レミング

ページ名:Lemmini

 

「よかったら、ボクと一緒に旅をしてみない? きっと、ううん、ぜっっったいに!楽しい旅になるよ!」

動物として


 レミング(学名・レミング族:Lemmini、和名・タビネズミ)は、体長10cm程度の小さなネズミの仲間です。北極圏などに存在するツンドラと呼ばれる気候帯に分布しています。このような寒い地域で暮らすレミングですが、彼らは冬眠をせず、雪に掘った穴の中で食料を食べながら春を待ちます。

 3、4年の周期で、レミングは急激にその数を増やしたり減らしたりします。数を増やしたレミングは、集団移動を始めるといわれています。この個体数の増減や集団移動については、未解明な点が多いようです。

 かつて、この集団移動の目的地は海であると信じられており、「レミングは集団で海に身を投じ、集団で自殺する」という伝説がありました。この伝説が世間に広まった一因として、とあるドキュメンタリー映画で崖から海に落ちるレミングの様子が描かれたことが挙げられます。しかし、海に落下するレミングは一部のみであり、近年では『これは不幸にも起きてしまうただの事故である』という見解が強くなっています。


 

『考えてから動け』って? それ、ボクが怒られるときによく言われることなんだけど……。

でも、そのときの『瞬間の気持ち』が何よりも大切だとも思わない?」

フレンズとして


 そんなレミングのフレンズは、ノルウェーレミング(学名・Lemmus lemmus)を元とした姿をしています。他のアニマルガールと比べると、彼女の体格はやや小柄です。

 頭髪にはノルウェーレミングの目もと・額と同じ黄・黒の模様があり、また縁の部分が黄色くなっているレミングの耳も同じく頭部に存在しています。お尻からはその特徴である短い尾を覗かせています。

 基本的な服装として、ベージュの長袖シャツの上に白い袖なしのベストを着ており、黒のチェックが入ったライトブラウンの膝丈ボトムスと白ストッキング、そして大きな登山靴を履いています。装飾として、白のアームガードとリボン付きネッグウォーマーを着けています。

 もしあなたがジャパリパークで彼女と出会ったなら、きっと彼女は黒いバックパックを背負っているはずです。しかし、このバックパックはフレンズ化の際に持っていたものではありません。おそらく、誰かからもらったものなのでしょう。中には食べものや旅行グッズ、各地のおみやげが満載されています。

 

 彼女は広大なホッカイの大地を転々として生活しています。ひとつの地点には約1ヶ月ほど滞在し、ゆったりとホッカイを周っているようです。滞在先では、その地域をくまなく探検したり、観光客やフレンズを自分のお気に入りの場所へ案内したりして過ごしています。
 広大な山や海を目に捉えるとその果てを目指して突き進んでしまうという厄介な癖があるようで、雪原や湖、終いには海峡をも休息もなしに渡り切ってしまったという噂が広まっています。

 探検や案内の最中、彼女は唐突な思いつきを行動に移すことがあります。この思いつきをどうして実行するべきだと感じたかに根拠はほとんどなく、吉と出るか凶と出るかは彼女もわかっていないことが多いです。けれど、その行動のおかげで楽しい思い出が生まれることもあるようです。
 この行動は彼女と行動をともにする仲間たちからも当然不可解なものに映ります。どうにも説明下手らしく、言葉足らずなままどんどん先へ先へと急いで行ってしまうとか。せっかちなのでしょう。

 なお、この性格に起因してか、仲間が危機に陥っているときは自分の損失を考えていない無謀な行動に出ます。万が一、その場面に遭遇したならば、まずあなたが冷静になってから彼女を引き止めてください。


「困難は数で打ち壊す! ボクの旅の邪魔は、させないよ!」

野生解放


野生解放を行うと、眼が金色の輝きを宿し、野生解放技『ぜんいんしゅうごう!』が使えるようになります。

『ぜんいんしゅうごう!』では、彼女よりもひと回り小さな分身をたくさん周囲につくりだし、その全員で敵に突撃します。攻撃の他、障害物を退かしたり、分身で橋を架けたりすることもできます。


動物データベース

動物名:レミング族(Lemmini)
分布:北極圏、北極近辺のツンドラ生物群系

動物名:ノルウェーレミング(Lemmus lemmus)
分布:スカンディナビア半島などの北ヨーロッパ
保全状況評価:軽度懸念(LC)


ページ作成者:相須楽斗

アニマルガール ホッカイ 哺乳類 未所属

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