JGPのシェアードワールドにおけるマナー
はじめに
みなさんはじめまして、当エッセイを開いていただきありがとうございます!
さて、突然ですがみなさんはシェアードワールドについてご存知でしょうか?
ジャパリグループ・プロジェクトも、シェアードワールドの形態とっているのですが、シェアードワールドというものがよく分からない人のために、改めてご説明いたしましょう。
シェアードワールドとは小説などのフィクションにおいて、複数の著者が同一の世界設定や登場人物を共有して創作する作品群。または、世界設定を共有する行為、共有された世界設定。 設定やキャラクターは同じでも各作品間の歴史の流れが異なっていくパラレルワールド(並行世界)物とは違い、シェアード・ワールドにおける各作品は原則として完全に同じ世界上の出来事とされ、歴史の流れもまた相互に尊重される。つまり、各作品での出来事や事件は1枚の歴史年表に矛盾なく書き込むことができる、ということである。 wikipedeia - シェアードワールド 参照 |
ジャパリグループ・プロジェクトは、けものフレンズという題材を使ったシェアードワールドであり、その中でも「旧アプリ版」と「アニメ版」の間の時系列(当企画では便宜的に2040~2050年頃としています)の間に存在したアニマルガールや職員、事件や物語を創作する環境となっています!
JGPシェアードワールドの心得
上記したように、JGPにおけるシェアードワールドは、基本的に全員が同じ時系列を共有しています。
そのためJGPの設定を使う上で皆が「たーのしー!」できるように、設定付けやストーリーの内容は注意しなければならないマナーがあるのです。
これから説明するそういった要素はマナーであり、必ずしも守らなければならないものではありません! ルール化して禁止されていないのは、創作の幅を狭めないためでもあるのです。当然マナーを破ったおかげで生まれる素晴らしい要素も多々あります。
しかしながら、マナーを気にしなさすぎることはリスキーです…
何故なら私たちは、同じ設定を共有しているためです。例えばですが、「JGPの時間軸で、第三次世界大戦が起こった!」という設定を作った場合、あなたが意図しなくても多くの他の人が作ったキャラクター達に被害を及ぼす事になり、迷惑がかかってしまいます。
もちろんそういった物語は禁止ではありません!
しかし、皆のアニマルガールの生命を守るために、物語の整合性を保つための相談が持ちかけられたり、たとえ何も言われなくとも白い目で見られる可能性がある事を留意すべきでしょう。
そういうわけで、シェアードワールドである以上、JGPは一人で自分だけの世界を創作する「pixiv」や「小説家になろう」のようなサイトとは異なります! JGPは全員で一つの時系列を協力して作る、「学校の部活動」と考えたほうが、空気感は近いかもしれません。自分が作る要素に口を出されたくないなら、JGPではなく別の場所で創作することも手段の一つでしょう。
代表的なマナー一覧
ここで挙げる「公式」とは、サーバルちゃんはもちろん、ミライさんやカコさん、アイテムであれば四神の石版、アプリ版の主人公が持っていたお守り等を指します。
主に気を付けるのは以下の点です。
- これらのキャラクターに殺したり大けがを負わせる。アイテムを破壊する。
殺害および破壊をしてしまった場合、公式が作る時系列に大きな影響を及ぼします…。 taleや実験記録でキャラクターにけがを負わせるにしても、擦り傷等、すぐに復帰できるような傷までがいいかもしれません。 |
- これらのキャラクターの恋人や家族、命の恩人等の属性を持つオリジナルキャラクターを作る。
同じく、公式が作る時系列に大きな影響を及ぼす可能性があります。 公式キャラと関連付ける場合は、知り合いや友達程度がいいかもしれません! |
- 公式と似たような効果を持つ、あるいは上位互換のキャラ・アイテム。
公式以上、あるいは公式と同等のアイテムの存在は、公式の面目を潰しているだけにほかなりませんよ! 特に守護けものや四神をはじめとする上位存在、セーバルちゃん等にあたるキャラクターがこれに該当します。 |
- これらのキャラクター・アイテムを悪者にする。害のある存在にする。
ミライさん等の公式キャラが寝返って悪者になったり、大きな事件の黒幕になる創作は、そのキャラクターがその事件への関与を意図していても、意図していなくてもやらないほうがいいでしょう…。 |
基本的にJGPのキャラクターは自由に使うのが良いですし、使われた方もうれしく思うでしょう!
しかし使い方によっては、相手に悲しい思いをさせてしまうかもしれません…それは避けたい!!
