サバンナキャット
[ 「カントー旅行のススメ」と書かれたパンフレットを手に、一人のフレンズがとあるカフェに立ち寄る ]
( えーと、''ファミリアリス''ってカフェ、ここかな? )
[ カフェの扉を開け、中に入る ]
マスター
[ 扉を開けた途端に漂うコーヒーの香り。店内にはゆったりとした音楽も流れている ]
あっ、いらっしゃいませ。ようこそファミリアリスへ
[ 新たなお客の来店に気づき、微笑みながら声をかけゆっくりと近寄っていく ]
サバンナキャット
こんにちは!
[ 彼女はあまりこういう場所には立ち寄らない。慣れない雰囲気に少したじたじとしている ]
( わぁ、綺麗なお店だなぁ )
[ カウンター席に座り込む ]
えっと……メニューは……
マスター
こちらがメニュー表になります。どうぞ……♪
[ メニュー表を手渡して ]
えっと、猫のフレンズさん?いやサーバルキャット……ヤマネコ?
[ あまり見慣れない姿の貴女の姿に首を傾げて ]
サバンナキャット
あ、ありがとう!
えーとね、私はサバンナキャットのフレンズだよ!
よろしくね!
[向こうの方から自分に触れてきてくれたことが嬉しいのか、
微笑みながら言葉を返す]
マスター
あ、なるほど。だからどっちの特徴も持っているんですね?
私はこのカフェのマスターです。みんなからはマスターさんって呼ばれています。
よろしくお願いしますね?サバンナさん♪
[ 手差し出して握手をしようと ]
サバンナキャット
[ 満面の笑みでその手をとり、柔らかく握る ]
……特徴?マスターさん、私のことわかるの?
[ 驚いた表情に変わる ]
マスター
はい、サーバルキャットには昔アフリカであったことがありますし……。
ふふっ、貴女はどことなくイエネコさんの雰囲気もありますからね?
専門はイヌ科ですけど、動物大好きですから……♪
[ その驚いた表情に笑みを浮かべて ]
サバンナキャット
へぇー、考えたことなかったなあ……
マスターさんに初めて言われたよー!
[ 自分の知らない一面をつつかれ、少し照れる ]
マスター
サバンナキャットについては知らない人も多いですからね。
そういった子たちとも触れ合えるジャパリパークは素敵なところです。
サバンナさんの事。もっといろんな人に伝わるといいですよね♪
[ コロコロ変わる可愛い表情に、思わず手を伸ばして頭を撫でようとするが、手を止めて ]
サバンナキャット
えへへ……そうだねー♪
みんなにもっと知って欲しいなあ…
私、あんまりお友達いないから…
あ、忘れてた!メニュー、選ばなきゃね!
[ いそいそと目線をメニューに落とす ]
ええと……ラーメン……ラーメン……
マスター
( お友達がいない……か……。こんなに可愛らしいのに…… )
なんでも用意できますよ? コーヒーはオススメですけど。ホットミルクも……って。
え、ラーメン?
[ その言葉に思わず言葉を詰まらせて ]
サバンナキャット
あれっ……あっ
[ ラーメンを食べるお店ではないことに気づき、赤面する ]
あっ……えっ……とね……
ち、違うよ!ええと、ね
マスター
ふふっ、サバンナさん面白い子ですね……♪
[ 失礼と思いつつも顔を背けて小さく笑い ]
えっと、ふふっ、ラーメンお好きなのですか?
[ 小さく深呼吸して落ち着かせて ]
サバンナキャット
……///
[照れた顔を無理やり上にあげ、
マスターと目を合わせる]
ら、ラーメン、大好きなんだ!
夜ご飯はいっつも
お家の近くの屋台で食べてるんだよ!
「よるめんや」っていう屋台なんだけど
とっても美味しいんだよ!
[話が少しずつ早くなり、
照れた表情から笑顔へと変わる]
[ マスターからは見えないが、尻尾が楽しそうに揺れている ]
マスター
屋台……。へぇ、屋台なんてあるんですね。
( 今度行ってみますか…… )
本当にお好きなのですね♪
えっと、ラーメンはさすがにありませんが……。
[ 楽しそうに話す彼女に微笑む。その後うーんと少し考えて ]
そうだ、メニューには載ってませんが……。
もしよろしければ、私の『おまかせ』にしてみませんか?
サバンナキャット
えっ?
おまかせ?
[ 言葉の意味を飲み込むように ]
マスターさんのおまかせ?
……なにそれなにそれ!私、それがいいな!
「おまかせ」ください!
マスター
わかりました♪ じゃあ、少しお待ちくださいね?
[ そう言うと彼女から離れて用意を始める ]
[ 厨房はカウンターから見える作りになっている ]
……♪
[ いつも通り鼻歌を歌いながら、まずはパスタを茹で始め、その内にスープを用意し始める。シーフードを使った具を炒め始める。慣れた手つきで手早く用意されていき ]
ん、完成です♪
ラーメンではありませんが……。どうぞ♪
[ 数分後、貴女の前に出されたのは、細いパスタを使ったシーフードのスープパスタだった ]
サバンナキャット
!
