アニマルガール情報
動物名: サシハリアリ(パラポネラ)
所属:クリミヤ昆虫自然博物館
管理権限: 1
アニマルガール概要
彼女はハチ目アリ科サシハリアリ属のサシハリアリのアニマルガールです。(以下AGと呼称)キュウシュウエリアのクリミヤ昆虫自然博物館付近の森林にて、休憩してたところを発見、無事保護されました。展示中の個体が何らかの方法で脱走後、AG化したのが当個体と見られています。彼女の部屋は気温、湿度の関係から同じ生息地のバーチェルグンタイアリと同部屋です。
性格は元動物が先住民族の成人になるための通過儀礼に使用されるのを反映してか人を試すような言動をしており、それが飄々とした態度や時たま出てくる芝居じみた口調に出ます。またアリ科の中では珍しく単独行動をする種であり、行動に良くも悪くも強い自信を持っています。気分がいい時や時や相手を軽くからかいたい時、もしくは試す時には冗談や皮肉を言います。自信を持っているがゆえに自尊心を傷付けられると相手を返り討ちにしないと気が済まないとは本人の弁です。
行動・生活について[████研究員の証言]
元動物が夜行性であるのを引き継いでいるため彼女は夜型の生活である。日中は木の陰や木の枝で休んでいる様子が確認できるがこれは、元動物の巣が木の根元、木の幹の高い位置にあり、AG化した現在そこが安心して過ごせる場所ではないかと推測されている。元動物はアリ科としては珍しく単独行動をする種であり彼女もそれに則ってよく単独行動をしている行く場所は自由気ままだが主に行ってるのは飲食店であり何かしら飲食してる様子をよく見かける。
その後バーチェルグンタイアリの情報により彼女は甘い物を好むこと、朝無理やり起こすと機嫌がかなり悪くなること、かっこつけたいときや上手いジョークを言った時にサングラスをかけてドヤってることがわかりました。
[警告]この項目は管理権限-2以上です。閲覧しますか?
20██年██月██日(██)施行
彼女の同意のもと安全性が確認できるところで野生開放してもらいました。
彼女の野生開放、及び開放能力の発動条件となるトリガーは「ストレス」等、彼女に精神的負担がかかるものであると同時にその攻撃対象になったものに多大なダメージを与えます。担当職員は彼女を刺激させないように行動をしてください。
野生解放
左の図のように極めて「銃に酷似した」ものを金切り音を発しながら召喚します。これは「ニードルガン」もしくは「ネイルガン」を模したものと予想されています。サンドスター製の針を最大██mまで飛ばせることがわかっており、毒が仕込まれていることが判明しました。この毒は元動物が持つ毒と成分が同等であり、元動物に刺された職員に対して聞き取り調査したところ「釘を打ち込まれるような痛み」「燃え上がる炭の上を歩くような痛み」という証言を得ることができました。またこの際相手を試すような言動が見られます。
当初何故元動物が攻撃方法として射撃を持たないのにこのようなものを使用できるかは議論されてきましたが、別名に「バレットアント(弾丸蟻)」や「銃に撃たれたような痛み」という情報を取り込んで発現したという説が有力です。
彼女が銃らしきものを召喚する際に発生する金切り音を分析したところ「サシハリアリの威嚇音」と一致しました。 ──████研究員 |
野生解放能力
「…さぁ、君の勇気と決意をボクに見せてみろ…!」
彼女の野生解放能力はサンドスターを消費し大型の針を作成、発射します。この際「召喚する際に生じた時と同様の金切り音」がしますが、この時はノイズ混じりのけたたましい音で鳴り響きます。射程は█mと通常時よりも射程は短くなりますが毒性が強化されるようであり当人曰く「これを食らったら一日中きっちりと想像を絶する痛みを味わうよ」とのことです。野生解放中に何度でも使用できますが再使用にはクールタイムが必要であり、使用するごと疲労が貯まるため、補給または休養が必要になります。
インタビュー[20██年██月██日(██)施行]
[映像再生] 職員:それでは、インタビューの方を始めていきたいと思います。 サシハリアリ:よろしくね~ 職員:パラポネラさんは現在クリミヤで過ごしてるそうですが? サシハリアリ:うん、クリミヤに住んでるよ。基本的に外の森林で過ごしてるけどね。 職員:それは何故ですか?部屋のほうが過ごしやすいのでは…? サシハリアリ:なんか、こう落ち着くのさ、君たちで言う「実家のような安心感」に近いのかもしれない。元々こういう場所で生息してたしね。でも冬は寒くて絶対って言いたいくらい外に出たくない。だからクリミヤに籠もっちゃう。 職員:寒いのがお嫌いなんですか? サシハリアリ:嫌いって話で済めば良いんだけどね。██を覚悟するよね。ボクは南米のアリだし。 