まえがき♡(開く)前書き(閉じる) 【前時談公開】
これわ、エイプリルフールネタだょ♡
だからぁ、お話にウソが混ざってるのぉ♡
飽きた……。
ん、とりあえずルールね。
一人につき、一つ嘘をついて良いよ。
もちろん、嘘を見せるとかそういうのもあり。
そして、参加してる人間は、出された嘘を以後、本当のように扱うよ。
神瀬さんのお遊び、付き合ってくれたら幸いだな。
M,Y.
飽きないでくださーい。
神瀬 ちぎり
ミウに「仕事場の皆さんは元気?様子とか知りたいな。」と言われたので、ボイスレコーダーで録音をするよ。どうやら、たまたまエイプリルフールの日に居合わせちゃったみたいね。まあなんとでもなるでしょ!
イブ・ノット
はい、前時談公開だよ。 さて、と。それじゃあ前時談、スタートね。
イブ「……おはようございま」 神瀬「いぇーい!イブちゃぁーん!」 バタン、と扉を閉める。 神瀬「ぐふ……こ、このお話は女の子がひどい目に遭っているのを楽しむものじゃないですよぅ……。」 イブ「もういいですか?開けますよー。」 神瀬「フーンだ!イブちゃんはいけずですねー、先輩は悲しいです。」 イブ「はいはい……。」 扉を開けると、もう見慣れてしまった崩壊している部屋と、二人欠けたメンバー。 大噴火とセルリアンの大量発生、あれから██日。 他2「ふぅ……あいつらは元気にしてるかなぁ……。」 他3「せめて連絡が取れればねー。」 イブ「そもそもとして本部が無事なのかどうかも、不明ですけれど……。」 神瀬「この四人が無事なんですから、大丈夫でしょう。 他3「お腹空いたわぁ~。」 有事の際に用いるためのものは、大方底をついた。 他2「ミウちゃん、どうだい。」 イブ「皆さんが元気かどうか、知りたがってました。」 他2「はは、万全ってほどじゃあないが、それなりに元気だわな。」 イブ「今、ここにいる人は……ですけどね。」 神瀬「ああ、ミウちゃん知らないんでしたね、二人のこと。」 イブ「みんなの声とか聞かせられたら、それだけでも元気づけられる……と思うんだけどな……。」 他3「この災害が、今日の嘘だったらなぁ~あ、瓦礫って食べれたりしないかな……?」 イブ「今日の嘘?」 神瀬「エイプリルフールの嘘であれば、笑いごとで済むのにーってことでしょうね。 イブ「?? 他3「なに?イブちゃん知らなかった?エイプリルフール!午前中にならどんな嘘をついてもいい日だよ。」 イブ「えい……なんたら、初めて聞きました。」 神瀬「今日までの4月1日に出勤してなかったんですかね、イブちゃん。」 他2「もしくは、嘘と縁遠かったのかもな。」 神瀬「あ、ちなみに午前中だけというのは諸説ありますよ。 イブ「そっか、嘘! 神瀬「……イブちゃんの発想、色々と変わってますねー。」 他2「といってもねぇ、具体的にはどうするんだ?」 イブ「神瀬先輩、変な機械たくさん持ってましたよね。」 神瀬「変に機転利きますよねー。 他2「神瀬くんも大概おかしいと、老人は思うよ。」 他3「いいんじゃない?暇つぶしになるし……色々忘れていられそうじゃん? 「……。」 ██(他2)さんは、元々車いすでの移動だったけど、故障でろくに動けなくなった。 イブ「……なら、わたしたちみんなが、【今起こっているトラブルが嘘だと思えるようなものを録音する】……のはどうでしょう。」 神瀬「あー……なるほど? イブ「いいんでしょうか、こういう嘘は。」 他2「ははは、そもそも嘘に良いも悪いもないよ。 神瀬「なら、私はブツを揃えてきますねーっと♬」 他2「なあ神瀬くん、そのブツを駆使して老人の車いすを」 神瀬「私、機械工作C-なのでー。」 他3「やる気ないってことねー。」 イブ「お二人も、協力してくれますか?」 他2「老い先短いだろうし、いつここも崩れるかわからんしな。 他3「あたしが狂って変なことしだす前に、ならね。 イブ「ありがとうございますっ!」
本編に続く
|
登場人物登場人物
イブ・ノット(パークガイド歴██年)
・・・「頑張って嘘を演じるね、ふふっ!」明るくちょっぴりおてんばな少女だった。今ではすっかりパークガイドである。今回もおとなしい。けっこう美人なので評判が良い。しかし変わらずのおてんばであり、また色々な経験からか人のあしらい方が上手である。いっぱい立派に育ったよ。ちなみに日本食が好きで、日本の文化にちょこちょこ手を出している。
