ジャパリとしょかんにて
かばん「うーん……」
サーバル「かばんちゃん、どうしたの?」
かばん「この本は何なのかな………って」
としょかんで何かの本を見つけたようだ
ボス「コレハパークノキロクダネ」
サーバル「なにこれなにこれ!」
かばん「だいぶ古いみたいだね……」
かばん「文字とか書いてあるみたいだけど、ボロボロでよく読めないね…」
サーバル「うーん、何が書いてあるんだろう?」
博士「それはパークの昔が書いてあるのです」
助手「書いてあるのです」
としょかんの主&島の長の「博士」ことアフリカオオコノハズクと「助手」のワシミミズクが話す
博士「詳しくはわからないのですが、ずっと昔……パークにまだヒトがいた時に記録された本のようです」
サーバル「なんかすごそう!」
かばん「うーん……このページも読めないみたいです」ペラペラ
ページをめくっていくと……
かばん「あ、このページはギリギリ読めるようですね」
サーバル「なになに?」
かばん「ジャパリパークはジャパリグループによって運営されています……」
かばん「パークは全部で11のエリアに分かれていて……ここはキョウシュウという名前みたいです」
サーバル「そんなにあるの!?」
助手「あるようです」
博士「もともとヒトによってここは管理されていて、「何か」があってここにはヒトがいなくなったようなのです」
助手「他のちほーはよくわかりませんが……」
博士「もしかしたらその「他のちほー」にヒトがいるのかもしれません」
サーバル「なるほどー」
助手「サーバル、本当にわかってるんですか?」
博士「怪しいのです」
サーバル「そ、そんなことないもん!」
かばん「……あ、これフレンズさんの写真みたいです」
サーバル「どれどれ?」
かばん「ラッキーさん、このフレンズさんは?」
ボス「コレハゴールデンハムスターダネ」
サーバル「見たことないフレンズが一杯いるね」
かばん「へー……」
ページを見るかばんちゃん
ドタドタドタドタ
アライグマ「アライさんが一番乗りなのだー!」
アライさんことアライグマが騒がしくとしょかんに入っていく
フェネック「アライさん、はやいねー」
それについてきたフェネック
アライグマ「やっと見つけたのだ!ばすt」
フェネック「アライさん、ここじゃまずいよー」
アライさんの口を塞ぐフェネック
アライグマ「んーんー!」
博士「そっちに行くのです」
助手「いくのです」
助手「サーバルはかばんを引きつけておくのです」
サーバル「う、うん!わかった!」
博士達は外に出た
かばん「あれ?皆さんは……」
サーバル「だ、大丈夫!夜行性だから!」
かばん「?」
博士「で、ばすてきなモノは見つけたのですか?」
アライグマ「これなのだ!」
アライグマ「さばんなの真ん中にあったのだ!」
助手「ほう……これは……」
博士「間違いないのです」
アライグマ「やったのだ!」
フェネック「よかったねーアライさーん」
アライグマ「ふはははーん!もっと褒めるのだ!」
博士「あとは我々の出番なのです」
助手「出番なのです」
フェネック「はかせ達はどうするのさー?」
博士「「ばす」を直すのです」
助手「ここからは我々の出番なのです」
博士「我々はかしこいので」
かばん「ラッキーさん、このフレンズさんは?」
ボス「ソレハ「シロイルカ」ダヨ」
サーバル「まだまだ一杯いるねー」
かばん「うーんでもヒトの写真はないみたいだね……」
かばん「ボロボロになって写真がよくわからなくなってるのが多いね……」
サーバル「うーん」
かばん「あっ、この写真は……」
かばん「「ミライさん」と…このフレンズさんは?」
ボス「コレハ「クロアシネコ」ダヨ」
サーバル「みゃみゃみゃ?」
かばん「僕、ヒトを探すのも大事だと思うけど他のフレンズさん達と一杯会ってみたいんだ。」
かばん「でも、正直不安で………」
サーバル「………かばんちゃんなら大丈夫だよ!きっと他のフレンズ達とも友だちになれるよ!」
かばん「サーバルちゃん…ありがとう」
助手「…………」
助手「早く「ばす」を完成させなければならないといけませんね」
博士「そうしないと「さぷらいず」に間に合わないのです」
博士「早く次の作業に取り掛からないと……」
助手「そうですね、我々はかしこいので」
アライグマ「「ばす」の外のピカピカはおまかせなのだー!」ゴシゴシゴシ
フェネック「おー流石だねアライさーん」ピカピカピカ
ビーバー「ええっと、そこの木はこう重ねて組み立てて……あまりずれると壊れるから……」
プレーリードッグ「こうでありますか!」
ビーバー「イイ感じッス」
ツチノコ「ここのパーツはこうで……あ゛あ゛あああっ!そこは違う!」
スナネコ「えー」
博士「もっともっと頑張るのです、終わったら「りょうり」が待ってるのです」
助手「てきぱきやるのです」
博士「動いた後の「りょうり」は格別なのです」
助手「働かないと食べさせないのです」
こうしてフレンズ達により「ばす」は直りつつあるのであった
続く
作 ダイヤモンド
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