アニマルガール情報
アニマルガール管理番号: 0001774
動物名: クリオネ
愛称: 無し
所属: ゴコクエリア
管理権限: 1
アニマルガール概要
-基本情報
クリオネは軟体動物門腹足鋼螺殻翼足類ハダカカメガイ科のアニマルガールです。ハダカカメガイという種が基底種となっていますが、正式な文書などでは一貫してクリオネと記されています。展示用としてゴコクエリアのナリモン水族館へ輸送された際にアニマルガール化しました。
元々クリオネ自身が神秘的な見た目のおかげで人気のある動物であった事を買われ試験的に売り子の体験をさせたところ、売店の売り上げの向上が認められたため、近年では定期的に同水族館内の売店の売り子を任されています。
-性格について
基本的には気まま且つ奔放な性格で、やや間延びしたしゃべり口で会話します。
普段こそ儚げな印象を抱かせますが、少し汚いがっつくような食事の仕方や、音を立てて飲み物を摂取したり、時折想像だにしない表情になったり、泳ぐ際にぱたぱたと腕を振るって泳ぐなど、見た目に反し、本能に身を任せているような野性的な面が見受けられます。彼女自身はそういった振る舞いを気にしているような様子はありません。
空腹状態が続くと近くにいるヒト等に抱きつき、服などをしゃぶって食事を訴えることもあります。恐らく餌として勘違いしている訳ではないでしょう。恐らくは。
その一方で売店での勤務時はその振る舞いを抑えており、店にやってきた来園者へ対して人懐っこくも真面目な態度で接する為、とても可愛らしいフレンズという評判が立ち、密かに売店のアイドルとして人気が確立しています。
売店で勤務し始めた頃からはちょっとしたアイドルとしての側面が認識されるようになったため本来の性格を出す機会が減ってきている事を窮屈に思っており、気兼ねなく本音で話せる友達を欲しがる傾向も確認され始めています。
同じアイドル的存在でもPIPといった面々の様な強い影響力は無いものの、このような公私二つの顔を持つ事となり、精神的な疲労が溜まることも少なくはないようです。
しかし今現在も仕事は継続して行なっており、かなり辛抱強い一面が伺えます。
-愛称について
基本的に「クリオネ」という名前が愛称として用いられており、彼女自身もその愛称に不満は示していませんが、自分だけの名前が欲しいという思いはあるようで、度々職員らに案を求めている様子が見られますが、中々気にいるような名前が見つかっていないようです。
現在の所は来園者からの公募で決めることが検討されています。
-外観について
体格は小柄で色白の肌をしており、ややぷにぷにとした身体つきです。
髪の毛は赤いショートで、毛先はけものプラズムによって北極の海が再現され白い海のように輝いています。目の色も同じ様な白色です。
服装は透過性を持った透明な厚手のレインコートに良く似た上着ですが袖などがヒレの様にひらひらしたデザインとなっています。
レインコートの下に赤いウェットスーツを着用している為、外から見た際には中のウェットスーツが見えるようになっています。スーツと同じ色の靴を履いているほか、袖はやや余り気味で、フードにはクリオネの頭部に確認されているツノの様な突起と同じものが形成されており、その突起の間にクリオネの口を模す切れ目が存在しますが、普段は閉じられています。またフード側頭部にクリオネのヒレが形成されており遊泳を補助する役目を担っています。
常に着用しているレインコートは恐らくクリオネの外観を反映した物と推測されており、彼女自身もそれを外皮と認識しているのか、自分から脱ぐ事はありません。
-誕生・発見について
種としては北極海に生息するクリオネが基底種となっており、上記の様にジャパリパークへ運ばれていた一匹がサンドスターに直撃した事によって水槽の中でアニマルガール化しているのが発見、居合わせていた職員らによって水槽から取り出されました。アニマルガールとなった直後は空腹状態にあったのか、あろうことか居合わせた職員一名を抱え込むような動きで抱きつき、しゃぶり始めるという事案がありました。事案後は直ちに空腹時対応プロトコルが発動され、職員に配給されていたサザエが与えられました。この時から彼女が食べるものも動物時代より種類が増えている事が分かっており、ミジンウキマイマイしか食べないという食性がアニマルガール化に際して貝類全般が好きという形で反映されたものと思われます。