神瀬 ちぎり(イブの先輩)
・・・「エイプリルフールだからこそエイプリル感のないことをするべきだ……そう、思いませんか?思わない?あ、そうですか。そうそう、私はイブちゃんのいっこ上なんですよ。驚きの若さ!いいですよねーふっふっふ。イブちゃんがミウちゃんと出会ったのは中学生辺りの年齢なのd……え?ダウト?いっこ上じゃないだろ?もう嘘つけない?まってー!ここはノーカンですー!」一応はパークガイドでーす♪あ、何でも屋だったりします!発明とかはそこそこですけど、色々な雑学を持ってるので万能です!拘束とか気絶とか記憶操作とーっとっとっと。まあまあうん、お望みとあらばどのシチュエーションにも対応しますよ。何?本当にパークガイドなのか知りたい?うふふ、それはでs、え?興味ない?……最近扱いひどくないですかー?ちなみにエイプリルフールは午前中だけっていうあれ、諸説あるのであなたが信じるエイプリルをしn
柊木 舘 (部長)
・・・イブの勤め先の上司。運動神経が良く、頭も良い姐御。
その他
同僚1(他1)・・・少し控えめな痩せ気味。
同僚2(他2)・・・気のいいおじいちゃん。
同僚3(他3)・・・食べても太らないアラサー。
ミウ(アマミノクロウサギ)[紹介ページはここから]
・・・「……イブちゃん。エイプリルフールでもなんでも、ついて良い嘘と悪い嘘、あると思うんだけど……。」親しくなるまでは恐怖心いっぱいで接してたアニマルガール。今は疑うべき相手とそうでない相手をなんとなく判別できるようになった。丁寧で慎重な面があるためか、実は優秀な子。ただ持ち前の臆病さが出てしまうと周りが見えなくなり、自分でもわけのわからないうちにその場から離れてしまう癖がある。とりのことへびのこに(色々な意味で)好かれてしまっているミウちゃんの明日はどっちだ。
本編ほんへ 【真相公開】
ガチャ[扉を開く音] | ||
イブ | おはようございま | |
いぇーい!イブちゃぁーん! |
神瀬 | |
神瀬 がイブにとびかかる | ||
イブ | す。 | |
イブは神瀬を避けた | ||
あぁ、イブ。おはよう、今日はぎりぎりセーフだねぇ。 部長は、すでに亡くなっています。 【私は生きている】というのが嘘です。 |
部長 |
|
イブ | 柊木 部長、おはようございます。[扉を閉め、鍵をかける音] 【私は生きている】、という嘘を本当として扱っています。 |
|
んー!んんー!![扉を叩く音] | 神瀬 | |
イブ | 今朝、ミウのところに寄ってきたので…… | |
「遅刻しないように、急いで!」って急かされたとかかね? |
他2 |
|
イブ | あはは……まあ、そんな感じです。 | |
イーーーーブーーーーちゃーーーーん!!あーーーーそーーーーぼーーーー!![扉を叩く音] | 神瀬 | |
イブ | 今日は皆さん集まってるんですね。 嘘に近いですが、亡くなっている人を生きているとして扱うため、その意味では本当です。 |
|
まあ、エイプリルフールだもの。 4月1日は何かとイベントが多く、話題にもなるため忙しかったり楽しみだったりするため、集うでしょ、ということです。 |
他3 |
|
イブ | ?? えいぷ……えと? 聞こえなかった、という演技で、【エイプリルフールを知らない】という嘘ではありません。 まだ耳慣れない、といったところでしょう。 |
|
なに?イブちゃん知らなかった?エイプリルフール!午前中にならどんな嘘をついてもいい日だよ。 このときの彼女は思考力が低下しているため、録音前に交わしたやり取りをもう一度行ってしまっています。 |
他3 |
|
イブ | んー……今日が初耳です。 今日が初耳なのであって、【今、エイプリルフールという単語を初めて聞いた】という嘘ではありません。 |
|
何年勤務してるんだ……。 偶然、今日までの4月1日に出勤してなかったとかか? |
他2 |
|
イブ | どうでしょう……記憶はしてないです。 | |
あぁーーけぇーーてぇーー!!![扉を叩く音] | 神瀬 | |
