クスシヘビ「イギア」

ページ名:クスシヘビ

 

 

「あなたは本当に治りたい? それならわたしはそれをぜひ手助けしよう」

和名(英語名 / 学名)

クスシヘビ(Asculapius snake / Zamenis longissimus)
 

個体名

イギア(Ygeia, Υ...)イギア(Ygeia, Υγεία。アスクレピオスの娘「ヒュギエイア Ὑγίεια, Hygieia」の現代ギリシア語語彙に由来。意味は「健康」)
 
 

概要

 クスシヘビは、中央ヨーロッパに生息している有鱗目ナミヘビ科クスシヘビ属の無毒ヘビで、ヨーロッパに生息するヘビでは最長クラスの2mにまで成長する種のひとつです。中央ヨーロッパから東ヨーロッパ南部においては一般的なヘビであり、ギリシャ神話において高名な医者であったアスクレーピオスとともに星座(へびつかい座)にもなっています。また、それに因んだ「アスクレーピオスの杖」は現在、医学のシンボルともなっており、界保健機関(WHO)等の医療関係組織に採用されています。
 クスシヘビのヒト化動物個体は、ジャパリ蛇族研究所に持ち込まれたクスシヘビ10匹*中1匹に対するサンドスター人為接触実験**の際に発生しました。変成当初より古典的な医学や薬学についての断片的な知識を持ち、自らの身体的な変化に対してそれらを用いて一つ一つ検証するなど、研究者然とした行動に出ていました。
 また、彼女は変成当初から自らがヒュギエイアと呼称されていたことを自覚しており(ここで自我が発生していることが簡易的に観測された)、しかしそう呼ばれることを一度拒否し、現代ギリシャ語の語彙として自ら訂正し、イギアと名乗るようになりました。彼女がどこから古典ギリシャ語及び現代ギリシャ語の知識を、その新旧の時間感覚を含めて得ているのかは不明です。
*クスシヘビ10匹*クスシヘビ10匹
欧州からジャパリグループに提供されたクスシヘビ10匹は、それぞれアスクレーピオスを父、エーピオネーを母とする10人家族の個人名を与えられていた(クスシヘビ10匹中アスクレーピオスとエーピオネーを親とするヒュギエイア、パナケイア姉妹以外、実際の血縁関係でない)。それぞれの個体名はアスクレーピオス、エーピオネー、ヒュギエイア、パナケイア、イアソー、アケソー、アイグレー、マカーオーン、ポダレイリオス、テレスポロスである。
**サンドスター人為接触実験**サンドスター人為接触実験
蛇族研究所におけるサンドスター人為接触実験は、毒蛇が人体の構造を得た場合における有毒成分の分泌の構造や、それ自体による人体への影響を調べるために実施を計画された。しかし、当該の有毒成分がヒト化の際に即効性をもって人体に影響する可能性が否めなかったため、まずは複数種類の無毒蛇によりヒト化の実験が行われた。クスシヘビの人為接触実験はこの時実施された。当初は個体名アスクレーピオスに対して実施される予定であったが、個体名エーピオネーとともに規定の健康状態を満たすことができず、結果個体名ヒュギエイアに対する実験をすることとなった。当該実験から5日後に毒蛇のヒト化動物が発見されたため、固有の有毒成分が当該個体の人体に影響しないことが判明し、人為接触実験は一足飛びで毒蛇へのサンドスター接触へと段階を進めるに至った。
 
 クスシヘビは現在同研究所でスタッフの補助をする傍ら、医学や薬学の知識を向上させるべく通信教育を用いて日々勉強をしています。ジャパリ中央女学院(試験解放区内)の卒業資格を持ち、とても優秀な成績で卒業をしていますが、彼女にとってそれは医学技量の向上の一手段に過ぎないため、特にそれを誇っている様子はありません。