-生活について
1日の大半をナリモン水族館の中に用意された自室や大水槽でのんびりと過ごしている他、同種であるクリオネの展示されている水槽を張り付くようにじっと見つめていることが多く、一見してぼーっとしているような生活を過ごしています。時折彼女の気が変わった場合には水族館の外へ散歩しにいったり、カントーエリア、ホッカイエリアといった遠方に出向くなどかなりマイペースな過ごし方が目立ちます。
遠方への旅行の際には上着を羽織るなどして簡易的な変装をした上で赴き、思い思いに観光をするのが最近の楽しみであるようです。
現在は週に三回、水・木・金の午前中の間ナリモン水族館に備えられた売店の売り子として勤務しており、その時からは食事の時などは自室で行うなど、誕生した当初より若干の変化が現れているようです。
仕事のお小遣いとして、一カ月6500円が支給され、食費が主な用途として消費されている他、現在は売店の店主からの好意で、取れ立ての貝柱も一緒におやつとして支給されています。
食性については肉食系の傾向があり、アニマルガール化して以降はサザエのつぼ焼きなどといった貝類を使った料理も好みます。しかし動物時代に食していたミジンウキマイマイも変わらずに餌として非常に好んでおり、飼育当初は展示用に運ばれていた個体を一匹捕まえて中身を啜るように食べるといったアクシデントが絶えなかった為、代替として他の貝類を与えることで満足してもらう試みがとられています。
「ミジンウキマイマイのつぼ焼きってないのー?」
-身体能力
漂う様に泳ぎ、激しい動きは見せないクリオネの動きはアニマルガール化した状態でも顕著に現れ走ったりジャンプしたりといった体力を使う動きはあまり行わない傾向にあります。しかし嗅覚は動物時代で餌を探す際に頼りにしていたからか、食べ物などの匂いを嗅ぎ着けるのが得意なようです。
その他で特筆して高い身体能力はなく、体力も一般的な少女と余り差はありません。
-野生開放能力
彼女の野生開放能力は「氷点下に明かされし悪魔」と呼ばれる形態変化を伴うタイプの能力です。能力を発動させるとフード頭頂部の切れ目が開かれ、その中からけものプラズムで構成された計6本のバッカルコーンを展開させます。このバッカルコーンはそれぞれが彼女の意思で可動が可能で、警戒する相手への威嚇、巻きつけて対象を抑えるなど、様々な用途に使われます。
この能力は彼女が人前に出さない秘密も、何もかもを「吐露」すべきという感情が高ぶった時のみに発現しますが、生命の危機の他、親しい人物に自身の「全て」を打ち明けたいと彼女が判断した場合にもこの能力が発動する事が分かっています。
この能力には通常の野生開放のような身体能力強化などは見受けられない為、確認されたトリガーも加味するに、アニマルガールとなった彼女が普段隠している生物としての野生を全て開放するといった性質の能力であるとの見解が強まっています。
「ちゃんと、ホントのわたしをみてほしいなー」 |
-本人インタビュー
クリオネが売店で勤務してる際の音声を記録した物です。記載されている来園者名は記録されている声質から仮定したものです。
<00.20.32 再生開始>
クリオネ: はいはーい、いらっしゃいませー!
クリオネ: じっくり見てってくださいねー、お買い物はものを選ぶのが大事ですからー!
██: すいませーん
クリオネ: あっ…はいっ、なんでしょー?
██: あっ良かった…ナリモン水族館メモリアルクッキーって何処にありますか?
クリオネ: えーとー、レジの前の棚にありまーす!
██: レジ前かあ…ありがとうございます!
クリオネ: えへへー、良いんですよー!
クリオネ: ふー…この調子でお客さんサポートしなきゃなー
メイベル: あっ、ちょっと良いかしら?