イブ | となると、もう嘘をつかれている可能性が……!? エイプリルフール開始から現在までの嘘は3つです。 |
|
いや流石に用心深すぎない? |
他3 |
|
イブ | 神瀬先輩がいつも絡んでくるので、それくらいになっちゃいますよ。 | |
あー、気に入られてるしねぇ……。 |
他3 |
|
あ!部長来ましたよ扉開けなきゃほらほら! 録音した音声であり、今回のゲームには適用されません。 |
神瀬 | |
イブ | 部長、中にいますけど。 | |
扉の方を振り向くイブ | ||
私も中にいますけどねぇ~♪ 扉から締め出された後、一階に向かい、椅子などを用いて二階の崩れた床の隙間を通って来ました。 |
神瀬 | |
イブ | ぅわぁっ!? | |
突然、イブの眼前に神瀬が現れる | ||
んっふ~ないすりあくしょん! | 神瀬 | |
イブ | え、な、な……。 | |
なぜって? | 神瀬 | |
神瀬は扉の鍵を開け、開いた そこにはカセットが一台 |
||
じゃじゃ~ん!カセット!実は私の録音ボイスなのでした! | 神瀬 | |
手が込んでるな……。 他1も亡くなっており、【僕は生きている】というのが嘘です。 |
他1 |
|
イブ |
……。 い、いや!じゃあなんで中に?ここ二階ですよ? |
|
……あ~、それ言っちゃったら二度と使えなくなっちゃうので内緒……。 | 神瀬 | |
神瀬、ちょっとこっち来な。 亡くなっている部長および他1は、神瀬が声真似しています。(アプリや専用の機械などで) そのため、神瀬が室内にいない場合、部長および他1の出番はありません。 |
部長 |
|
あぁ~!やですぅ!私よりイブちゃんの方がおいしいですよ!さあ! | 神瀬 | |
イブ | えっちょっ。 | |
確かに、イブの方が美味しいだろうな。[イブに近づいていく足音] |
部長 |
|
イブ | あの、柊木部長?けっこう本気の顔ですね。 | |
イブちゃんかわいいもんね!仕方ないですね! | 神瀬 | |
まあそれとこれは別だがな。 |
部長 |
|
んぎゃっ!?掴まったぁ!? 部長が動いている体での演技です。 |
神瀬 | |
イブ | わ、はや。 | |
じゃ、みんな。エイプリルフールには気を付けて。 アニマルガールに嘘をつくのも、ほどほどにな。 |
部長 | |
あぁー!後生ですぅ~!私もエイプリルしたいぃ~![柊木に引っ張られていく音] | 神瀬 | |
イブ | ……さっき嘘ついたじゃないですか。 | |
あれはレコーダーが言ってるのでノーカン~![遠ざかりながら叫ぶ] | 神瀬 | |
束の間の沈黙 | ||
いやぁ、平和だなぁ。 【平和】というのが嘘です。 |
他2 | |
イブ | 確かに。 | |
ミウちゃんはどう?元気にしてる? | 他3 | |
イブ | はい。[デスクに座るような音] ミウはミウで、頑張ってるみたいです。 そういえば、皆さんの様子が知りたいって言ってたので……。 |
|
ごそごそ[レコーダーが引っ張られる音] | ||
イブ | これ、今つけてます。 | |
おっと、なら早く言ってくれよ。ミウちゃんにかっこいい声聞かせたいじゃないか。 | 他2 | |
そんないい声してないでしょ。 連れ去られた演技をしていただけなので、神瀬は室内におり、声真似を続けています。 |
他1 | |
いやいや、これでも若いころは歌声で男女問わずブイブイ言わせたもんさ。 真偽は不明ですが、嘘であっても今回のゲームには適用されません。 |
他2 | |
イブ | それは嘘ですね、ダウト。 | |
ふんっ、こんな嘘をわざわざ今日使うもんか!とっくに嘘はついてるしな。 | 他2 | |
イブ | あれ、そうでしたっけ……? ならほんとなんですね。 |
|
ああ、本当さ。若干誇張してるケド。 | 他2 | |
イブ | 便利な言葉ですね……。 | |
おじさまの話はどうでもいいとして、今日の活動だけど……あー部長も神瀬もいないし、戻ってくるまでは事務作業とかしてよっか。[何かをかじる音] | 他3 | |
イブ | ……あの、それ。 | |
