CEL-1-682/PS-J "セイレーンおねえさん"

ページ名:CEL-1-682_PS-J.4-1.pdf

 

セルリアン管理番号: CEL-1-682/PS-J

種別名: Pafupafu Sinesann

世代区分: 第1世代

脅威レベル: 4(危急避難)

捕獲状況: 未達成

通称: セイレーンおねえさん (またはセレン、セイねぇさんなど表記揺れ有り)

大きさ: 全長3.2m 体高170cm

規定対応手順: CEL-1-682/PS-Jは人間、特に女性の人間とアニマルガールを積極的にエサとし、非常に冒涜的な倫理規定違反を齎すため、その習性を利用して1名の来園者やアニマルガールを囮にし、CEL-1-682/PS-Jが罠に掛かった所を即座に捕縛してください。

また、CEL-1-682/PS-Jからの誘惑には注意するように。彼女が用いる口車に乗せられてはいけません。

捕獲に当たった職員、並びにアニマルガールがCEL-1-682/PS-Jからの誘惑に乗せられ、[編集済み]を行われた場合、行為が終了した後に記憶処理薬を投与してください。


説明:  CEL-1-682/PS-J 通称"セイレーンおねえさん"は通常、水辺や水中などで活動している第1世代セルリアンのような何かです。上半身の機能は人間、アニマルガールと大差がなく、言語でのコミュニケーションも問題なく行えますが、通常の人間とは根本的に倫理観が異なるのか、話が通じることはあまりなく、積極的に輝きを奪いにかかったりする行動が目立ちます。

その手段は大半が重大な倫理規定違反を伴うものであり、倫理保安局から即刻捕獲し、お仕置きすべき存在として定められています。

現在CEL-1-682/PS-Jは捕獲対象として指名手配されており、捕獲した人間には50万円の懸賞金が、アニマルガールにはジャパリまん1年分、PIPプレミアムチケット、シロイルカなでなで券、ザトウクジラとSTS体験、ファミリアリス無料券の中から好きなものを指定する形での報酬授与が予定されています。

 

 

セイレーンおねえさんの容姿・形状は通常のニシキヘビの様な長くしなやかで強靭な青い体色の下半身と、ほぼ人間の女性の特徴を備えた上半身を持ちます。上半身の外観は腹から上を包むすべすべした黒いインナーのような衣服を纏い、髪の毛はCEL-1-682/PSの頭部の特徴を踏襲した形状の水色、毛先が青色の髪の毛で、側頭部からは毒腺を模したくせ毛ができています。

下半身は尾の先端には遊泳の補助の役割を担う為の尾ビレに似た部位が形成されており、全体の印象は正真正銘の「人魚」といった印象を抱かせます。
粘液を利用しての移動はセイレーンおねえさんも得意としており、CEL-1-682/PSと違い腕を使わずに下半身のみで移動するなど機動力は向上しているようにも見えます。

またCEL-1-682/PSと同じく地上にて活動している時下半身からは滑りのある粘液を噴出していますが、水辺から離れた時間が長くなると体表が乾燥し粘液が消失するため、捕獲した際には定期的にお風呂に入れることが検討されています。

また下半身と上半身の接合部、いわゆる腰に相当する部分からはまるでドレスのように毒腺が形成されており、その場所から麻痺針を出し、投擲に用いるといった事もあるようです。

 

このような外見になった原因に関しては議論が激しく分かれており、「サンドスターの多量摂取による突然変異」「アニマルガールからの"輝き"を多量に吸い、進化を行なった結果」など諸説ありますが、未だに詳しいことはわかっていません。おねえさんはおねえさんですから。

 

 

アニマルガールに対し攻撃を行う際には基本的に自分が待ち伏せしている水辺に近寄ってきた所でCEL-1-682/PS同様に奇襲するかアニマルガールを装って近づくなどして接触を行なったのちに長い身体で巻きつき拘束し、[編集済み]や[編集済み]を行って輝きを吸うといった、創作におけるサキュバスの行う狩りと似た手順で捕食を試みます。
奇襲が外れ戦闘行為に発展した場合には長い身体と粘液を用いて自らの機動力を確保しながら組み付きにかかる部分はCEL-1-682/PSと異なる点は見当たりません。