職員:でも同居人のバーチェルグンタイアリさんは寒い地方にも行ってるようですが? サシハリアリ:彼女かい?彼女も同じ南米生息のアリだから寒さに弱いはずだよ?「いくら防寒対策はしてるからってカントーから北には行きたくない」ってぼやいてたからね。 職員:あ、はい。わかりました。では冬の間どう過ごしてるんですか? サシハリアリ:超ダラダラしてる。彼女の名前なんだっけかな…確か……なんだっけ?まぁいいや、彼女ぐらい?肉食と蜜を食べてれば冬はなんとかなるよ。多分。 職員:テキトーですね…? サシハリアリ:テキトーかはさておいてだね、食料は職員がくれるし、蜜はミツツボアリのAGから供給できるからね。季節関係なしに大助かりなんだよね。肉食よりも蜜の方を摂取するし 職員:そうですか、次に…… サシハリアリ:[懐からスッとスパウトパックを取り出し…] 職員:え?何やってるんですか? サシハリアリ:え?小腹空いたからお食事 職員:ここで!? サシハリアリ:しょうが無いよ、ハリアリ属が空腹に弱いのが悪いよ。[また懐から取り出す] 職員:ぇえ…… |
会話記録[20██年██月██日(██)]
《再生開始》 サシハリアリ:…うぐぐ、また負けた…[編集済み]、君絶対イカサマしてるでしょ!? ██████:どうやったらダウトでイカサマできるんだ…? サシハリアリ:そりゃあ…透視? ██████:なんで疑問系なんだ、透視出来るわけ無いじゃないか。蛇じゃあるまいし… サシハリアリ:なんだって、蛇は透視できるのかい!?今度博打にアイツ連れてこう、フフフ… バーチャルグンタイアリ:いや蛇は透視出来るわけじゃないからね?彼らは熱を感知してるだけだから。カードの柄まではわからないだろうね…そうだと信じたい。うん。 ██████:パラポネラ、お前は感情を表に出しすぎなんだ。私のように表に出さないようにすれば… サシハリアリ:一部に「あの子、ホントは機械なんじゃない?」って言われるレベルのポーカーフェイスなんて出来るわけ無いだろ!? ██████:私は影でそう言われてるのか…これでも愛想よくしてる方なんだけどなぁ…… バーチェルグンタイアリ:「えっ」 サシハリアリ:「えっ」 ██████:「えっ?」 《再生終了》
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友好関係
バーチェルグンタイアリ
バーチェルグンタイアリのAGです。元々生息域が同じということもあり、双方とも関係が良い様子です。二人が出会えば一緒にどこか行く程ですがバーチェルグンタイアリが旅をしていることもあって普段は通話やメール等で会話しているようです。
██████
現時点では正体不明のAGです。音声記録の情報では遊び仲間である事が判明しましたが詳しいことはわかっていません。
元動物情報
動物名: サシハリアリ
学名: Paraponera clavata
分布: ニカラグア~パラグアイ
IUCNによる保全状況: -
動物概要
サシハリアリはハチ目アリ科サシハリアリ亜科サシハリアリ属のアリです。体長2~3cmでニカラグア~パラグアイまでの湿潤な低地多雨林に生息しており巣は樹の根元に作られます。小型節足動物や甘露などを主に摂食しています。アリ科の中では珍しく単独行動をするのが特徴です。巣に近づくものがいると金切り音を発し木から落下して攻撃します。毒針を持ちその痛さは"シュミット指数"と呼ばれる指標では4(最小が1最大が4)であり「純粋で強烈にして明確な激痛。錆びた五寸釘をかかとに打ち込まれたまま、燃え盛る石炭の上を歩かされているかのよう」であるとされています。また痛みは最長で24時間伴い、発熱、発汗、震え、部分的麻痺が生じます。現地の人々は「Hormiga Veinticuatro(24時間のアリ)」と呼び、また「銃で撃たれたような痛み」とも言われるため「Bullet Ant(弾丸アリ)」とも言われます。
画像はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/サシハリアリ#cite_note-brown-3より
余談
アマゾンのある部族は戦士となるための通過儀礼にサシハリアリを使います。採取したサシハリアリを特殊な液に浸し、毒を緩和させた後、草で編みこんだ手袋に数百匹のサシハリアリを入れ、それを若い男の手に最低10分はめこませます。これを20回繰り返し、数か月から数年かけて行います。私はこんなの体験したくないです。《投稿者より
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アニマルガール キョウシュウ 節足動物 クリミヤ昆虫自然博物館
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