ん?あぁ食べる?おせんべ。 口にしているのは瓦礫で、【おせんべを食べている】というのが嘘です。 彼女の場合、それがエイプリルフールのつもりなのかは不明ですが、今回のゲームに適用されます。 |
他3 | |
おれぁ要らんぞ、今はそんなのを食べられるほど丈夫な口じゃないしな。 | 他2 | |
イブ |
……えと。 んーわたしも遠慮しときます。 |
|
あははっ!綺麗な身体してるくせに~。 まあ私は食べても太らないけど。 |
他3 | |
その代わり痩せないんだよな。 | 他1 | |
なんですってぇ~?お前も太らせてやろうかぁ![ガサガサとあさる音] | 他3 | |
イブ | せんべい一枚で太るものでもないかと。 | |
いや、あいつはもっと太るべきだがね。 食事はとってるのか? |
他2 | |
色々とモノがないので、最低限はってとこです。 | 他1 | |
それなら今度、何かおごりますよ?利子付きで♬ | 神瀬 | |
イブ | あ、おかえりなさい。 | |
部長、本部から連絡があったみたいではけちゃいました。 この舞台からはけた、という意味での使用です |
神瀬 | |
イブ | お疲れ様です、柊木部長。 | |
え、じゃあ今日はどうするのさ。 | 他1 | |
んー、事務?もしくは自由ですかね。 | 神瀬 | |
なら私は帰るよ、ここにいても食べれるものないしぃ。 せっかくの空き時間だし、遠出しちゃおうかな。 彼女は自分が長くないことを意識できているため、ここから去るつもりで「遠出する」と言っており、【遠くに旅行する】などの嘘ではありません。 |
他3 | |
イブ | ……そういえば、明日から休暇とってましたね。 本当です。 といっても、もう申請する先も無いのですが。 |
|
そーそー、本当は明日出発って思ってたけど、これじゃあね。 だから利用させてもらうよ。 |
他3 | |
お疲れさん、土産は話以外も頼むよ。 | 他2 | |
はいっ!私はキョウシュウ・シングル・エステートでいいですよ! | 神瀬 | |
なんでキョウシュウ行く前提なのさ!行先は……秘密だよ! | 他3 | |
イブ | お疲れ様です、いってらっしゃい。 | |
行ってくるよ。 ミウちゃんによろしくね、って録音してるんだったか。[遠ざかっていく足音] |
他3 | |
イブ | あ、そうだった録音。 | |
え、録音? | 神瀬 | |
イブ | せっかく一日を記録しようと思ったのに、半日解散だなんて。 | |
いやいや、作業にうめく声とか取っても面白くないだろう。 | 他2 | |
フィールドワークとかなら、なおさら録音の意味がなくなりそうだしなぁ。 | 他1 | |
イブ | もう切っちゃおうかな、解散だし……。 | |
えー?私全然喋ってないじゃないですかー! 嘘に限りなく近いですが、神瀬として喋っているところが少ないため、嘘ではありません。 |
神瀬 | |
イブ | じゃあ何かします? | |
では、当館の案内を……。 | 神瀬 | |
イブ | ミウ、何回もここ来てますよ。 ミウも館内の状態も、来られるものではありません。 |
|
その度に避けられてるけどな、神瀬くんは。 | 他2 | |
僕は慣れてもらうの、けっこうかかりましたっけ。 | 他1 | |
イブ | 今じゃ、神瀬先輩だけですよ。 | |
なーんーでー?ねぇこれを聞いてるミウちゃん!なんでー!!![急に音声が大きくなる] | 神瀬 | |
イブ | あっ、今ミウがびっくりしてる未来が見えた。 | |
おお、イブちゃん預言者になるんですか? | 神瀬 | |
イブ | ほら、そろそろ止めますよ先輩。[近付いてくる音] | |
やーですぅー!あんなこととかこんなこととか呟いてミウちゃんに慣れてもらうんですー! | 神瀬 | |
イブ | ミウをどうするつもりなんですか……。 | |
ガガッ[地面にこすれる音] | ||
イブ | あ、ちょっと。 | |
ボイスレコーダーが離れたところに滑り込んだ | ||
……えーと?やっちゃいましたね、これはごめんなさい。 | 神瀬 | |
二人とも、そこまで。 そろそろお昼だ、どうするかね? |
他2 | |