[ 時刻は午前10時。しかしそれでもお腹を空かせた彼女は、パスタの香りにまず鼻がやられた ]
うわぁあ!おいしそー!!
[ 次にお腹?が我慢出来なくなり、 ]
ぐうううううううう
[ と大きな音を鳴らす ]
いただきまーす!!
はむっ……ん……はむはむ
[ 感想もろくに言わずに、目を輝かせながら黙々と美味しそうに食べ進める ]
マスター
あらあら、ふふっ♪
( 食べるのが大好き……って顔ですね♪ )
[ 黙々と食べる姿に驚きながらも、美味しそうに食べる姿に見入って ]
サバンナキャット
ふぅっ……♪
[ 半分ほど食べ進めたところで、小休憩 ]
マスターさんありがとー!とっ……ても美味しいよ!
[ 今度は腹の音に代わって、尻尾を揺らす音がぱたぱたと響く ]
[ パスタを見てから、笑顔が止まらない ]
マスター
それは何より♪ サバンナさんの為の裏メニューです♪
普段はないんですよ? あり合わせのものでしたから。
でも、美味しいみたいで安心しましたよ♪
[ 貴女の笑みにつられてまた笑みを返す。癒されたように表情をほころばせる ]
サバンナキャット
うへへぇ……♪
[ 笑顔に溶けそうな笑顔で返す ]
[ 笑顔で見つめていると、パスタの手が進まない ]
ぐうううううううう
[ 早く食べろと言わんばかりのお腹の音に急かされる ]
マスター
( 作りがいがありますね……♪ )
……ふふっ、まだいりますか?
何か作りましょうか。なんでも作りますよ?
サバンナキャット
えっ?
えーと……そうだなあ……
(でもさすがにもうメニューにあるものの
方がいいよね……)
これ!フォンダンショコラください!
[ 食べ合わせという概念は彼女の脳内に存在していない ]
マスター
甘いものも好きなんですね……♪
分かりました。少し待っててくださいね?
[ 何故か彼女を待たせてはいけない。と思い、手早く用意を済ませて戻って来る ]
はい、フォンダンショコラです。少しサービスしておきました♪
[ メニューの写真よりも多くアイスやクリームが乗せられていた ]
サバンナキャット
わぁ!?ほんとだ!いっぱい乗ってるー!
こんなに……食べてもいいの!?
[ 目を見開いてマスターを見る ]
マスター
もちろん♪
いっぱい食べてる姿が素敵ですからね……♪
ありがとうって意味も込めて、サービスです♪
サバンナキャット
はわああぁぁぁぁ♪
ありがとー♪マスターさん♪
えっと、まずパスタから食べないとね!
[ 一瞬で、かつ味わいながらパスタを平らげる ]
……ふぅ!よーし!こっちも食べるぞー!
マスター
( 気持ちのいいほどいっぱい食べますね……♪ )
こっちもどうぞ。サバンナさん♪
[ 付け合わせにと、ホットミルクを用意して差し出して ]
サバンナキャット
ありがとー!
[フォークでそのドーム型のスイーツを割ってみると、
中からとろーっとチョコレートが流れ出す]
[味覚的にも視覚的にも楽しめる、
最高のスイーツだidola談]
いただきます!
……んふぅ♪甘くて美味しい……♪
[ 思わず息が漏れる ]
マスター
はぅ……かわいい……♪
[ そしてその顔を見てこちらもため息を漏らして ]
サバンナキャット
んぶっ
[ かわいいという声が耳に入り ]
……ん……んー……///
[ 食べる手が止まる ]
マスター
あっ、ごめんなさい。私ったら……。
[ ハッとした表情を見せて ]
お客様に可愛いは失礼でしたね……あはは……。
サバンナキャット
う……ううん?そんなことないよ……///
( 初めてかわいいなんて言われちゃった…… )
[ 赤く染まった顔を見られないように、できるだけ俯きながら黙々とフォンダンショコラを食べる ]
マスター
そうですか……?それならいいんですが……。
( 頬が赤くなってますね……やっぱり恥ずかしかったんじゃ…… )
[ 心配しながらも食べる手をやめない貴女に、また微笑みが漏れ ]
サバンナキャット
[ 食べ終わるころには、また先程までの笑顔に戻っていた ]
けふー♪
あー……美味しかったあ!
マスター
ふふっ、よかった♪
私も見てていい気分でしたよ。あんなに美味しそうに食べてくれるんですから……♪
作りがいがあるってやつですね。
サバンナキャット
だってどれもほんとに美味しいんだもん!
ありがとう!マスターさん!
[ 今度はこちらから微笑みかける ]
マスター
そんなに褒めたら照れてしまいますよ……♪
[ 頬をほんのり染めて、指で頬を掻いて恥ずかしがり ]
サバンナキャット
へへー♪
[後ろで大きく揺れる尻尾は、
少し通行人の邪魔になってしまっている]
[ が、彼女に止められるものでもない ]
マスター
こう言う時……お店をやってて良かったって思いますよ……♪
( あんなに尻尾を揺らして……。こんなに喜んでもらえたのは初めてかもしれませんね )
[ 通る通行人にごめんね?とジェスチャーを見せて ]
サバンナキャット
んみゃ、そういえば
いつからこのお店やってるの?