性格

 性格は、他のヒト化動物どころか、一般的な10~20代のヒトと比べても思慮深く、そして厳格であるといえます。プライベートでは静かで暖かい場所に独りでいることを好みますが、コミュニケーションを拒むほどではありません。ヒトの文化をよく理解しており、主に医療系サスペンスなどの小説やドラマを視聴しています。医療従事者としての意識から、誰に対しても平等な接し方を意識してはいますが、種の天敵であるイタチ科、キツネ等の動物からのヒト化動物に対しては、少し苦手意識があるようです。とはいえ、医療関係でコミュニケーションを図ることができた場合、そちらへの集中力が発揮されるため、その苦手意識は身を潜め、平常心を取り戻すことができます。
 なお、最新の電子機器の取扱は若干苦手であるようです。

身体能力

 身体能力としては、登攀能力が他のヘビを含む爬虫類の中では極めて高く、時折木に登ってプライベートの時間を謳歌していることがあります。これは種の特徴でもあり、相応の摩擦さえ確保できれば、枝のない木や建物でも上ることが可能であることに由来していると考えられます。また、握力が強く、ヒトほどの器用さはないものの、物をつかむ、絞る、絞めるといった行動は、他のヘビのヒト化動物同様得意分野になります。

 所持している杖は、その本体に蛇が巻き付いている意匠が施されており、彼女はこれが本当の「アスクレーピオスの杖である」と主張します。この杖はサンドスター由来心理具現物質(いわゆる「けものプラズム」)であり、通常の硬質な木の杖とほぼ同等の硬度を持っていますが、場合によってはそれを凌駕する硬度を持つことがあります。この杖は象徴的な物品であり、しかしこれを打撃武器等として使用することを妨げません。
 

食事習慣について

 食事の際は基本的に何でも一飲みにしようとして、人体の構造上それができないことによる摂取の失敗がたびたび起こります。食器の使用に問題はないものの、食物のひとくちの大きさが自分の咽頭の直径より大きいことがままあり、またあまり咀嚼をしないので、よく飲みこめずに右往左往しています。食物を咀嚼することが苦手であるようで、意識的にひとくちを小さくしようとしてはいるものの、次第に大きくなっていく傾向にあります。
 

同時に持ち込まれた他のクスシヘビとの関係同時に持ち込まれた他のクスシヘビとの関係

 ヒト化動物への変成以来、同時に研究所に持ち込まれた他のクスシヘビを親しい存在のように思っており、職員による世話によく同行しています。特に神話上両親の名を与えられた2匹の個体及び個体名パナケイアに対しては、明確に会話をしているような素振りを見せます。この両親2匹は人為的に繁殖された個体であり、個体名ヒュギエイア、パナケイアの2匹は明確にこの2個体の子です。
 他の個体に対しては、簡単な声掛けを行っているように観測されるものの、明確に言語的コミュニケーションを行っている素振りは見られませんでした。先述の4個体及び個体名テレスポロス以外は、欧州各地で発見、保護された個体であり、個体名テレスポロスは日本国内でペットとして飼育されていた個体が、所有者の死亡及び親族の意向で保健所経由でジャパリ蛇族研究所に移管された経緯があります。
 イギアは他のクスシヘビ個体を、親以外については対応する現代ギリシャ語の語彙、またはそれに基づく愛称によって呼称しています。具体的には、パナキア(パニア)、イアソ(ヤース)、アケソ(アキス)、エグリ(エーリ)、マハオン(マック)、ポダリリオス(ポリー)、テレスフォロス(フォロ)のように呼んでいます。
 なお一般的に、クスシヘビを含む多くのヘビは産卵後子育てを行うこともなく、血縁を意識するような行動を取ることはないとみなされています。しかし、個体名アスクレーピオス及びエーピオネー並びにパナケイアは、ヒュギエイアのヒト化動物への変成以降明確に、良好な仲で生活しているように観察されています。
 ヒト化動物への変成が当該個体の血縁者に与える影響についての研究が必要であると考えられます。

容姿

 人間体の身長はおよそ163cm。ヘビのヒト化動物に一般的に見られる、頭部を象った緑褐色のパーカーを着用しています。その上に日常的に白衣を着ていますが、これは自らを「医療従事者」とみなしていることに起因し、ヒト化した際に要求したものです。20██年末までに、譲渡や購入といった方法で計6着所有しているとのことです。また、術衣のようなパンツを着用しており、パーカの下にこれとセットと見られる衣類の存在が示唆されています。腰椎付近からは緑褐色の尾状器官がサンドスター由来心理具現物質により発生しており、クスシヘビそのもののような形状の鱗でおおわれています。尾状器官に総排出腔の構造は見られませんでした。

