プロフィール
- 26歳(一部作目)/28歳(二部作目)
- 1月16日生まれ
- 185cm
- 74kg
- 好きなものーブラックコーヒー、命令の完璧な遂行、音楽鑑賞
- 嫌いなものー匂いのキツイ食品、能のない者、裏切り
人物
冷酷であり、腹の読めない人物。物腰が柔らかい割には痛烈な言葉を放つ。自分の興味を持ったものに対しては遊びたくなる性格。そんなふと見せる無邪気っぽいところが不気味である。
右眼は見えないというわけではなく、謎に包まれている。裏切り者を処刑する時に使うことが多い。
ケルスの両親であるアウスガールズ国王殺害の張本人。仕事のためならば人殺しも厭わない。
仕事の時は黒いロングコートを羽織っているのがデフォルトであり、彼自身が魔物を狩るということはほとんどない。
レイたちと初めて会った時、興味を持ったらしい。そしてアウスガールズにて暗躍する。
来歴
過去
一切が不明。右目の邪眼についても不明な点があるが、後天的なものである。
一部作目登場時
第二十七節にて初登場。部下であるカサドルの危機に、空間転移の術を使用して彼を守る。エイリークとはレイたち以前に出会ったことがあるのか、再会して自分に攻撃を仕掛けるエイリークに対して「侵入者というのは貴方でしたか、バルドルの者」と答えている。さらに、その時放った攻撃をヤクに弾かれたことに感嘆する。そしてそのまま侵入者の排除という仕事をこなす。圧倒的な力の差を見せつける。第九十節にて、ヤクに関して彼の心の奥に潜んでいる闇を感じた、と初見で見抜いた。そしてそこから彼に興味を惹かれ、個人的に調べていた。
第五十一節にて、アウスガールズのアジトでカサドル、シャサールとともに定例会議を行う。その際に肉体を失い物質化させた魂だけとなって帰還したキゴニスの裏切りを知り、右目の邪眼を発動させる。その際にその力のことを『生きながら死を刻む死の呪い』と記述されている。そしてその後、アウスガールズの地に降り立ったレイを、女神の巫女ヴォルヴァの疑惑から捕獲するため『空間転移の陣』にて、アジトの強制移動させた。エイリークとヤク、スグリも同様に他の四天王に相手をさせ、時間稼ぎをしてもらうため強制移動させる。
第五十五節にて、レイとエイリーク二人相手に余裕の戦いをする。最初は認識阻害の術で自分の姿を隠していたが、気付いたエイリークによりその術を解除。その戦いの折、レイが女神の巫女ヴォルヴァの力を解放したことにより、彼への疑惑が確信に変わる。そのまま圧倒しあと少しで拉致することが出来ると思えたがその場に乱入したグリムにより、その作戦は失敗に終わる。
第六十九節にて、一人単独行動をしたヤクを急襲。四天王の一人リエレンを同行させたり、ヤクに懐いていたキルシュを人質にとる徹底ぶりを見せる。ヤクに優位を取ち続け、そのまま彼を拉致。第七十四節にてヤクが自分の部下に凌辱されている現場に遭遇する。その部下たちからヤクを助け、自分の仮眠室へ連れて行く。そこで彼に『アウスガールズに巣食っている世界保護施設の破壊』について、協力を持ち掛ける。『己の理性と本能のズレで揺れ動く葛藤』というヤクの抱える闇を見抜いたヴァダースは、彼の過去についても調べ上げていたため、ヤクの過去と絡めて自分と同じ世界保護施設の被害者である子供たちを引き合いに出す。またその他にも、そんな闇を抱えていつつも絶妙なバランスの上に立っているヤクの天秤を少し傾けたらどうなるのか、それを試したくなったのだという興味本位でもあった。(また、閑話休題としてFragment-memory of side story-にて若干のNTR表現ありの話が展開されている。その話はこちらから)
第七十九節にて、ヤクとスグリの決着後ヤクを救出したスグリに対して、使い捨ての空間転移の陣の輝石を渡す。それは世界保護施設から子供たちを救出するために働いていたヤクに、彼に不利益を与える結果となったことへのヴァダースなりの謝罪の意が込められていた。
第百一節にて、協力者であるカウトに「あのバルドルの者を、殺してください」と依頼する。その依頼に最初は断られそうになったが、捕らえているケルスの解放を条件に最後の依頼と告げる。その言葉にカウトは従い、エイリークの元へと放つ。
その後、第百十二節にてアジトの爆破の件についてリエレンとシャサールから知らされる。モニタールームにいたことから、今までのエイリークたちの戦闘を高みの見物をしていたと思われる。その後その二人とわかれ同じ階にあるダンスホールへと向かい、カランコエの花にやさしく触れるという、今までの彼からは予想外である行動をとる。その場に強襲してきたエイリークの、今迄からは感じなかったオーラに若干動揺もするが、バルドル族であるエイリークの灼熱を纏った大剣を片手で防ぐという、人間ながらの人外振りも見せた。とどめを刺す直前に乱入したケルスの姿に動揺しながらも、彼の「エイリークを助けて」という願いを聞き入れる。ケルスに対しては物腰が柔らかいが、その理由はいまだに記されてはいない。
第百十三節にて、一度はエイリークのことを見逃したがやはりこのまま見過ごすわけにはいかない、と再び彼と対峙する。その際にエイリークの異常な様子を冷静に解析し、彼に説明した。その後優位を取り、今度こそ止めを刺そうと投げたダガーはケルスが代わりにその身に浴びてしまい、そのことに酷く動揺した様子を見せた。その後迎えに来たリエレンと共に、アジトから脱出する。一部作目では登場はここまでとなっている。
二部作目登場時
初登場は第三話、第六十六節。もう一人の最高幹部であるコルテと共にルヴェルの城へ向かうところから。
第六十六節にて、ルヴェルにカーサが使用している使い捨ての空間転移の陣が刻まれている輝石を譲渡する。一部作目でのエイリークたちによるアジト襲撃により、本部が破壊されていないがカーサは甚大な被害を被り、空中分解しかけた。被害としてはアジト破壊による下っ端の人員不足、また襲撃途中のカサドルの失踪。それに続くように、カーサのボスが行方不明となっていた、とも。その際に手を差し伸べたのがルヴェルであり、カーサが使用する空間転移の陣が刻まれている輝石と、認識阻害の結界を提供することを引き換えに、資金難でもあったカーサに土地と資金の援助を受け取ることとなった。そのおかげで、組織も軌道に乗ろうというところまで回復した。
城から出たヴァダースはルヴェルの対応から、まだ彼が何か隠していると睨み、潜入能力に長けたコルテに、スパイを依頼。女神の巫女ヴォルヴァの力を先に見つけたのは自分達であり、横取りされてはならない、と笑う。
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