国からの圧力、戦争
- 嫌いなもの(クシオン)ー戦争、悪意からの行為、上辺だけの事柄
人物概要
前アウスガールズの国王と妃であり、ケルスの両親だった。国民たちからの信頼も厚く、また慈愛に満ちた人物たちだったが、カーサのヴァダースに殺された。(ケルス曰く、そうなのだとニルキースから教えられた)
生前はケルスにたっぷりの愛情を注いでいた。常の平和を思うここを忘れてはならない、と伝えていた。
【ヴァラスキャルヴ】
カウト・リュボーフ
プロフィール
- 18歳(一部作目)20歳(二部作目)
- 1月17日生まれ
- 175cm
- 64kg
- 好きなものーケルス、自分が惚れ込んだもの、美しいもの
- 嫌いなものーバルドル族、価値観が合わない人物、惚れ込まないもの
人物概要
本名カウト・リュボーフ・フォン・ヴァラスキャルヴ。ヴァラスキャルヴの第一王子であり、ケルスの許婚。
ケルスがカーサに攫われたと知り、同盟国のよしみ云々以前に単身飛び出してしまった。旅をしている時は自身の身分を隠すために博愛主義者と主張し、吟遊詩人の真似事をしながら情報を集めていた。本来は静かで、落ち着いた様な振る舞いと、その胸のうちに宿る熱い闘志を持つ人物。ケルスに対して紳士的な対応をしている。
ケルスがカーサに攫われた原因がエイリークにあると知ると、彼を敵視する。また、カーサに協力を持ち掛けられ、ケルスのためならばと従うことになる。実力もあり、母国では国随一の『竜騎士』の称号を得ている。
二部作目ではまだ登場していない。しかし一部作目での動きが原因で、一国の王子としては出過ぎた真似をしたということで王位継承権をはく奪される。それを知ったケルスはそもそもの原因は自分にあるのだからと、その処分を軽くしてほしいと依頼。それを聞き受けた現ヴァラスキャルヴ国王はケルスに、善処するとは約束してくれた。その後どうなっているかは明記されていない。
使う武器は槍。しかし当初の紹介文ではレイピアと魔術と記載されていた。黒乃の管理の甘さが露呈している。
【技一覧】
『巻き上がれ龍の息吹ヴィントホーゼ』
地面を蹴り上げ一気に相手との間合いを詰め、対象を槍の一撃で上空に吹き飛ばす。その後槍を棒高跳びのように使い、空中に飛ぶ。振り上げた槍の矛先で、相手の急所を突き刺す技。その際槍の先には風のマナを纏わす。
『呼び起こすは竜の逆鱗ドラッヘ・ネーメズィス』
詠唱【我に従えし風の眷属よ、戦禍の渦となりて全てを無へと化せ】相手に向けて槍の穂先を構え、風のマナを集束させる。それを練り上げて風の竜を生み出す。展開した魔法陣から風の竜へ風のマナを付与することで、風の竜の身に纏う烈風を鋭いものへと形を変化させ突撃していく。また斬撃は効果がなく、斬られたところから竜の首が増える仕組みとなっている。魔術でしか風の竜は倒せない。
『契約交わせし竜の眷属たちエンブレイムドラッヘ』
詠唱【紅き竜よ、我が血を対価とし、我が眼前の敵に滅びをもたらせ】自分の血液を媒体として行う疑似召喚術。血液で描いた陣にマナを付与することで、赤い体表の竜を疑似的に具現させて召喚する。正体は自身の血液とマナが融合したものであり、術者の意のままに従う。
『貫くは即死の棘シュトーセンシュタッセル』
速さについては巻き上がれ龍の息吹ヴィントホーゼの上位互換。相手の心臓めがけて一直線に駆け抜ける。
【ガッセ村】
ヤナギ・ベンダバル
プロフィール
- 76歳(一部作目)78歳(二部作目)
- 3月23日生まれ
- 165cm
- 60kg
- 好きなものーあんこを使ったお菓子、白米、川魚
- 嫌いなものー脂っこいもの、和を乱すもの、環境破壊
人物概要
スグリの祖父。前領主であったアマツの父親であり、彼が亡くなりスグリが村を出てからは領主代理としてガッセ村を収めている。また、スグリの剣術の師匠でもあった。スグリのことを再会しても「若様」と呼んでいる。彼のお世話役でもあり、彼に様々なことを伝えていた。ガッセ村が戦争に呑まれた際にアマツと共に戦った経験もある。今では前線は退いているものの、ガッセ村付近で起こる異変については調査もする。ブルメンガルテンの事件においてアマツを失ったものの、スグリと彼に助けられたヤクのことも心配して、色々お世話もしていた。
一部作目にて、エイリークに体術の基本的なことを教えた人物。