 

野生解放

キュリクス・ヒュギエイアスΚύλιξ  Ὑγιείας(ヒュギエイアの薬杯)キュリクス・ヒュギエイアスKylix Hygieias(ヒュギエイアの薬杯)

 杖が蛇の巻き付いた高坏にシームレスに変形し、それに満たされた薬液を摂取させ、その後遅滞なく休息させることで、疲労や怪我からの著しい回復を行います。この回復を受けた者は、全身、特に患部(病気や機能が低下した内臓を含む)が熱を持ち、体力が充実する感覚があると主張、その後の行動が一時的ではあるものの精力的になりました。これは体力が充実したことによる精神的な余裕に起因していると考えられています。通常はこの熱が引くまで安静にしている必要があるようで、熱を帯びたまま行動すると後述の副作用を惹起させます。薬効は平均して30分から1時間で切れます。

 当該薬液を摂取し、精力的な感覚のまま通常時よりも強度に(或いは通常時と同様に)身体を動かした状態でその効果が切れた場合、身体的な著しい疲労を自覚し、その後の行動にも支障が出てしまうことがあるため、緊急時を除く摂取後の無理な行動は推奨されません。これは、当該薬液の副作用とみなされています。

 薬液は当該個体のサンドスターばかりでなく、周辺環境からも回収して変換しているとみられています。この状態変化は、薬杯に薬液が満ちるまで継続し、且つこの継続時間は当該個体により下方に任意で変更することが可能であると見られます。薬液は概ね透明で、黄色から黄緑と形容される色彩を帯びています。味や香りは一定ではないものの、香りについてはおよそ「若草のようである」という表現が摂取者の約半数から述べられました。薬液の味は摂取者によって異なり、また同一摂取者であっても摂取のたびに変わっているようですが、どの味であっても、嫌悪感を覚えるものではないと評されています。なお、ジャパリフーズによる味覚センサでの測定を行った結果、各数値が測定の都度大幅に変化し、味の再現のための有意な結果は出ませんでした。

 生成された薬液はすべて飲み干すよう当該個体より促される場合が多いですが、薬杯の容量が約2300mlと多く、またその浅く広い形状から溢れやすくもなっており、すべてを飲み干すことは一般的には困難です。薬効は、少なくとも約200mlの摂取で明確に出始め、最も効果的に体力や負傷からの回復が見込める薬液の総量は、平均約568mlでした。それよりも過度に多く摂取した場合、膨満感や嘔吐感を覚える対象者が多くなり、体力の回復こそ果たされるものの、以降の気分の高揚は限定的になり、最悪の場合沈降することもあります。これは視床下部腹内側野(満腹中枢)の働きによる通常の摂食行動の抑制であると見られます。

 野性解放時に変形する当該器物の名称は、同様にキュリクス・ヒュギエイアスと呼称され、野性解放能力の存在を知った当該個体が、担当者に能力の概要を説明しているときに言及されました。

 

面接記録

+第1回心情把握面接記録- 第1回心情把握面接記録 (書き出し。発言時刻については省略)

 

個体名ヒュギエイアがヒト化動物に変成してから約75時間後の日本時間午前7時20分に実施された。
 
実施者:ヒト化動物研究部クスシヘビ担当責任者 三土█(管理権限3)
面接対象者:クスシヘビ 個体名ヒュギエイア(イギアを自称)
 
三土(以下、発言者欄において「三」と表示する):おはよう、イギアくん。さっそくだが、始めるよ。今日は体調はどうかな?
 
ヒュギエイア(以下、発言者欄において「ヒ」と表示する):おはよう、ミツチ先生。今朝は、ちょっと眠いね。それ以外はまあ、ピンピンしてるけど。それにしたって朝早すぎるんじゃないかな、この面接。
 
三:僕もそう思う。でも、君は変成後間もないってのに、寝る間も惜しんでるように色んな情報を読み漁っているね。睡眠はしっかり取らないと、精神を破(や)ってしまう。それは、君の名前としても本意じゃないだろう?
 
