動物名:カルキノス
愛称:無し
所属:無し
管理権限:1
アニマルガール概要
彼女はギリシャ神話に登場する巨大な化け蟹"カルキノス"のアニマルガールです。
かに座、或いはカルキノスそのものに関する情報資料にサンドスターが接触したために誕生したと推測されていますが、アニマルガール化の正確な経緯は不明です。
- 性格
フランクな性格で、リスクのある物事には手を出したがらない、良く言えば慎重、悪く言えば臆病な風を装っています。
しかし実際には友人と認めた相手が困っていたり、ピンチに陥った際には自分の事を顧みず助けようとしたりするなど、実際のところは友達思いでとても勇敢な面が強く、慎重さとの間で気持ちが板挟みになりやすいせいで周囲から「肝心な時に優柔不断」と思われているようです。その一方で、「危なくはないし面白そう」と思ったものには積極的に興味を示しています。
「いや、俺っちヒュドラの事助けようとして早死にしちまったじゃん。だから今度は無理しない範囲で楽しんで長生きしたいなーってさ。もう踏み潰されたりしたくないんだよ」
また、天体観測を趣味の一つにしています。よくかに座とうみへび座を眺めている姿が見られます。
「ヒュドラのねーちゃん、今頃どーしてんのかなぁ...俺っちみたいにどっかにいるのかな?」
- 外見
髪は赤茶色の短髪で、かに座の描かれた缶バッジのついたベレー帽を被っています。
赤い厚手のジャケットとズボンを着用しており、西洋風の鎧を模したような模様が入っています。ジャケットの中は白いシャツです。
硬そうな模様の割に軽く柔らかい服装なのは神話において「踏み潰された」ためであると考えられており、その証拠にジャケットの背中側には大きな人間の足跡とそれを中心に放射状に入るヒビが描かれています。
- 身体能力
身体能力は基本的には人間とあまり変わりません。しかし反復横跳びだけはかなり好成績でした。
また、普段は出していませんがけものプラズム製のカニバサミのついた槍状の武器を、一度に二本まで生成できます。ハサミは可動式で、対象をかなりの力で挟めます。しかしカルキノス自身の身体能力が追随していないために、武器として振るってもハサミの能力を生かし切れていないようです。
カルキノス曰く、万が一の時、最終手段ではこのハサミを投げつけて逃走すると語っており、その時だけハサミの内部がカニの身に置き換わるようです。これは神話ではなく元々カニが防衛のために行う「自切」にあたるものであると考えられています。
- 野生解放能力
「デスピレート・クラブ・シザーズ」と呼ばれています。
野生解放? ...あああ、必殺技って事か? これがデカくなるの。それで、一回だけギリギリまで気付かれずに接近できる。だから一回は必ず奇襲できるって寸法だよ。 |
本人から以上の証言が得られましたが、実際に発動させた記録はなく、事実かどうかは不明です。
- 交友関係
双頭の犬であるオルトロスとはギリシャ神話によれば兄弟であり、カルキノスはオルトロスに付いて行動している事も時々あります。落ち着きがなくせっかちなオルトロスを慎重な判断から来る助言でフォローする事もあるようです。
はなんて言ってた? え、マジかよ...。ならこっちの方がいいんじゃないか?
おいおい駆け出すなよ、慌てるなって! 功を焦るなよぉ! ―カルキノス
動物情報
動物名: カルキノス
原典: ギリシャ神話
動物概要
ギリシャ神話において魔人テュポーン(またはオルトロス)と魔獣の母エキドナの間に生まれた巨大な蟹。
兄弟であるヒュドラと共にレルネーの泉に住んでいたものの、ある日「十の試練」を達成するためにやってきた英雄ヘラクレスがヒュドラと戦い始め、ヒュドラが不利になったのを見たカルキノスは助太刀しようと、ヘラクレスの足を挟もうとしたものの、踏み潰されて死んでしまいました。(この時ヘラクレスはカルキノスに気付いてもいなかったという説もあります)
一部始終を見ていた女神ヘラは、そのまま退治されてしまったヒュドラと踏み潰されたカルキノスを哀れに思い、天に昇らせて星座にしました。それがうみへび座とかに座とされています。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