ピット器官はセイレーンおねえさんの時も健在なのか、暖かい物体に引き寄せられるように動いたケースもあり、過剰な倫理規定違反によって[編集済み]に陥った存在を見ると即座に接近し輝きを吸いにかかるため、CEL-1-682/PSとは異なる趣で脅威となっています。

セイレーンおねえさんの飛びかかりの軌道は直線的なものが多く、姿勢をまっすぐにして飛び込むため回避自体は容易ですが、避けたところで下半身を曲げて巻きつきにかかるなどの不意打ちも会得しています。
搦め手としての麻痺毒を伴った針状の物質を打ち出す、粘液を獲物に付着させると言った行動も確認されており、サイズこそ小さいものの侮れない個体となっています。

 

捕獲されたアニマルガールは輝きを吸収されますが、CEL-1-682/PSより吸収サイクルが格段に早くなっており、熱烈な口付けなどの行動を休みなく行い、搾り取ると形容されるほどの勢いでアニマルガールから輝きを吸収することがわかっています。対象から輝きを吸収できなくなった場合、対象を放置しますが、ある例では巣に持ち帰ってCEL-1-682/PSの個体に分け与えるという明確に社会性を持っていると考えられる行動を行なったケースもあります。

このためセイレーンおねえさんは同族であるCEL-1-682/PSともコミュニケーションが可能である可能性が示唆されており、倫理保安局ではさらなる対策の立案が急がれています。

 

しかし「おねえさん」や「ぱふぱふ」といった、捕食時に口ずさむワードは最初から身についていたものではなく、獲物となったアニマルガールなどから耳にし後天的に身につけた言葉である事が、あるアニマルガールの接触により判明しています。

この事実から考えるに「見て、聞いて、覚える」ということができるほどの知恵もあるようです。

 

 

+[CEL-1-682/PS-Jに関する音声記録]-[記録を展開します♡]

事案記録CEL-1-682/PS-J-1 205█/██/██

█度目にCEL-1-682/PS-J"セイレーンおねえさん"と服部文が接触しインタビューを試みた音声記録です。この後に服部文は捕獲を試みましたが、セイレーンおねえさんから粘液を浴びせられ、捕獲の試みは失敗しました。

 

日付: 205█年██月██日

インタビュー対象: CEL-1-682/PS-J (以下"セイレーンおねえさん"と記述)

インタビュアー: CDC 隠蔽・秘匿行使部 服部 文(以下"服部"と記述)


 

<00.00.00 再生開始>

 

 

 

服部: 記録開始、見つけましたよ。

 

セイレーンおねえさん: あら、まぁたしーでぃーしーの人ね?もう、今度はなんの用なの?

 

服部: ええと、ぶっちゃけ聞きたいことがあってやってきました。

 

服部: あの、なんで喋れるんです?何故そんな見た目してるんですか?

 

セイレーンおねえさん: んー、分かんないわぁ。そんなこと聞かれたってお姉さん分からないわよ~?

 

服部: 何故アニマルガールに近い外見に進化したのですか。

 

セイレーンおねえさん: んー、貴方から見て、私はどういうものにみえる?

 

服部: …セイレーンというセルリアンのフレンズ化…みたいな。

 

セイレーンおねえさん: なら、そういうことじゃないの?

 

服部: …

 

セイレーンおねえさん: と言うわけで…イイコト、しましょ♡

 

服部: ッ!

 

セイレーンおねえさん: んじゅるり…♡おいしそうな娘…♡

 

 

セイレーンおねえさん: …って行きたいとこだけど、今日はお腹いっぱいだからまた今度ね♡

 

服部: あっコラ!!逃げないでください!!

 

服部: 今日こそは生け捕りにしますよ!!!

 

[約数10分間の間、女性の声と走る雑音、水の雑音が混じって記録され続けている]

 

 

<00.19.19 再生終了>

 

 


事後報告: ふぁっくでござる!!!!

 

 

 


セルリアン イベント エイプリルフール

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