CEL-2-082/UL"フォーエバーレイン"

ページ名:CEL-2-082UL

 

セルリアン情報


セルリアン管理番号: CEL-2-82/UL

種別名: Umbelloidocellienum lacrimator

世代区分: 第2世代

脅威レベル: 1(低脅威)

駆除状況: 未駆除

通称:フォーエバーレイン

規定対応手順:大量発生の飛行が目撃されたり来客者等が実際に遭遇するなどの事態が発生した場合は欺瞞情報「けもの放送局のドッキリ企画」の流布を、それでも隠蔽ができない場合に限り適宜記憶処理薬の投与をしてください。


概要: CEL-2-82/ULは雨期のパーク全域、特に都市部・近郊に出没する第二世代の小型セルリアンの一種です。

 

可動域は骨子とカバーで、基本的にはこれをグライダーのようにはためかせて雨期の風を受けることで飛行し移動します。そのため無風時は行動不能になるのですが、強度の脆弱さが災いして台風などの強風時は強風時で自滅します。

自然発生した個体の9割は3日以内にこれが原因でそのまま消滅することが統計で明らかになっています。

 

次に第二世代固有の特徴である「石」ですが柄のグリップに当たる部位に確認されており、強く握り締めるなどして圧迫するとまず表面・裏面の眼球が涙を流し始めます。この涙の降水量は1時間あたり最大100mmまで確認されており、これは10Lのバケツを36秒ごとにぶちまけられるのに匹敵します。それでもなお圧迫を続けると、骨子を強く揺らして抵抗したのちに石が破壊され消滅します。

なお前述と合わせたこの2つのパターンでCDCが観測した個体の殆どは既に消滅しています。(捕獲した個体を除く)

 

雨降るじゃん?道端で傘見つけてお、ラッキーって使うじゃん?傘がゲリラ豪雨でびっくりしたよね。-[編集済]研究員

 

 

 

 

 

 

追記:都市部では眼球に睫毛と思わしき構造体が付属した突然変異個体の観測例が増加しています。なんらかの形で環境の適応を始めている可能性が懸念されるため、この亜種群は「エクステ」と呼称し通常個体とは一線を引いてより注意深い監視と調査が実行されます。

追記2:粘り強い追跡調査の結果、「エクステ」は先天的な突然変異個体群ではなく、他のセルリアンにつけまつげを移植してもらうことで発生した群れであることが判明しました。

また、この「つけまつげ」は群れごとに長さや形状などが変化することも明らかになっており、正直何の使い道があるかわかりませんがこれによりその差異を標本として保存することで、「いつ発生した個体か」「どこから来た個体なのか」のサンプリングが可能になりました。


セルリアン 脅威レベル1

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