セルリアン管理番号: CEL-1-906/AC
種別名: Aranea Capiens
世代区分: 第1世代
脅威レベル:4(危急避難)
駆除状況: 未駆除
通称: キャプチャー
大きさ: 全長4m
規定対応手順: CEL-1-906/ACの巣が封鎖区域の"密林"などの深部にて一部でも確認された場合、ドローンによる偵察で正確な巣の位置・全容を特定し、一定以上の戦闘能力を持つセルリアンハンターのアニマルガールを複数名派遣して駆除を行ってください。CEL-1-906/ACが噴出する糸、それを用いて樹上に構築する巣は接着力と強度が強く、150N以下の牽引力では引き剥がす事が出来ません。万が一CEL-1-906/ACの糸に触れてしまった場合、随伴しているアニマルガール数名に牽引、若しくは糸を破壊させてください。
CEL-1-906/ACの巣が確認された地域は欺瞞情報"猛獣出現"を用いて封鎖してください。
説明: CEL-1-906/AC "キャプチャー"ははパーク内部事件B-057CL"女王セルリアンによるパークセントラル襲撃事件"(以下、単に"女王襲撃事件"と呼称)以降に出現が認められた第1世代区分の内、大型セルリアンとして知られる個体です。女王襲撃事件の最中は現在より小さい個体が広範囲に渡り確認されていましたが、現在は封鎖区域の深部のみで確認されているのみです。
キャプチャーの形状、容姿はジョロウグモと良く似た大きな蜘蛛のような形のセルリアンです。体色は艶のある紫色で目は赤く8本の足の他に、糸に引っかかった獲物を手繰り寄せる為の用途を持つ小さい足が頭胸部下部に一対存在しています。丸みを帯びた腹部はサンドスターで構成された強靱な糸を貯蔵しており、噴射する事によって巣の構築や獲物の捕獲に使用します。
口は通常の蜘蛛のような形状ではなく、脊椎動物の様に上下に開くギザギザとした口の中にムカデの顎肢の様な器官と蚊の口吻に似た器官を有しており、それぞれ攻撃用、食事用の用途が存在しています。
体はやや頑丈かつ軽量ですが、関節などは柔らかい為切断ないしは破壊が可能です。
キャプチャーはテリトリーと定めた地域に自身の拠点として糸を張り巣を構築します。基本的に巣は木々の間の高い位置に構築され、巣の下部に葉などを貼り付ける事によって隠密性を向上させることが確認されています。巣を完成させるとキャプチャーはその場所に定住する為、あまり移動する事はありません。
巣の近くには必ずテリトリー周辺の地面にマーキングの糸が吹き付けられているため発見した場合、それを目印に大まかな巣の位置の特定が可能です。
アニマルガールに対し攻撃を行う際には基本的に自分が待ち伏せしている巣を通過する際などに奇襲し、ぶら下がりながら降下し対象に糸を巻きつけてから巣まで拘引するという手順を踏み、捕食または巣に吸着させ保管します。
捕獲に失敗した場合には長い足を使った動きで翻弄しつつ積極的に糸を使って再度捕獲を試みますが、激しい抵抗を受けると攻撃用の顎肢を口外にまで露出させて対象に致命傷を与えようと試みる為、獰猛な行動が目立つ様になります。
反面、蜘蛛の一部が有している様な毒などは有していない様で、戦闘時の動きも単調な物が多く、搦め手もバリエーションに欠けるためキャプチャー自体の戦闘能力は然程強くありません。万が一にアニマルガールが単一で遭遇しても対処は可能ですが、強靭な糸の存在やキャプチャーの体格は無視できるものではありません。単独で遭遇或いは巣を発見した場合、その場から直ぐに退去してください。
柔らかい関節や腹部が弱点となっており、その部位の破壊を進める事が駆除の際の基本的な手段となっています。
駆除されたキャプチャーが消滅する際、キャプチャーが構築していた巣も同時に消滅します。
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