クリオネ: んぇ、なんでしょー!
メイベル: ぬいぐるみのコーナーってどこにあるの?
クリオネ: あっ、お店のおくーの方にあります!
クリオネ: あそこです、あそこ!
メイベル: あんな所に…み、見えないわ…
クリオネ: あー…でもあそこの方ですよー
メイベル: …連れてって!お願い!
クリオネ: んっ、じゃあ付いて来てくださーい!
<00.30.55 再生終了> |
ホホジロザメのアニマルガールと会話している際の記録です。
<00.00.00 再生開始>
クリオネ: はむ…んはふっ、んふ…
ホホジロザメ: いっつもお疲れなんだぞー。
クリオネ: んふっ。んふんぐぐぐ
ホホジロザメ: ぷふ、やっぱり大好きなもの食べるって良いよなー♪
クリオネ: んはっ…んむっんちゅ…
クリオネ: はふっ、んちゅんぐ…
ホホジロザメ: …なー、落ち着いて食べた方が良いぞー
クリオネ: んっ…こふ。
ホホジロザメ: 喉詰まったりしちゃうぞー
クリオネ: だって美味しいもんー
ホホジロザメ: 気持ちはすっごい分かるぞ!クラムチャウダーうまいもんなー!
クリオネ: [咀嚼音]
ホホジロザメ: ちゃんと貝以外のとこも食うんだぞ!
クリオネ: [咀嚼音]
ホホジロザメ: …んなー。そっかあ…
<00.08.35 再生終了>
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彼女の勤務する売店"ミュージアムショップ クレイオー"の店主とクリオネの会話記録です。
<00.00.00 再生開始>
白石: よ、お疲れ!
クリオネ: お疲れありがとー
白石: ほら、何時もの小遣いとおやつだ!とっときな!
クリオネ: いえーいー
白石: いやあ、それにしたってクリオネちゃんが来てから売り上げが良いねえ!
白石: やっぱりその見た目が人気の秘訣なんだろうなァ!
クリオネ: へへー、次も頑張んないとー
白石: ありがとうよ、こういう店はお客に思い出を残す手伝いをしなきゃならんからなあ。
白石: 良く頑張ってると思うぜ、クリオネちゃんはよ。
クリオネ: ふふー、ほんとにね、ちょっぴり大変なことはいっぱいあるんだよー。
クリオネ: クリオネって分かっちゃうと、ちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまーってキレーに食べなくちゃならなくなっちゃうしー。
白石: 有名になっちまうと、そこは泣き所だよなあ。
クリオネ: お仕事してないときくらいぱーってやりたいー!
白石: だから部屋にいる時しかメシが食えないってワケだ。
クリオネ: うんー…でもそれだとヤだから隠れるもの被ってお散歩してるー
白石: …お前にゃ苦労をかけるよ。
クリオネ: うんー、いろいろ大変なのー。
白石: そっかあ……
白石: …貝柱、もう一個持ってくか?
クリオネ: んあっ、ちょうだーい
白石: すまねえな…
<00.10.21 再生終了> |
-交友関係の特筆事項
- 白石長桂
クリオネが売り子を務める売店"ミュージアムショップ クレイオー"の店主を務めている56歳の日本人男性です。快活な性格で、以前は地方の魚屋で勤務していた経歴があり、客を呼び込む際に大きな声で宣伝する癖があります。クリオネの事は売り上げに貢献する良き看板娘といった印象を抱いていますが、過去の自分の経験とも重なるところがあるのか、定期的に彼女からの相談に乗ってあげている様子が良く見られます。
てんちょーはわたしの話聞いてくれるからすきー |
- 松田天音
クリオネが売り子を務める売店"ミュージアムショップ クレイオー"の店員として務めている50歳の日本人女性です。かなり世話焼きな性格で、クリオネに対して定期的に貝柱を沢山与えたりなど餌付け面倒を見ている様子が見られます。クリオネに対する印象は真面目で可愛い孫娘みたいな子といった思いを抱いているようです。
ばーちゃんたべものくれるからすきー |
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