イトヨ「クレア」

ページ名:ag_personaldata_ga.pdf

     動物名:イトヨ(Gasterosteus aculeatus)

 

     愛称:クレア

 

     所属:リバーパークシンノウ

 

     管理権限:1

 

     容姿:他のアニマルガールに比べて小柄な体型をしています。身に付けているカットソーは元
 


 


アニマルガール概要

彼女はホクリク地方に位置する淡水族館、リバーパークシンノウ内を通るとある二級河川の河川敷で川の中を覗き込んでいるところを館員によって発見されました。

発見当初は近付いた館員に対して少し怯えている様子で、ただ臆病という訳ではなく、状況を説明すると落ち着きを取り戻しました。

本館での同定作業を終えてからは、彼女たっての希望により、戸籍がリバーパーク内の渓流ホテルに移されました。敢えてこの場所を選んだのは彼女が身体的・精神的に研究開発区よりも自然に囲まれている場所の方が落ち着くからであり、開発区に居る時には検査の際には確認されなかった喘息様の咳をしていました。

 

彼女は基本的には快活明朗な性格であり、他者とのコミュニケーションを得意とします。基本的には前述の渓流ホテル内で業務の手伝いをしていますが、都市部を除き、よくリバーパーク内を散歩して回っています。彼女の身辺管理をしているホテル従業員によると、規則を厳格に守る傾向にあるようで、どんなに遠くに行ったとしても従業員が設定した門限までには必ずホテルに戻って来るそうです。このため、彼女の外出はよほどの事が無い限り制限されません。

フレンドリーな側面も多い彼女ですが、ホテル内に与えられている自室には何人たりとも招き入れません。どんなに親しくしている同僚のフレンズや従業員でも、踏み入れようとするとフレンズ化の際に一緒に生成されたダガーナイフを引き抜いて威嚇します。実際に刺す事は彼女の性格上ありませんが、一度誤って従業員の手に小さな傷を付けてしまった事があり、その時には彼女は泣いて謝っていました。

 

また彼女は硬い食べ物を好みます。これは恐らくイトヨの若い個体が小型の甲殻類をよく捕食する事から来ていると考えられ、鮭とばやビーフジャーキー、さきいかなど酒のあてを与えると喜びます。以前従業員がケーキを買ってきて与えた事がありましたが、少し難色を示したため、柔らかく甘いものはあまり好まないのかも知れません。

 

彼女は癖なのか、何か興奮したり嬉しい事があったりすると体を左右にくゆらす事が有ります。その度従業員が指摘するとハッとして恥ずかしがり、動きを一度は止めますが、またいつの間にか動き始めてしまいます。これはイトヨの求愛行動でもあるジグザグダンスに起因していると考えられ、本能の一部でもある事から無理に止める必要は無いと思われます。

 

特筆すべきことは、何か「赤い物」に過剰に反応するという事です。

基本的にフレンドリーで温和な彼女ですが、何か赤い物を見かけると激しく反応します。この時の反応は、びっくりして怖がるというものではなく、その対象物に対して強い敵対心を顕すという所です。

今までで反応を確認したものは様々です。初めはホテルに郵便物を配達しに来たパーク郵政局の赤い車を見るやいなや配達員にナイフを構えて道を塞ぎました。その場は従業員が後ろから彼女の目を落ち着くまで塞ぎ、その隙に配達員を行かせて事無きを得ましたが、止められなかった場合は危害を加える事になっていたかも知れません。

研究施設での検査では、その反応の程度が対象物の色の濃さと大きさに比例するという事が判明しました。車の様な大きな物が赤色をしていれば、彼女は激しい敵対心を示します。また手乗りサイズの物であっても、色がビビットな赤である程激しく反応する傾向にあります。現に一度、ミズガシ果樹園から直送された宿泊客に提供するための新鮮な林檎を目にした時も、強い警戒心を示しました。

この事から、彼女を出来るだけ鮮やかな赤から引き離す必要があると思われます。彼女の不在時に気づかれぬ様少しずつ赤い装飾品を減らしていった事により、今は室内の調度品全てが寒色系に統一されているものと思われます。

彼女が危害を加えるのを防ぐために、ホテル内の物も出来るだけ寒色系、または色が暗い暖色系に統一されました。

 

何かを信じ込みやすい、という特徴もあります。

一度吹き込まれた情報を固持しようとする側面があり、その後の他者の意見をあまり積極的には取り入れようとしません。この性格により失敗する事も多々あり、その度に従業員から注意を受けています。本人はその様な事が無いように常々気を付けているつもりですが、体を揺らす癖と同様に治る気配はありません。

同定の段階で一度ハリヨのフレンズだと間違って伝えられた事があったため、その後イトヨだったと訂正が入った際もなかなか信じようとはしませんでした。

 

野生解放 “Led Red”

直訳すると「導かれた赤」。過去に郵政局の車を見た際に発動されたものと考えられています。従業員が目を塞いで視覚を遮断したため野生解放を用いての行動は行われませんでしたが、恐らく一時的に身体能力を向上させる事が出来るのでは無いかと思われます。

 


元動物紹介

イトヨ(糸魚 学名:Gasterosteus aculeatus

分類:トゲウオ目トゲウオ科イトヨ属イトヨ

分布:北半球の亜寒帯に広く分布。日本では山口県、利根川以北に分布。

保全状態評価:環境省レッドリスト(2007年度版)において、イトヨ太平洋型とイトヨ日本海型が「絶滅のおそれのある地域個体群(LP) 」に記載される。

別名:ハリウオ、ハリサバ、トゲチョなど

近縁種:ハリヨ(Gasterosteus microcephalus

 

解説:イトヨはトゲウオ目トゲウオ科に分類される魚。体長は10cmほどで、左右に平たい。背中には背びれの棘条が3本離れて発達し、さらに腹に2本、尻びれ付近にも1本とげがある。うろこはないが、トゲウオ科特有の鱗板が体の側面に並ぶ。体色は褐色だが、成熟したオスは体が青っぽくなり、のどから腹部にかけて赤色の婚姻色を発現させる。

若い個体は群れで生活し、小型の甲殻類などを捕食して成長するが、婚姻色を発現させたオスは縄張りを作り、同種のオスを激しく追い払うようになる。同時にオスは縄張り内の川底に穴を掘って水草の根などを集め、トンネル状の巣を作り、メスを誘って産卵をおこなう。オスは産卵後も巣に残って卵を保護する。

繁殖期のオスに様々な模型を近づける実験では、たとえ形が似ていなくても体の下面が赤ければ攻撃行動を起こす。この習性は本能行動の例として知られ、教科書などにも登場する。


元動物解説はWikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A8


アニマルガール 魚類 ホクリク

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