「うむ、参ろうぞ!」
アニマルガール情報
アニマルガール管理番号: 0008492
動物名: 汗血馬
愛称: 赤兎馬 セキちゃん
所属: 無し
管理権限: 0
アニマルガール概要
-性格について
赤兎馬は豪快で、とても真っ直ぐな性格をしています。良く言えば素直で一途。悪く言えばやや判断力に欠け、冗談が通じないタイプです。何事も地位より実際の能力で相手を判断するため、初めて出会った相手とは中々打ち解けず、初対面の人物からはやや近寄りがたい印象を持たれています。
しかし一度彼女と打ち解けられた場合には、持ち前の面倒見の良さを以って接する為、彼女と親交が深い人物、アニマルガールからの評価は悪くありません。
一度心から信用した人物は何処までも信用する程に実直で非常に騙されやすく、良く嘘を付かれてはあしらわれる事が有ります。
この様な性格になった要因としては、赤兎馬を最初に乗りこなしていた武将「呂布」の性格が多少ながら反映されている物とされています。
-愛称について
上記の性格や、汗血馬と推定される特徴を持つ事、『三国志』および『三国志演義』に登場した『赤兎馬』であると主張した為、当該アニマルガールを歴史上、二人の武将の愛馬であった赤兎馬と断定。以降、正式な文書内で彼女を呼称する際は『赤兎馬』の名が用いられて居ます。
特に親しい関係の人物からはセキちゃんと呼称されて居ますが、出会って間も無い人物からセキちゃんと呼ばれる事は嫌います。 しかし言い包め説得をした場合はセキちゃんと呼称する事を快く承諾する様です。
-外観について
赤兎馬の名の通りに髪色や瞳は紅く、まるで燃え上がる焔の様だとも形容されます。キリッとした目付きですが無愛想という事はなく、表情は豊かです。
服装は軽量ながら頑丈な鎧で身体、腕などを覆っており、腹にはコルセットに似た装備をベルトで固定して居ます。 足には長距離の移動に最適な靴を、腰には緑色の装飾がつけられた鎧が装備されて居ます。
彼女の代名詞とも言える青龍偃月刀は強度、切れ味共に優れており、ある程度の硬い物質なら怪力と共に強引に切断してしまうことも可能です。
-誕生・発見について
ナカベエリアにて、来園者である麗麗が持ち込んで居た三国志の歴史書の赤兎馬について記述されていたページにサンドスターが直撃、直撃したページのみアニマルガール化、赤兎馬のアニマルガールが誕生した様です。誕生した際に立ち会っていた麗麗を敵と誤認し喧嘩に発展しましたが、途中で赤兎馬が腹を空かせた際に食事を提供した事で自体は沈静化、以降麗麗に対しては最初の恩人として認識しています。
-生活について
普段は一人でサバンナ地方などの平地が続く場所を走り回っている様子が確認されます。障害物が多過ぎない、広々とした場所を好む様です。
彼女は高い身体能力を持って軽やかに走り、中規模の段差や川なら飛び越えて対岸に進み、エリアを跨いだ移動には苦痛を示す様子はありません。貰い受けたパンフレットを片手に旅し、パークの色んな場所へ遊びに行くのを日課としています。行く先々で出会った人物とは打ち解ける場合もあれば、口論になり蟠りを持たれたままの場合もあります。
また彼女は旅の醍醐味として、走る事、観光地の光景を見て回る事を何よりの楽しみとしており、度々見てきた事を親しい関係の人物に報告しています。
名称 | コメント |
---|---|
肉まん |
「余が初めて食った料理だ。我が身に入って来た、草以外の歯応え、 熱さ、香しい匂い、そして何よりあの味! 余は一生忘れられぬ。肉まんの名も、存在もな」 |
ラーメン | 「ずるずると啜ると食いやすいのう。スープもまた美味いものだ」 |
チャーハン | 「麗麗が作る奴は中々に美味だぞ、あいつの炒飯を食うとやる気がもりもり湧いて来よるわ」 |
天津飯 |
「食ってから気付いたが、アレは中国の料理ではないのだな。 それでも余の舌を唸らすとは、匠の国の所業であるな!」 |
麻婆豆腐 | 「辛く、食うと身体が何時も温まるのだ。寒い時にはこれを食らっているものよ」 |
マンゴープリン | 「ごく最近の料理だが、あの甘さは余の舌にも合うのう!」 |
リンゴ | 「あれは無償に美味であるが、やはりがっつりと喰えるのが素晴らしい点である」 |
角砂糖 |
「小さいし質量も少ないが、舐めたりしゃぶったりしていても飽きが来ぬわ。 手持ち沙汰の時に良く舐めて居るぞ」 |
アイスクリーム | 「ばにら!ばにらが特にうまい!!」 |
チョコ | 「あの渋い様な甘さ、あいすの爽やかな甘さと違う甘さ…なんとも素晴らしい」 |
パフェ | 「甘い物が愉しめる贅沢な品よ。ぐらすの底まで貪り尽くさずにはおられん!」 |
桂花陳酒 |