得意料理は薬膳であり、屋敷内にいる誰かが風邪をひいた時などは作って出している。
ナカマド・シルト
プロフィール
- 52歳
- 8月8日生まれ
- 185cm
- 85kg
- 好きなものー山の幸、竹林、登山
- 嫌いなものー海で泳ぐこと、非人道的な事、葉巻
人物概要
ヤナギの補佐を務めている人物であり、ベンダバル家の屋敷のナンバー2。剣術も得意だが、どちらかといえば体術を得意としている。また、屋敷に住む世界保護施設の被害者であった子供たちの面倒を見ている。学問や言葉は勿論、遊ぶことや自然とのふれあいなんかもその一環である。ベンダバル家に昔から仕えているシルト家の長男であるので、昔からその屋敷に仕えている。なのでスグリやヤクとも顔見知りである。
案外裁縫が得意だったりする。レイたちのボロボロになっていた服を直したのは、実は彼である。暇なときは写経をしている。
キルシュ
プロフィール
- 8歳
- 4月5日生まれ
- 113cm
- 19kg
- 好きなものーわからない
- 嫌いなものー怖いこと、実験、友達と離れること
人物概要
世界保護施設から脱走してきた人物。元々は実験動物扱いされていたのを、ナカマドの救出される。共に脱走したセルブルのことを機にかけていたが、結局最後まで彼と出会えることはなかった。
救出されレイたちがベンダバルの屋敷から立ち去った後、コウガネの策略により研究施設へ逆戻りすることになる。また奇怪となったセルブルを見て、生きる希望をすべて失う。そしてその後その施設を破壊したヤクと再会した際に、己を殺してほしいと懇願する。その願いを聞き入れたヤクにより落命。
コウガネ・ベンダバル
プロフィール
- 48歳
- 10月3日生まれ
- 169cm
- 85kg
- 好きなものー金、名誉、私腹を肥やすこと
- 嫌いなものー正義感、清く正しいこと、野心のない者
人物概要
アマツの弟でスグリにとっては叔父にあたる人物。強欲で野心のある人物。それ故にベンダバル家からはほぼ絶縁状態を言い渡される。
その原因は世界保護施設と裏で繋がっていたため。自分が統治しているいくつかの村の敷地を、領主の断りなく勝手に明け渡し、世界保護施設の実験施設を作るための土地を提供していた。その身見返りとして膨大な金額の金を受け取り、その金をまずは、村の住民へ還元。それでも残る分は、自分の懐へ入れ私腹を肥やしていた。何十回も繰り返していたが、ある時その悪だくみがアマツに発見され、追放を言い渡された。
しかしその後も連れてきた子供だけでは飽き足らず、村の子供すら実験動物として世界保護施設に提供していた。村人たちを金の亡者とするために、世界保護施設と共同で洗脳を行い言葉巧みに誘導した。すっかり従順になった村人たちから、喜んで自分たちが育てていたはずの子供を差し出させ、世界保護施設に買い取らせていた。その報酬として、実験台の子供たちの凌辱に加担させてもらっていた。ヤクも彼の被害を受けたことがある。
さらにブルメンガルテンの事故の首謀者であり、どさくさに紛れてアマツのことを殺害。事件後ベンダバル家に襲来し、ブルメンガルテンは事故じゃなくて事件だと糾弾。自分の犯行を棚にあげてヤクを犯人に仕立て上げる。そして再び世界保護施設の実験動物として連れ出そうとした瞬間、スグリの一太刀を受け倒れる。その間に、そのままスグリの手にひかれたヤクは二人揃ってガッセ村から脱出される。
一部作目第三話、第八十二節にてヤクに惨殺されることになる。
【港街エルツティーン】
リゲル
プロフィール
- 50歳超え(一部作目)52歳(二部作目)
- 12月27日生まれ
- 170cm
- 66kg
- 好きなものー医薬の研究、医療技術の議論、子供たち
- 嫌いなものー病、無理をし過ぎる人物、医者の言葉を聞かない人物
人物概要
港町エルツティーンの総合病院で医師をしている人物。だが数年前まではミズガルーズの孤児院で院長を務めていた。孤児院が軌道に乗り、自分の後を任せられる人物に託すと、自身の研究のためにエルツティーンへ向かった。
エルツティーンで修行すること数年、今では総合病院随一の腕利きの医師ともいわれている。
アウスガールズから亡命してきたヤクとスグリの面倒を見ていたこともあるため、彼らとは顔なじみ。
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