ヒ:そうだね。実を言うと、3日あればこの体に慣れるかなと思ったけど、なかなかどうしてうまくいかない。眠るのだってそう。わたしにとって、瞼を閉じるっていう感覚は未だに新鮮で、それすらも思考を放棄させてくれないんだ。
 
三:こればっかりは慣れるしかないとは言え、記録されている睡眠時間が変成から今まででトータル6時間ちょっとくらいしかないのは、やはり問題だ。しばらくは睡眠導入剤を処方しよう。それと、睡眠訓練も計画されてるから、少し自由時間が減ってしまうが、君の健康のためだ。意欲的に寝てくれると助かるな。
 
ヒ:意欲的に眠る、ねぇ。……難しい注文だね。
 
三:瞼を閉じることですら思考の継続を助長するなら、そうしないように訓練するしかないからね。最初は厳しいだろう。開始当初はむしろ日あたりの睡眠時間が減ってしまうかもしれない。
 
ヒ:……本末転倒じゃ?
 
三:中長期的に成功すれば、短期的な睡眠の多寡は問題じゃないのさ。要は、君がちゃんとしたヒトとしての睡眠習慣を身につけられればそれで解決だよ。ヘビそのものだった君にそれを言うのは酷かもしれないけどね。
 
ヒ:まあ、……やってはみるよ。あまり期待はしないでね。
 
三:君との今日最初の会話で「眠い」っていうワードが出てきたから、期待をするなというのはいささか無理な注文だな。なんならシエスタと洒落込んでもいいかもしれない。まあいいか。さて、他に何か気付いたことはあるかな。
 
ヒ:うーん、ああ、そうだ、質問が。
 
三:どうぞ。
 
ヒ:本当にこの体は、食べ物の丸呑みには向いてないのかい?
 
三:……質問の意図を測りかねてるけど、一般的には向いてないね。
 
ヒ:やっぱりそうか……。
 
三:何か問題があるようだけど……、これはあれか、ヘビだった頃の食事習慣が現在も抜けなくて、たびたび食べるのを失敗してるか、物足りないか、といったところかな。
 
ヒ:……正解。すごいね。
 
三:伊達にアニマルガールの健康管理はやってないからねえ。まあ、多い問題ではあるよ。特に動物だった頃の記憶が鮮明であればあるほど、ヒトである状態での食事に違和感を覚えてしまう。記憶を継続していない個体の方が、逆説的には食事がヒトのそれに向いてると言えるかもしれないね。ああ、あと、ヒトは基本的に、ナマの食材をそのまま食べることはまれだ。例外は数多いけどね。で、僕は君の食事の光景を伝聞でしか知らないんだけど、やはり丸呑みしたいのかな。
 
ヒ:丸呑みしたいというか、……そうだな、飲み込むときに喉そのものを圧迫される感じ、というのかな、それが強かったら、食事ももっと満足になる、のかな。
 
三:なるほどね。そうだなぁ、今日の昼食は、君とご一緒してもかまわないかな?
 
ヒ:え? ……まあ、構わないよ。わたしを観察でもするのかい?
 
三:条件をつけるんだ。話をしながらの食事で何か変わるんじゃないかと思ってね。
 
ヒ:フムン。たしかに、今まで一人で食べていたわけだし、その場合というのは未体験だ。おもしろい話ができるといいね。
 
三:同感だね。じゃあ、昼のスケジュールも決まったことだし、今朝はこれで切り上げようか。話す時間は充分にある。
 
ヒ:賛成。昼食まで、またここにいればいいかな?
 