というわけで、以下の点に気を付けてみてください! もしどうしてもこういったことをしたい場合は、事前に相談すると良いでしょう。
- 無断でそのキャラを殺害・大けがをさせる
どのキャラクターも、作った人が愛をこめて作ったキャラクターです!! 例えそれが悪役だろうが、セルリアンだろうが当てはまります。すべてのキャラクターは、あなたに殺されたりするために存在するのではありません。 とくに善良な人物やアニマルガールについては、そもそも殺す相談をすべきでないです。 |
- 無断でそのキャラを身体能力の比較対象にする。
例えば、あなたがとても強いキャラクターを作ったとしても、そのキャラの強さを引き立てるために、ほかの人が作ったキャラを引き合いに出すことは避けたほうがいいでしょう! もしかしたらそのキャラを作った人も強さにこだわりを持っているかもしれません。それなのにうちの子のほうが強い! という設定を勝手に付加されては困ってしまいます。 |
- 無断で悪役キャラでもないキャラに悪事を働かせる。悪戯をさせて悪者にする。
愛を込めて作ったキャラクターが、悪い子にされていると悲しいと思う人は多いと思います…。 そういった用途をする場合は、どういった悪いことをするのか等を製作者の方としっかり相談をして、実行すると良いでしょう! |
- 無断でそのキャラクターに対するオンリーワンの存在になる(親・子・恋人・等)
いきなり自分のキャラクターに子供ができたら、ちょっと驚いてしまうかと思います。 とはいえ、そういった関係性ができることに、悪い気がする方はあまりいないでしょう。こちらも相談があれば特に問題はないかと思います。 |
貴方がキャラクターやアイテム、施設を作った際、こういった要素を孕んでいないでしょうか?
シェアードワールドにおいて、このような属性を持つキャラクターは、設定同士が衝突したり、チートキャラクターが二人以上存在したとき、自分より強い存在がいることに納得のいかない人が喧嘩になったりと、争いの種になりやすいです…
そういったことにならないよう、最強要素を孕んだ存在は綿密に相談すべきでしょう!
- 最強・チート・絶対に負けないキャラ
シェアードワールドにおいて、そのようなキャラクターは争いの種になります。いわゆるメアリー・スーという存在です。 これは、キャラクターだけでなく、施設や組織にも同様のことが言えます。 強いものには必ず弱点を残したり、強さ全体を控えめにしたりすることで対処してください! 加えて、「最強」や「世界一」ではなく、「トップクラス」というように、強さをぼかすことも有用でしょう。 |
- 異能力を持った人間
ジャパリグループ・プロジェクトは、「現実世界に本当にサンドスターやアニマルガールがいたらどうなるか?」という題材の元作成されている節があります。そのため、基本的にJGPに登場する人間は普通の人間でしょう! 例えば、「大火炎魔法を撃つ魔法使い」「すべてを見通す預言者」「サンドスターを操り敵を倒すサイキッカー」「人間の様子を見に降りてきた神様」等は、そもそもの世界観を崩壊させています…。 それぞれ、「火を扱うトリックが得意なマジシャン」「業界では有名な占い師」「科学的にサンドスターを扱う科学者」「自分を神様だと思っている一般人等」、世界観に適した形にすると良いかと思います! |
- 総理大臣や大統領、他人が作った施設の所長等 オンリーワンの存在
オンリーワンの存在とは、世界観的に一人しか存在しえない役職を持ったキャラクターの事です! 内閣総理大臣の存在を作ってしまうと、総理大臣像に広がりがなくなる他、その総理が無能だった場合、JGPに存在する日本は無能で統一されてしまうことになってしまいます。それは、日本は有能であってほしいと思っている人にとっては、迷惑な設定となってしまいます…。 重要な役職を持ったキャラは、その分他の人に影響することになります。もし作成したいと思った場合には、批評で相談し支持を受けるか、あるいは、一般議員の一人等のように代替案にしてみるなどするとよいでしょう! |
おわりに
繰り返しますが、上記の要素は、JGPのシェアードワールドにおけるマナーであり、ルールではありません! なので必ず守るべきものではありませんが、こういった要素が嫌がられやすいということは意識として持っておいてください。
加えて、上記の要素を作りたいと思う場合は、可能な限りJGPDiscordや、サンドボックスにて相談を行いましょう。
そこで話し合うことによって、通常マナーにかかわる内容でも認められたり、より上手い設定作成ができるかもしれません。そして何より、起こるかもしれないトラブルや争いを事前に回避することができるでしょう。
では、みんなもマナーを守って楽しくJGP!
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