イブ | ……。[ボイスレコーダーに近づく足音] | |
いいんじゃないですか?このまま解散で。 ミウちゃんのとこに行くんですよね、イブちゃん。 |
神瀬 | |
イブ | 一人でも大丈夫というか、先輩が来たら余計ややこしいんじゃ……。 | |
ガランッガタタッ[何かが崩れるような音] ガガッザザーッ[ボイスレコーダーが何かの下敷きになるような音] |
||
いっ……イブちゃザーッ!? | 神瀬 | |
ザーザザーザッ[強いノイズが混ざる] | ||
イブ | ぁ……わたザッザザー……ぶ、でザーッ 【大丈夫】というのが嘘です。 ですがこれはやせ我慢のようなものでもあり、かつゲームに適応しがたいものであるため無効となります。 |
|
神瀬くザー……ザッザーー……を、セザーザーッ…… セルリアンが侵入しました。 他2は【平和】という嘘を本当のように扱えませんでした。 |
||
イブ | ミザーっこえる?ちょっザザッじゃった……。 ザーザーんき、だから、ね?だいザーザザー 【転んじゃった】【元気】【大丈夫】というのが嘘です。 ですがこれはやせ我慢のようなものでもあり、かつゲームに適応しがたいものであるため無効となります。 |
|
イブちゃん?きこザーザッザザッ | ||
2,3分程のノイズ
|
||
っしょ!治りましたかね?あ、びっくりしましたか聞いてるミウちゃん! ……って、もう1分くらいで正午ですか。 |
神瀬 | |
まあ、レコードを聞かせるくらいはいいんじゃないですか? 【イブは生きている】という嘘を、亡くなったイブではなく神瀬がついています。 |
イブ | |
じゃあ、とりあえずこれにて録音は終了です。 あ、この録音は4月1日にとってますけど、エイプリルフールは関係ないですよ?嘘じゃないってことです。 最も嘘らしい言葉ですが【今起こっているトラブルが嘘だと思えるようなものを録音する】という嘘に従うと録音の内容は本当であり、嘘ではない=エイプリルフールとは関係ない録音、となるため、【エイプリルフールは関係ない】【嘘じゃない】という嘘ではありません。 |
神瀬 | |
さっきのうっかり転倒がエイプリルだったらよかったのに。[溜息をする音] 先ほど聞いたばかりのエイプリルフールを略し、また軽いネタとして応用しているという点で、神瀬はイブを演じられていません。 |
イブ | |
転んだにしては大げさな音でしたけどね。 あ、それじゃあまたねミウちゃん!切りまーす! |
神瀬 | |
録音終了 【?】 |
管理権限AI権限【エイプリル・イブ】確認
こちらは4月4日に公開した、エイプリル・イブの背景および解説に関する記事です。
そしてミウと神瀬
「ひっ……えと、こ、こんにちは。」
「こんにちは、ミウちゃん。調子はいかがですか?」
「あ……う、だいじょうぶ、です。」
「うーん、遠慮しなくてもいいんですよ?というよりまだ怖いですか?」
「ご、ごめんなさい……。」
「まあ、弱っているとはいえ、お話しできて嬉しいです。
あ、今回は、ちょっと色々と報告があって来ました。」
「え……?あの、イブちゃんは?」
「ああ、そうですね~……まずこちら、どうぞ。」
「えと、たしか……レコーダー?」
「使い方は知ってます?まあ、端末使い慣れてるでしょうから解るかと思います。
それで、そこにはみんなの元気な声が入っているのですがー……大人の事情ってものがありまして。
簡潔に言うと、私たちは他のちほーに移ることになりました。」
「……それって、会えなくなるんですか?」
「んー……休暇が入れば戻ってくることもできますし、ミウちゃんが元気になれば、こっちに会いに来れます。
しばらくの辛抱……でしょうか。」
「……。」
「……。」
「……あの、なら、私も……。」
「ごめんなさい、それは出来ないんです。
ミウちゃんは、ここにいるのが一番……」
「……そ……。」
「?」
「う、そ……。
ガイドさん、嘘ついてます。」
「……。」
「あの、違ったらごめんなさい。
でも、何年も一緒にいる……というか、そんな感じなので、分かるんです。
いつもより声、震えてます。」
「……ふふっ、なーんだミウちゃん!嬉しいこと言ってくれますね?