三:初期経過観察は明日の朝までだからね、窮屈ではあろうけど、あと24時間頑張ってくれ。
 
ヒ:まあ、本とかを読んでれば、あっという間に時間が過ぎていくから、そこまで苦じゃないかな。
 
三:実をいうと今日、君の午前中の予定が何もなくなってしまったんだよ。予定されてた検査が機材トラブルでできないみたいでね、他のことについても、予約が取れなかった。つまり暇ってことだね。寝落ちしても何も言わないから、昼まで寝るのも選択肢の一つだ。
 
ヒ:じゃあ、ベッドでゆっくり読書と洒落込むよ。
 
三:うん。それじゃ、何かあったら言ってね。また昼に。
 
ヒ:また昼に。
 
//終了
 
この面接を受けて、当該個体には睡眠導入剤が1週間分処方され、翌日午後から睡眠訓練が実施されました。

執筆:三土 ██

 

 

「あなたは本当に治りたい? それならわたしはそれをぜひ手助けしよう」「でも、行動するのはあなた自身だ。それを間違ってはいけないよ」

クスシヘビ「イギア」をあなたの創作に於いて使用する際の手引きクスシヘビ「イギア」をあなたの創作に於いて使用する際の手引き

①菊狛により作成されたキャラクタ(以下、「当該キャラクタ」という)は、その名称・容姿・人物像等の権利を作者である菊狛が所有しています。

 

②当該キャラクタについては、ジャパリグループプロジェクトの規約、ガイドラインのほかに、以下においてその使用が許可されます。本条文における許可の範囲内での当該キャラクタの使用については、菊狛への連絡なく許可されます。

ただし、当該キャラクタへの悪意に基づく改変又は当該キャラクタを使用する上で最新の状態から著しく逸脱する改変その他菊狛が許容できないと判断した使用については許可されません。

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2、当該キャラクタと、これから創作しようとする作者によりJGP行為者として既に作成されたキャラクタ(以下、「自作キャラクタ」という)とのコミュニケーション。

3、当該キャラクタと自作キャラクタを除くキャラクタで、当該創作に於いてJGP行為者として使用することが許可されているキャラクタ(以下、「第三者作キャラクタ」という)とのコミュニケーション。

4、作中における当該キャラクタについての言及又は示唆。

5、当該キャラクタの容姿、生物学的特徴又は人物像等の一部改変。

6、その他菊狛が特に禁止していないもの。

 

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菊狛は当該使用希望を受けた場合は速やかに使用の可否及び許可できる場合の許可の範囲を判断し、当該作者に連絡をするものとします。また、当該使用希望のみでの判断が難しい場合、直接当該作者に聞き取りをするものとします。

許可を受けた者は、作中に許可された旨を明記するものとします。ただし、許可の範囲が指定されていた場合、当該範囲も併記するものとします。

当該作者は不許可並びに許可範囲に対する不服申し立て及び許可範囲の拡大又は変更を要求することができるものとし、菊狛は当該不服申し立て及び要求があった場合は当該作者と協議し、可否について判断するものとします。ただし、1作品に対して過大な回数の不服申し立て等があった場合、菊狛は当該不服申し立て等を拒否できるものとし、拒否後も不服申し立て等が続く場合、菊狛はジャパリグループプロジェクト運営に対する通報を含めた対抗措置を執るものとします。

 

④前2条に反して無許可で当該キャラクタを使用したこと又は許可を受けた範囲を逸脱して当該キャラクタを使用したことを菊狛が発見し、又はその旨の通報を受けた場合、菊狛は当該作品の作者に対して改善要求をできるものとします。

当該改善要求から48時間以上経過しても明確な改善が見られない場合、菊狛はジャパリグループプロジェクト運営に対して当該使用のある創作物の削除について発議できるものとします。ただし、当該作品の作者は、改善のために48時間以上かかると判断した場合、菊狛と調整の上、調整時点から168時間(1週間)を限度として猶予期間を延長することができるものとします。

 

⑤当該キャラクタは予告なくその内容が変更されることがあります。変更前の当該キャラクタに基づいた創作物については変更後の当該キャラクタ設定に合わせて修正する必要はありません。

 

⑥この手引きは予告なく変更されることがあります。変更前の条文において許可されていた創作物については、変更後の条文に合わせて修正する必要はありません。


アニマルガール カントー 爬虫類 ジャパリ蛇族研究所

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