海水浴場前駅(かいすいよくじょうまええき)は比女川県久羽市坤江に所在する久羽電鉄本線の駅。
概要
西へ上り勾配の途上にあり、交換用のスイッチバック式信号場として開設した。
戦後、久羽方の複線化に伴い、複線始終端形信号場化したが、御堂駅の拡張と同時に塩通方に残置した引き上げ線にホームを設置し海水浴場駅として開業した。
駅構造
県道34号線と並走する区間であり、駅舎はこれに面している。道路と線路は海水浴場よりも一段高いところに位置しており、海水浴場へは駅舎から地下道で通行量の多い県道をくぐる。
エレベーターが設置されており、客のみならず海の家の搬入にも使われる。
海水浴場には駐車場がないことから、夏期営業時は大変な混雑を見せる。
ホームは一面一線で、4両編成まで対応する。
南側にさらに本線があり、西に向かって急な登り勾配で滝越トンネルに突入している。
東側で一度合流したのち複線になる。合流部は制限速度は本線内で最も厳しい。一方で複線への分岐はもっとも制限速度が掛からない長いものとなっている。
【設定変更前 車庫は塩害のため断念】
概要
すぐ西は県境を越える滝越トンネルは線内唯一の単線区間であり、当初は信号場として開業した。塩久鉄道開業時に坤江車庫が開設され、社員寮を中心に一時期は本社もここに置かれていた。
レジャーブームに伴って開業した坤江海水浴場へのアクセスと、近隣住民への便宜を図り、社員用のホームを拡張して開業した。案内上御堂駅から分岐する支線のように扱われるが、本線久羽管区に所属する。
駅構造
当駅は本線上にホームはなく、車両基地の回送線に単式ホームを置いた形である。
ホーム自体有効長が2両までであり、それ以外が停車することはない。
改札はホーム東側から階段を下った地下に一つあるのみであるが、出入り口は南北の二つがある。南口は車両基地をくぐって階段をのぼったところにあたり、県道34号線に面している。北口は盛り土上の本線をくぐった先にあり、そのまま坤江海水浴場に出ることができる。
隣の駅
B各駅停車
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