「キンモクセイの香りが堪らんわい。飲むと…素晴らしく、とても、さ わ や か、 と形容したくなる味わいと、正に一粒に二度味わえる酒であるぞ!」 |
-身体能力
一日で千里を駆けたとされる赤兎馬の脚力はアニマルガールと化した現在でも顕著で、長い距離を休憩なしに走行する事が可能な程の耐久力を持っています。これには赤兎馬自身の体力によるものも多く、一度走り出したら止まらない性格もあって盤石な走りを可能としています。愛用している青龍偃月刀の扱いにも長け、棒高跳びの棒の様に扱い跳躍を補助する等、戦闘時以外にも活用しています。
反面水中などの移動には慣れておらず、運悪く川に転落して流されている様も目撃される事が稀にあります。
-野生開放能力
彼女の野生解放能力は気合を入れ、機動力と、全体的な力を底上げする能力です。下半身を覆う様にけものプラズムが赤い馬の身体を形成し、走行速度を上げる能力は驚異的で、「一天四海を駆けし英傑」と呼称されます。
野生解放時、赤兎馬は突進しながら青龍偃月刀を振り回し、障害物などを蹴散らして進んで行くスタイルを取り「猪突猛進」を地で行く移動方法が目立ちます。
増大したパワーを持ってあらゆる物を薙ぎ倒し、単調ながら暴力的に突撃して行く様は、フィクションなどで見られる勇猛な武将のイメージ像を彷彿とさせるほどの勢いで、この状態になると赤兎馬の感情が沈静化するまで停止する事がありません。
その分赤兎馬自身にかかる負担もかなり多く、野生解放後は最低でも二日間の休養が必要になります。
この能力は赤兎馬が敵と見做した存在を「征圧」すると言う感情が高ぶった時に発現されます。誕生して間もない頃はこの能力が暴発した事態も僅かながらありましたが、現在はよほどの事がない限り、彼女が野生解放するといった事は無い為、近年での発現は確認されていません。
ちなみに、「征圧」する事に関して彼女は以下のコメントを残しています。
「理由も無く、無闇矢鱈に他者を苛めるのは暴力だ。 だが親しい者に危害を加える敵を討ちのめし、危機を潰すのなら、それは「征圧」よ」 |
-本人インタビュー
カントーエリアのある公園にて、ラッキービーストが記録した赤兎馬と麗麗の会話の記録です。
<00.01.80 再生開始>
赤兎馬: それでな、この間行ったミチアトとかいう場所が存外に楽しめたのだ。
赤兎馬: あーけーどげぇむ?がな、やっていて特に心が燃え上がったものよ!
麗麗: へえー、セキちゃんもゲームやるのネー。筐体とか蹴ってないアル?
赤兎馬: 間違っても蹴っておらんわ!余がそんな傍若無人な振る舞いを取るとでも?
麗麗: いやいやぁ、最初会ったときのアレ経験した後じゃあ心配にもなるネ。
赤兎馬: ム…未だに心配が拭えぬのならこの赤兎馬、お前に実力を再び実演してみせよう!
麗麗: ホラぁそういう所ヨ!やっぱコワイアル!!
麗麗: セキちゃんこわいヨー!
赤兎馬: むぐっ…ではどうすれば良い?!どうすればお前の恐怖を解けるのだ!
麗麗: とっ、とりあえずー、てへってウィンクするね。そうしたら安心しちゃうアルよ!
麗麗: ほらっ、片目をこうやって、カワイく瞑るだけ!ね、簡単簡単!
赤兎馬: むむ、うぃんくか。やってみよう。
麗麗: [鞄から手鏡を出し]
赤兎馬: んん…出来ているか?
麗麗: んー、両目じゃなくて片目だけネ。あとめっちゃ可愛く!
赤兎馬: ぐぐん…んぐっぐ…存外に難関だ…!
麗麗: ほらほらー、頑張ってー、頑張ってー
赤兎馬: クソッ、あの片目だけ瞑るのはどうやればいいのだ。 [両目をしばしばさせ]
赤兎馬: [暫くの間、悪戦苦闘]
麗麗: んー、まだ難しいみたいネ。
赤兎馬: むむ…うぃんくとやらが出来たら、余も何かが変わるはずだ…
赤兎馬: …ならばこの1ヶ月、この時間をうぃんくの会得に費やすぞッッ
麗麗: おおっ、期待しちゃうヨ!セキちゃん!
赤兎馬: うむっ、必ずやお前の恐怖を払ってくれようぞ!
麗麗: ウフフ、そんな偉い子のセキちゃんには肉まん2個あげちゃうネ!
赤兎馬: おおっ!麗麗、感謝するぞ!
<00.06.02 再生終了> |
-友好関係の特筆事項
来園者の麗麗には最初に出会って食べ物を分けてもらった事も有り、特に友好的な印象を持っている様です。彼女の「料理の実力」を評価し、よく麗麗に中華料理をねだる様が観察されています。最近では二人で一緒に回っている事もあり、観光がてら麗麗が赤兎馬にジャパリパーク内部の観光用施設について教えている様です。
因みに赤兎馬が最近になって使い始めた財布は、彼女からプレゼントされたものの様です。
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