マスター
お店自体は、ほら外におっきいドームがあったでしょう?
あれが完成した頃ですね。
みんなが一緒に仲良くできる場所を作りたかったんです……♪
サバンナキャット
へぇー……!いいよねー、
こういう場所が近くにあると
[ 今一度店内の空気を吸い込み、見渡して ]
ゆったりできるよー……♪
マスター
その為のお店ですからね?
ふふっ、ラーメンはありませんが……♪
[ 少しからかうように微笑んでみて ]
サバンナキャット
[ 最初のやり取りを思い出して ]
も、もうラーメンはいいよ!
もー……///
[ 照れながらマスターさんに苦い表情を向ける ]
マスター
ふふっ、ごめんなさい♪
あ、そうだ。
もし良ければ、今度サバンナさんのオススメのラーメン屋さんに連れていてください。
[ 手をポンと叩いて話を切り出して ]
サバンナキャット
うん!いいよ!
一緒に食べに行こうね!
( やったあ!また誰かと一緒にラーメンが食べられるんだ! )
マスターさん、試験開放区って知ってる?
マスター
試験解放区ですか? はい、あるのは知ってますが……。
まだ行ったことはないですね。
サバンナキャット
私、そこに住んでるんだ!
屋台もそこに来てくれるんだよ!
ここからあんまり遠くないから、すぐ行けるね!
マスター
そうなんですね!
ふふっ、なんだか楽しみになってきました。
サバンナさんとはいいお友達になれそうです……♪
サバンナキャット
[ "お友達"という言葉が、彼女の心には深く刺さったようで ]
……マスターさん、本当にありがとう!
サバンナキャット
[ その言葉には、おすすめを提供してくれたことの他にも、''お友達''になってくれたことに対する意味も込められていた ]
マスター
そんな、お礼を言われるようなことはしてませんよ?
私はもっといろんな子たちとお友達になりたいだけですから。
サバンナさん。私もっと貴女のことが知りたくなりました♪
これからも、よろしくお願いしますね♪
[ 手をもう一度差し出す。今度はお客様としてではなく、お友達としての握手をしようとして ]
サバンナキャット
[ 最初と同じように、いや、最初の握手より強く握り返す ]
うん!よろしくね!
[ そうして、差し出されたマスターの手を自分の頭に持ってくる ]
はい!
マスター
えっ、はい……?
[ いつのまにか自分の手が彼女の頭に乗っている。これは撫でろと言う意味なのかと思いながら ]
えっと……。
[ネコ科にはよく引っ掻かれる経験をしていた為、引っ掻かれないか心配になりながらも、ゆったりとした手つきで撫でて」
サバンナキャット
んー……もっと!もっと!
撫でて撫でてー!
マスター
( あれ?ひっかかれない……? )
[ ゆったりと、貴女の頭を撫でて。そして、まるで猫にするようにもう片手で顎の下を擽るように撫でてみて ]
サバンナキャット
ふみゃうっ!?…………ん……んうー♪
[ 甘い声を洩らしながら目を閉じる ]
[ 思わず耳がぴこぴこする ]
マスター
おぉ……以外にも興味深い毛並み……♪
[ 表情を惚けさせながら、髪を梳くように撫で続け。片手は頬をプニプニと撫で ]
サバンナキャット
ふにゃあっ……あ……♪
[ 誰かに気持ちよく撫でられるというのもまた、彼女にとっては初めての経験だった ]
[ マスターの両手に色々預けようとしたところで ]
……んふ……ああぁぁぁぁ!!!
[ 突如大声をあげ、身体がびくっと跳ねる ]
マスター
わわっ!どうしました……?
[ 同じように手を止めて、ビクッと体が跳ねて ]
サバンナキャット
ご、ごめん!
カラオケ大会に行かなきゃいけないの、忘れてた!
受付に遅れちゃう!!!
マスター
あらあら、用事があったのですか?
それなら早く行かないとですね……?
[ 少し名残惜しく思いながらも、彼女を見送ろうとカウンターから出て ]
サバンナキャット
[ あせあせと荷物をまとめる ]
ありがとうマスターさん!また来るね!
うううみゃああぁぁぁぁ!!
[ 大慌てでお金も払わず店から飛び出していく ]
マスター
はい、また待ってますよ♪
って、あー!お会計っ……!
[ その声をかける前に飛び出していく彼女を見送ることしかできず ]
( ……ま、いっか。あんなに美味しそうに食べてくれましたし )
もぅ、今日だけですよ……?
[ 彼女に聞こえるわけでもないが、小さくそう呟いて ]
[ サバンナが出て行って、まるで嵐がさったように静かになるカフェの店内。新たなるあわてんぼうなお客さんを、思い出すたびに思い出し笑いが出ながらも、またの来店を心待ちにする自分もいた。そしていつものように仕事に戻った ]
[ 追記: カラオケ大会に向かう道中にお会計を済ませていないことに気づき、大急ぎでカフェに戻りました。結局カラオケ大会には間に合わなかったみたいです。 ]
fin.
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