アウストリ地方詳細

ページ名:アウストリ地方

地域詳細


【北ミズガルーズ地区】

ミズガルーズ

世界最大の国。世界の指導者とも呼ばれている。全世界の中心国であり、各国の社会情勢を管理している。さらに国を守るための軍隊が存在し、各国の危機が近付けばそれを派遣して平和を守っている。いわば守護者。毎年ミズガルーズに存在しているミズガルーズ国家防衛軍が『世界巡礼』と呼ばれる、諸国周辺の治安維持のために世界を廻る大事な儀礼の一つを執り行っている。国から選ばれた軍人が数名の兵士と共に各国へ赴き、その国の問題の手助けをし解決へ導くのが主な仕事。

元々ミズガルーズに住む人はマナの許容量が一定より多い人が多く、そのため住民のほとんどが魔術師である。力の差はあれど、魔法を学ぶための差があってはならないとのことでミズガルーズ国立魔法学園が作られた。ミズガルーズ国が出来たほぼ同じ年に建設されたので、その歴史は長い。そして初代ミズガルーズ国王の働きかけで、学費は卒業するまで無料とのことで毎年多くの入学生、卒業生を出している。いわばマンモス校であり、ミズガルーズに住む人は誰でも入学したい学園。その噂は各国にまで広がり、他の国からわざわざ引っ越しまでして学園に入る子供もいる。これがミズガルーズを世界妻財の都市と言わせしめる理由の一つ。

 

港町ノーアトゥン

アウストリ地方でも一、二を争うくらい大きな港町。街はにぎやかで、栄えている。港に停泊している漁船が多くあり、漁業も盛ん。街のシンボルは大きくそびえ立つユグドラシル教会。そのため信教者も多く、街を歩くと修道服を着ている人とよくすれ違ったりする。ユグドラシル教会の中は大理石の床と、色鮮やかなステンドグラスが、映えている。加えて奥にある礼拝堂には、巨大なキャンバスに描かれた運命の女神たちの絵画があり、空間を守るように飾られている。

 

漁港の街キュステー

それほど規模は大きくないものの、名の通り漁業な盛んな町。収穫された鮮魚類は毎日大国ミズガルーズへと運ばれ、食卓に並べられる。栄養分を豊富に含んだアウスガールズ北西の海から海流に乗り、漁港の街キュステーの近くの海へとやってくる。海と共存する町、とも呼ばれている。またそこで売られている水まんじゅうの中身は黒蜜である。

 

アールヴァーグの住居

漁港の街キュステーより少し南下した位置にある、フロスティという洞窟内にあるドヴェルグ族の住処。太陽の光を苦手とするドヴェルグ族が建造した街のようなもの。城門を思わせる高い壁や、その奥に建てられている大小様々な建造物の数々がある。また薄暗い洞窟内でも明るいのは、鉱石を核にして作られた外灯が灯られているから。

大抵の人間は気味悪がり、アールヴァーグの住居はおろかフロスティの洞窟に立ち寄りはしない。しかし一部の商人や、考古学者や地質学者は興味本位で尋ねることもあるらしい。

 

プレアリー

ミズガルーズから南へ5km離れた場所にある小さな村。魔術師がいないので、村人たちで集まった自警団がいる。

 

草木の村エルブ

様々な花が咲き乱れている村。風に乗って香る花の甘い香りなどから、癒しの効果があるとも言われている。その花で作った花時計が村のシンボル。

 

川の村リヴィエール

草木の村エルブから地下場所にある村。近くを流れるエグランディエ川の水を使って作った、特製の水まんじゅうが名産品となっている。

 

森に近しい街ミュルク

ミュルクウィーズの森に近い場所にある街。港町ほどではないが大きな街であり、ユグドラシル教会もある。また、木の中を掘って作られた宿泊施設などもある。

 

ミュルクウィーズの森

森に近しい街ミュルクの近くにある小さな森。イーアルンウィーズの森ほどではないが人の手が入っていない自然そのものの森。その森を抜けると、ミズガルーズまでは目と鼻の先の位置。

 

イーアルンウィーズの森

北ミズガルーズ地区と南ミズガルーズ地区を隔てるようにして存在している、面積の大きな森。近しい街ミュルクの近くにある小さな森。人の手が加えられていない自然そのままの姿であり、様々や野草や動物が存在する。木々から発生される酸素には良質のマナが含まれている。そんな環境であるがために、森の奥に向かうと魔物も数多く存在する。それゆえミズガルーズ国家防衛軍による討伐も何度も行われている。時折ミズガルーズ国立魔法学園の課外授業先になるが、毎回模擬練習は森の本当に入口付近でしか行わないため、魔物に襲われる心配もない。また、森の中には世界三大泉であるミミルの泉が存在する。

 

ミミルの泉

世界三大泉の一つ。運命の女神の一人であるヴェルザンディが棲んでいる。また、女神の巫女ヴォルヴァの一人であるスグリの潜在意識が、そこと繋がっている。本編一部作目、第二十九節にてレイがその泉の潜在意識と繋がった際に現れたのはヴェルザンディではなくエダだった。まだその謎については、解明されていない。

 

エグランディエ川

北ミズガルーズ地区で一番大きな川。鮭などがよく産卵に来る。

【南ミズガルーズ地区】

ヨートゥン

世界保護施設の本部があるといわれている都市。

 

メヒャーニク

港町の一つ。また、港の隣にはミズガルーズ国家防衛軍のメヒャーニク駐屯地が存在している。軍艦をそこに停泊させ、物資などの搬入や艦隊のメンテナンスなどを行っている。工業が盛んであり、軍の高機動車や通信機などは、主にこの港町で生産されている。街並みは、ミズガルーズや都市ノーアトゥンと比べると機械的な部分も多く、発達している。

 

機械都市マシーネ

メヒャーニクから離れている場所にある工業都市。工業が盛んな街のため、武器は勿論のこと、爆弾なども十分な貯蔵がある。一時期カーサの支配され幽霊都市になっていた。

 

玄関口の港町フルーア

本編には登場してない港町。それなりに発達はしている。

 

オーア洞窟

マシーネから数キロ離れた場所にある洞窟。魔物の出現も少なく比較的安全であるため、マシーネの住人は昔からその洞窟を防空壕の代わりとして使用していた。

 

古城

名もない城の一つ。世界戦争時代に作られていたものであるが、所有者などの名前はなく、遺跡のようになっている。しばらく手が付けられていなかったが、カーサがそこを改造し、アジトとして利用していた。

 

廃墟の小島

アウストリ地方の最南端の方角にある小さい小島。無人島であるため人の手が入らず、島は鬱蒼とした森に囲まれている。その森の最奥に廃墟がある。カーサがアジトとして利用していた。何かの実験施設のようだったと思わせるような外観の建物であり、所々が黒ずみ、風化の影響で崩れた廃墟である。

【鎮魂の島 グラヘイズム】

ヴァルシュラーフェン

遺跡の最奥。広い空間に、数多くの石碑が建っている。空間の最奥に三人の運命の女神の石像が、その空間を守っているかのように安置されている。その石像周辺には壁はなく、くり抜かれ吹き抜けとなっている。澄んだ青空が見える。さらに石像の後ろ側の丘には白い花弁のカランコエの花々が咲き乱れている。

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