確かに、あの日から長い付き合いですねー。」
「……本当のお話は、なんですか?」
「……ミウちゃんが、あなたの足で、私の元まで来られたなら、お話ししてあげます♬
それまで、お元気で。」
「ガイドさん!」
「いつか仲良く接してくれることを願ってますよー!」
そしてそしてミウと近況
██日前、大きな地震があった。
よくわからないけど、パーク……みんなの生活場所が大変なことになっているらしい。
変な生き物が辺りをうろついて、アニマルガールを襲っている。
まるで手品みたいに、アニマルガールが消えたり、動物に戻っていった。
ヒトも襲っていた、どんなことをされているのかは、わからない。
私やイブちゃんは、その変な生き物を追い払ったり、一緒に避難を誘導していた。
その最中、私は襲われて……気が付いたら、身体の自由が利かなくなっていた。
みんなは無事なのか、あの生き物はどうしたのか、パークは大丈夫なのか。
そんなことばかりを考えてしまう中、様子を見に来てくれたイブちゃんに、「仕事場の皆さんは元気?様子とか知りたいな。」と、無茶なお願いをした。
でも、忙しい中、イブちゃんは録音をしてくれた。
ガイドさんは何か隠していたけれど……きっと、大丈夫。
20██年4月1日 9:57
【この録音以前のやり取りおよび、エイプリル・イブの真相を開放しました。
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再生傾聴後
……。
嘘だ。
イブちゃん、何があったの?
最後、どうしてガイドさんが、イブちゃんの代わりに喋っているの?
よくぞここまで読んでくれやがりなさいましたな!そんな強者が何人いるかは知らないけどな!読んでほしいけどな!
あ、もしも「かったるい、でもあとがきだけ読むか」って感じで開いたり、「まだ見つけてないギミックあるかも……」(そんなにギミック無いけど)なことを考えてるかもしれかったりするあなたのために……
まあまとめですね。
サクッと解説
- "例の異変"と呼ばれる大災害の中、ミウちゃんがどっかの比較的安全地帯で療養してる(けど寿命だからもうすぐ野生に還る)ところにイブちゃんが訪れて、「仕事場の皆さんは元気?様子とか知りたいな。」と言われたのでエイプリル・イブの始まり始まり~。
- 5人(+1人)だったメンバーが3人(+1人)に!そのメンバーも色々大変!
「嘘だっ!」と言わんばかりに異変前の日常を録音の中で演じる。
- 一人一つの嘘は以下の通り。
イブ【今起こっているトラブルが嘘だと思えるようなものを録音する】
神瀬【イブは生きている】
柊木部長【私は生きている】
同僚1【僕は生きている】
同僚2【平和】
同僚3【おせんべ】 - イブちゃんの代わりにレコーダーをミウに届けた神瀬、お前が一番謎だよ(by編集者)
- そもそも【この記事】が嘘。
エイプリルフールネタです。
ゆえにこの中の出来事はエイプリル!やったねみんな無事だよ!
え?セルリアンって何って?≪これのことじゃないかな≫
こんなところかな?そうそうエイプリルフールの嘘は一年間本当にならないっていう説があるんですよ!つまり私はダークな記事とは縁のない一年を過ごせますね!(編集時は4/4なのでこれはエイプリルフールの嘘じゃないもん)
あっちこっち行かせたけど、とりあえず最後までありがとうございました。
本当はまだまだはっちゃけたいんですよ?でもまあ、此度のエイプリルフールはここまで。
また別の記事でお会いしましょ!
編集者より♡
かしこ
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